ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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アカデミー候補: 日本アニメ「つみきのいえ」

2009年02月08日 08時32分38秒 | テレビ
今朝の「おはよう日本」(NHK総合、午前6:00-)で、アカデミー賞にノミネートされている日本アニメの「つみきのいえ」を紹介していました。

短編アニメ部門の、加藤久仁生監督「つみきのいえ」です。

加藤さんは、多摩美術大学卒で、在学中から短編アニメを自主作成していました。

現在は、東京・恵比寿にある映像制作会社に勤務していらっしゃいます。

「まさか、本当にノミネートされるとは思っていませんでした」

「つみきのいえ」は、1人で暮らすおじいさんが、家の周囲の水かさが増してきたので、レンガを積み増して家を守り、それがつみきでできた家のようになっているお話です。

ある日、おじいさんが大切にしているパイプを水の中に落としてしまいます。

おじいさんはボンベを背負って水にもぐり、パイプを拾います。
潜水すると、亡くなった妻、嫁いでいった娘の大切な思い出がよみがえります。

「つみきのいえ」は2007年制作で、これまで国内外の19の賞を受賞しています。

映画のアイデアは、会社の休憩時間に描くらくがきが元になります。
「こうなったら、おもしろいんじゃないかと、ぼおっと描いたものです」

アニメは1コマ1コマ手描きで、原画は12分の作品に段ボール箱5個分になりました。
制作期間は1年以上かかりました。

短編アニメは映画館での公開は少なく、映画祭等、見る機会が限られているそうです。

「短編アニメを、少しでも多くの方に知ってもらう機会になればと思います」
ということでした。
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現在はDVDで見ることができると、伝えていました。

鉛筆と水彩で描かれたと見える絵は、手描きの温かみと色彩のすばらしさがあります。
ストーリーも心に響くもののようです。


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赤十字の長嶺さん: 外国でのコツ

2009年02月08日 07時57分33秒 | 新聞
昨日の朝日新聞の「ひと」欄に、「60年ぶり再会の赤十字国際委員会(ICRC)駐日事務局長 長嶺義宣さん(31)」という記事がありました。

赤十字国際委員会が日本に事務所を置くのは、60年ぶりなのだそうです。

そこの所長に抜擢されたのが、31歳の長嶺さんです。

長嶺さんは、スイス(赤十字発祥の地)で生まれました。

紛争の中に乗り込んで市民を守る活動にあこがれ、2005年に3度目の採用試験で夢をかなえました。

赤十字のマークだけを頼りに赴く現地では、コンゴの避難民キャンプでは毎日のように赤ん坊がマラリアで死に、アフガニスタンでは零下20度に冷え込み、同僚が束縛され、近くで起きた自爆テロで宿舎の窓ガラスが吹き飛んだそうです。

「相手を説得するにはどう振る舞うべきか、研修でも現地でも学びました。銃を突きつけられて突発事態への対処法を判断されたことも」

アフリカでは身ぶりを派手に、アフガンでは怒りを表してはならない。
そして日本では少し抑えめに。

任地では、時に自らの無力さに打ちのめされ、人のたくましさに胸を打たれました。

「国際人道支援は格好よく聞こえるけれど、真の主役は現地の人でした」

東京、汐留の真新しい再開発地区に開設される事務所は、これまでの任地とは大きく違うが、託された責任は同じだと感じる、ということでした。
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写真の長嶺さんは、スーツ姿で有能なサラリーマンのように見えます。

任地での経験から育んだ冷静さが買われ、今回の任命に至ったということです。

ウィキペディアによると、60年前は、日本が恩恵を受ける立場の事務所、今回は日本が活動拠点の一つとしての開設とありました。


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