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ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
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アレサ・フランクリンの葬儀

2018-09-01 09:35:20 | ソウル、ファンク
昨日8月31日、デトロイトのグレイター・グレイス・テンプルにて、アレサ・フランクリンの葬儀が行われました。

現地時間で朝10時からの予定とのことで、実際に何時から始まったのかは知りませんが、日本時間では、深夜から早朝までという時間帯でした。


YouTubeで生配信したり、CNNで生中継したりしていたので、私も少し見ていたのですが、アリアナ・グランデが「Natural Woman」を歌ったり、葬儀とはいえ、さすがはゴスペルの世界、結構賑やかなので驚きました。


印象的だったのは、ファンタジアの「You've Got a friend」と、ジェニファ・ハドソンの「Amazing Grace」。どちらもゴスペルフィーリングたっぷりで感動的でしたね。

チャカ・カーンが歌ったゴスペル「Goin' Up Yonder」も凄かったですし、シャーリー・シーザー&ターシャ・コブス・レナードも半端なかった! 他にもヨランダ・アダムスとか、クラーク・シスターズなど、素晴らしい歌声を聴かせてくれました。やっぱりゴスペルって凄いな、って思いましたね。あと意外なところでは、カントリーのフェイス・ヒルがこちらも有名なゴスペル「What A Friend We Have In Jesus」を歌ったことですかね。しかもカントリーというより黒人ゴスペル的なフィーリングで歌ってらして、なかなか良かったです。

ハイライトはやはりスティーヴィー・ワンダー。ハーモニカ・ソロで讃美歌「The Lord’s Prayer」、そしてキーボードを弾きながらの「As」。どちらも気持ちのこもった素晴らしいパフォーマンスでした。特に「The Lord’s Prayer」は泣けましたね…。メロディーをすごく崩してると思うんですけど、その崩し方がまた感動的で、ホント素晴らしかった!!

あとスティーヴィーの前にグラディス・ナイトも少し歌うんですけど、これも素晴らしいですね。

でも、こういったパフォーマンスの間も、アレサの棺がステージの前に安置されている風景が、なんとも不思議な感じでしたね。


最後はジェニファ・ホリデイが「Climbing High Mountains, Tryin' to Get Home」を。これは退場の讃美歌ということで、これをバックに来場者と共にアレサの棺も会場を去っていく。なんか厳かな雰囲気を想像しますが、アップテンポの曲というのがさすがゴスペル。しかもジェニファ・ホリデイは何かに取りつかれたかのように激しくシャウトしまくる。あのいつ終わるとも知れないシャウト、感動的でしたね。


日本の葬儀とはまるで違いますが、こういう送り方も良いもんですね。

アレサも最後にこんなに素晴らしい歌をたくさん聴かせてもらい、喜んでいらっしゃるかと思います。



アレサ・フランクリンさん、安らかに。長い間、素晴らしい歌声を有難うございました。



アーカイヴ動画→ Aretha Franklin funeral: FULL memorial service
フェイス・ヒルが2時間57分ぐらい、アリアナ・グランデは3時間23分ぐらい、クラーク・シスターズが3時間45分ぐらい、シャーリー・シーザー&ターシャ・コブス・レナードが5時間25分ぐらい、チャカ・カーンが6時間4分ぐらい、ファンテイジアは6時間53分ぐらい、ビショップ・ポール・モートンとヨランダ・アダムスが7時間25分ぐらい、ジェニファ・ハドソンは8時間13分ぐらい、グラディス・ナイトが9時間11分ぐらい、そしてスティーヴィー・ワンダーは9時間20分あたり。そのあとジェニファ・ホリデイ。


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