昨日の朝日新聞に、「インフルエンザの歴史見ると 大流行の影に豚 人・鳥のウイルス混ざる場にも」という記事がありました。
豚は鳥がかかるインフルエンザ、人がかかるインフルエンザの両方にかかるのだそうです。
過去に大流行したインフルエンザも、よく調べると豚が発生に関わってきたことが分かってきました。
1918~1919年 スペイン風邪
スペイン風邪が始まったアメリカ北西部で、1918年1月に豚のインフルエンザが流行しており、喜田宏・北海道大学教授はここで豚から人間に広がったと考えています。
1957~1958年 アジア風邪
喜田教授の遺伝子解析で、人のウイルスと鳥のウイルスが、豚の体内で混ざってできたことが分かっています。
1968~69年 香港風邪
人のウイルスとカモから来たアヒルのウイルスが、中国の豚の体内で混ざってできたことが、同様に分かっています。
以上の3大流行のうち、最近起きたアジア風邪と香港風邪は、豚はウイルスが混ざる場となっただけで、ウイルスは鳥のものでした。
豚のウイルスは、人には本来感染しないものですが、変化が起きると感染の可能性が出てくるそうです。
1976年に、アメリカ兵が豚のウイルスに感染して1人が亡くなりましたが、拡大はしませんでした。
伊藤寿啓・鳥取大教授は、「人に適応するまでの変化が完全ではなかったためだろう」と説明されます。
今回の新型インフルエンザは、豚ウイルスが主で、鳥と人のウイルスが混じっていると考えられています。
「今回は豚ウイルスのアミノ酸がわずかに変わり、人の細胞に結合しやすくなったと見られる」と田代真人・国立感染症研究センター長は指摘されます。
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今まで鳥インフルエンザを注意と言われていたのに、突然、豚インフルエンザが流行となり、どうしてだろうと思っていました。
今まで伝えられなかっただけで、豚はインフルエンザの大流行にずっと関わってきていたのですね。
豚を鳥や人と接触しないで育てるのは難しそうです。
発生を防ぐ手立てよりは、発生したときの対応を考えるということなのでしょうか。
豚は鳥がかかるインフルエンザ、人がかかるインフルエンザの両方にかかるのだそうです。
過去に大流行したインフルエンザも、よく調べると豚が発生に関わってきたことが分かってきました。
1918~1919年 スペイン風邪
スペイン風邪が始まったアメリカ北西部で、1918年1月に豚のインフルエンザが流行しており、喜田宏・北海道大学教授はここで豚から人間に広がったと考えています。
1957~1958年 アジア風邪
喜田教授の遺伝子解析で、人のウイルスと鳥のウイルスが、豚の体内で混ざってできたことが分かっています。
1968~69年 香港風邪
人のウイルスとカモから来たアヒルのウイルスが、中国の豚の体内で混ざってできたことが、同様に分かっています。
以上の3大流行のうち、最近起きたアジア風邪と香港風邪は、豚はウイルスが混ざる場となっただけで、ウイルスは鳥のものでした。
豚のウイルスは、人には本来感染しないものですが、変化が起きると感染の可能性が出てくるそうです。
1976年に、アメリカ兵が豚のウイルスに感染して1人が亡くなりましたが、拡大はしませんでした。
伊藤寿啓・鳥取大教授は、「人に適応するまでの変化が完全ではなかったためだろう」と説明されます。
今回の新型インフルエンザは、豚ウイルスが主で、鳥と人のウイルスが混じっていると考えられています。
「今回は豚ウイルスのアミノ酸がわずかに変わり、人の細胞に結合しやすくなったと見られる」と田代真人・国立感染症研究センター長は指摘されます。
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今まで鳥インフルエンザを注意と言われていたのに、突然、豚インフルエンザが流行となり、どうしてだろうと思っていました。
今まで伝えられなかっただけで、豚はインフルエンザの大流行にずっと関わってきていたのですね。
豚を鳥や人と接触しないで育てるのは難しそうです。
発生を防ぐ手立てよりは、発生したときの対応を考えるということなのでしょうか。
えーーー…それって今の世界状況じゃないですか(そうですよね)
そういえば、いま危険レベル5ですし。(なぜか、冷静な私~)
ウイルスが悪性でなく、これ以上広がらないこと、そして現代最先端医療の力で、早く退治されることを望みます。(私はただ祈るのみ)
関係者の方は連休返上で対応なのでしょう。
大事にならずに収束してくれるといいですね。