ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
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ニューオーリンズ・蔵出しフェスティヴァル!!

2020-09-11 14:47:13 | フェス、イベント
今年、残念ながら中止となったニューオーリンズ・ジャズ・フェスティヴァル。当初の開催予定だった4月末から5月の初めにかけて、ラジオ局WWOZが過去のフェスティヴァル音源を大量に蔵出しするヴァーチャル・フェスティヴァルを放送し、その貴重なライヴ音源の数々にマニアが狂喜乱舞したのも記憶に新しい今日この頃。なんと、「Festing in Place: The Next Fest Thing」と題された、第2弾が放送中です。

今回はジャズフェスに限らず、French Quarter Festや、Satchmo SummerFest, など、色々なライヴ音源からピックアップされているよう。ジャズフェスを模したキューブ型のタイムテーブルを見ているだけでも楽しいです。

さて、既に前半の放送は終了していますが、後半は日本時間で9月12日の午前1時頃からスタートします。前半部分は終わってしまったとは言え、アーカイブが2週間残りますので、まだ数日は聴くことが出来るようです。興味がある方はぜひ!

特にDr. Johnがゲストに登場したAllen Toussaint(Piano Night 2005)と、James Booker(Tipitina's 1978)は必聴ですね。

他にもIrma Thomas、Aaron Neville、John Boutté、 Trombone Shorty、Voice Of The Wetlands All Stars、Dirty Dozen Brass Band などなど、これぞニューオーリンズ!!な名演目白押しです。他にもジャズやブルースはもちろん、Amanda Shaw、Rddie Romero、Lost Bayou Ramblers、Rosie Ledetといったケイジャン/ザディコのアーティストが楽しめるのもかの地ならでは。個人的には、ちょっとマニアックですが、Herlin Rirey &Johnny Vidacovichとか、Lil' Buck Sinegal with Barbara Lynn なんかも良かったですね~!

さて、後半ですが、The Meters、Dr. John、Eddie Bo、Dumpstaphunk、 Tank & The Bangas、Hot 8 Brass Band など、新旧のニューオーリンズ・アーティストの名が連なっています。中には、Professor Longhair(1979)、Louis Armstrong / Sidney Bechet(1945)なんていうのもあります。個人的には1995年のJohnny Adamsが楽しみです!!そして大トリはもちろんThe Neville Brothers!!

当分、ニューオーリンズ漬けになりそうです。


WWOZ → https://www.wwoz.org/