今朝の日経ビジネスオンラインNo.687に、「渡邉美樹の快答乱麻 14 言われた仕事しかしない部下にストレスを感じます」という記事がありました(http://business.nikkeibp.co.jp/article/nba/20090205/185195/?P=1参照)。
ワタミ社長の渡邉美樹さんが、ビジネスマンの相談に答えるコーナーです。
今回の相談は、
「私の部下は言われた仕事しかしません。出来上がった仕事を私に出すと、指示を待たずに帰ります。私がまだ会社に残っていても、気にする様子はありません。何度か注意したのですが、一向に直らず、これ以上、部下を注意することにストレスを感じています」(商社・営業、34歳、男性)
というものでした。
渡邉さんの回答は、
1.その部下が仕事を終えて、あなたのところに提出してきたら、「今から指示を出すから待っているように」と言わなくてはなりません。
2.もしかしたら、あなたの指示の仕方にも問題があるのかもしれません。
「これをやれ」「あれをやれ」と指図するだけで、もっと大きな方向性を与えていないのではないでしょうか。
本来、仕事とはやればやるほど、深みにはまるものです。しかし、それは、自分の仕事の意義や位置づけを理解していることが前提です。
自分で考え、工夫する楽しみを覚えると、仕事が楽しくなり、上司からのフィードバックを前向きに受け止められるようになります。そのうちに、実力がついていくのです。
あなたの指導の仕方を見直してみてください。単に作業を指示するだけではなく、その仕事の意義や方向性を教えましょう。
このことによって成長するのは、部下だけではありません。誰よりも、あなた自身が上司として成長するのです。
------------
納得のいく回答だと思いました。
作業のみの指示と、仕事の全体の流れの中でどういう意味があるかを説明された仕事では、大きな違いがあります。
予想外の事態になったときも、全体が分かっていると対応できますし、やりがいも増します。
ワタミ社長の渡邉美樹さんが、ビジネスマンの相談に答えるコーナーです。
今回の相談は、
「私の部下は言われた仕事しかしません。出来上がった仕事を私に出すと、指示を待たずに帰ります。私がまだ会社に残っていても、気にする様子はありません。何度か注意したのですが、一向に直らず、これ以上、部下を注意することにストレスを感じています」(商社・営業、34歳、男性)
というものでした。
渡邉さんの回答は、
1.その部下が仕事を終えて、あなたのところに提出してきたら、「今から指示を出すから待っているように」と言わなくてはなりません。
2.もしかしたら、あなたの指示の仕方にも問題があるのかもしれません。
「これをやれ」「あれをやれ」と指図するだけで、もっと大きな方向性を与えていないのではないでしょうか。
本来、仕事とはやればやるほど、深みにはまるものです。しかし、それは、自分の仕事の意義や位置づけを理解していることが前提です。
自分で考え、工夫する楽しみを覚えると、仕事が楽しくなり、上司からのフィードバックを前向きに受け止められるようになります。そのうちに、実力がついていくのです。
あなたの指導の仕方を見直してみてください。単に作業を指示するだけではなく、その仕事の意義や方向性を教えましょう。
このことによって成長するのは、部下だけではありません。誰よりも、あなた自身が上司として成長するのです。
------------
納得のいく回答だと思いました。
作業のみの指示と、仕事の全体の流れの中でどういう意味があるかを説明された仕事では、大きな違いがあります。
予想外の事態になったときも、全体が分かっていると対応できますし、やりがいも増します。