ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
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フジロック第8弾&ステージ別ラインナップ!!

2018-06-01 19:42:14 | フジロック
フジロックのステージ別、及び第8弾ラインナップがオフィシャルサイトにて発表になりました。今回、魅惑の小ステージも一気に発表されたので、追加アーティストはなんと118組だそう。詳しくはオフィシャルサイトを確認して頂くとして、「ルーツな日記」的に気になるところやらを少々。

まず、今回の発表で一番の誤算だったのは、ヘヴンのヘッドライナーですよ! これまでのフライヤー画像の4段目にいた人達、覚えてますか? 金曜日はオデッザ、イヤーズ&イヤーズ、土曜日はフィッシュボーン、マキシマム ザ ホルモン、MGMT 、そして日曜日がダーティー・プロジェクターズ、グリーンスカイ・ブルーグラス、ジャック・ジョンソン、でした。当然、この枠には意味が有ると思うじゃないですか?例えばレッドのトリとか、ヘヴンのトリとか、ホワイトのトリ前とか? まあ個人的には少なくともこの中にヘヴンのトリは居るのだろうと思っていた訳です。だってグリーンスカイ・ブルーグラスですから。そんな訳で、ボブ・ディランとグリーンスカイ・ブルーグラスは被るのか〜!と悶絶する反面、ケンドリック・ラマーとナサニエル・レイトリフは被らないぞ!と多寡を括っていたのです。

ところが今日の発表ですよ!! 土曜日はナサニエル・レイトリフがヘヴンのトリで、ケンドリック・ラマーと被っちゃうじゃないですか〜!! 金曜日も4段目ではないハナレグミがヘヴンのトリですし。じゃあ、日曜日ヘヴンのトリはグリーンスカイ・ブルーグラスでは無いのか?いや、そこはしっかりグリーンスカイ・ブルーグラスがトリで、おそらくボブ・ディランと被ってくるでしょうっていう…。結局、あの4段目には意味が無かったというか、法則は無かった訳で、まったくもって騙されました…。それにしてもケンドリック・ラマーとナサニエル・レイトリフの被りは痛過ぎます。



さて、気を取り直して、ステージ別にあれこれと。

まずはグリーンステージ。金曜日から。イヤーズ&イヤーズがグリーンというのはちょっぴり意外でした。レッドのトリかと思っていましたが、過去にやってますからね〜。最後はサカナクション〜N.E.R.D というという流れ。良いんじゃないですか。この日はまだ枠があるようなので、あまり期待せずに追加を待ちましょう。土曜日はスクリレックス〜ケンドリック・ラマーという超強力リレー。そしてその前にマキシマム ザ ホルモンが入るという、なかなかのカオス。新作も最高なジェイムス・ベイにも期待。そして日曜日。ここにアンダーソン・パークが入るとは思っていませんでした。てっきりホワイトかレッドかと。日本でもブラック・ミュージックが市民権を得ていると言うことでしょうか。楽しみですね。アンダーソン・パーク〜ジャック・ジョンソン〜ヴァンパイア・ウィークエンド〜ボブ・ディランという流れは、もうずっとグリーンに居ても良い感じ。ま、そうもいかないのがフジロックなんですけどね。

お次はホワイトステージ。金曜日のオデッザ〜ポスト・マローンという”売れ筋”な流れはフジロックらしからぬ雰囲気なれど、ポスト・マローンはどんなライヴをするのか?ちょっと気になります。パーケイ・コーツとアルバート・ハモンドJr.も楽しみ。土曜日は、何やら激しそうなのが並んでいますが、バスクのエスネ・ベルーサと、パンキッシュな新鋭スタークローラーは見てみたい。スタークローラーの女性シンガーさんは、ちょっと怖そうですけどね…。日曜日はチャーチズ、ミーシャ、ケイシー・マスグレイヴスと、女性シンガー強しな印象。ケイシー・マスグレイヴスは楽しみですね〜。グリーンのアンダーソン・パークと被るとか、そういうの絶対やめてくださいね!!! あとミーシャは、menber欄がいまだ空欄ですが、バックに黒田卓也とかコーリー・キングとか連れて来てくれるんでしょうかね?それだったら見てみたいですよね〜。


そしてレッド・マーキー。3日間とも概ねレッド・マーキーらしい面々が並んだ印象。流石にマック・デマルコ、MGMT、ダーティー・プロジェクターズというトリ3組は強力ですね。他にも、レッツ・イート・グランマ、チューン・ヤーズ、スーパーオーガニズム、ルイス・キャパルディ、サーペントウィズフィート、HINDSなど、個性的なメンツで彩られています。個人的にはサーペントウィズフィートが要注目なのですが、トリ前という時間帯はどうでしょう?特にこの日は色々ひしめいてますからね〜。

もっとも気になるフィールド・オブ・ヘヴン。先程の4段目の推理から、金曜日のトリはまだ発表されていないのでは?とちょっぴり期待していたのですが、ハナレグミでしたね〜。「ルーツな日記」的にはザ・テスキー・ブラザーズとマーク・リーボウのセラミック・ドッグは必見。そして土曜日もカーラ・トーマス〜ナサニエル・レイトリフ・アンド・ザ・ナイト・スウェッツ!!っていう、これまた必見です。ですが先に触れたように、ナサニエル・レイトリフはケンドリック・ラマーとの被りが濃厚な訳で、これは残念無念ですね。カーラ・トーマスはバックにハイ・リズム、ゲストに妹さんも連れてくるとのことで、ホント楽しみです。コロンビアのランチョ・アパルテも気になります。日曜日のトリは予想通りのグリーンスカイ・ブルーグラス。ヘヴンらしくて良いですね〜。しかも序盤から最高の流れなんです。カントリーのウェスタン・キャラヴァン、キューバのインタラクティーヴォ、英叙情派シンガー・ソングライターのベン・ハワード、アイルランドが誇るホットハウス・フラワーズ。これぞヘヴンですよね。でもこの日はグリーンも最高なんですよね〜。いやはや、グリーンもヘヴンも最高っていう、まさか両ステージを行ったり来たりは出来ませんしね…。困った〜。


さて、残る魅惑の小ステージ群。これらはもう何て言うか、相変わらずですよ。まったくもって闇鍋状態で、フジロックの最もフジロックらしい混沌としたラインナップです。気になるところと言えば、まずはパレス・オブ・ワンダーです。金曜日にナサニエル・レイトリフ・アンド・ザ・ナイト・スウェッツとザ・テスキー・ブラザーズが出る。私のように土曜のケンドリックとナサニエル・レイトリフの被りに悩んでる方がどれほどいらっしゃるか分りませんが(多分、相当少数派だと思いますが…)、ここに救済措置があったのです。そうです、ナサニエル・レイトリフは金曜パレスで観れるんです!!いや〜良かった!ありがとうフジロック! 日曜日のフレンテ・クンビエーロ、キュバーナ・フィエスタというコロンビアやキューバの面々も気になりますし、全般、パレスならではのドロドロした深夜が楽しめそうですね。

苗場食堂では、金曜日にホットハウス・フラワーズが登場します。苗場食堂でホットハウス・フラワーズって凄くないですか?これは観たいですね〜。ですが、なんかパレスのナサニエル・レイトリフと被りそうな予感なんですよね…。どうでしょう?他にもインタラクティーヴォ、ウェスタン・キャラヴァンなど、他ステージで観るのとはまた違う、苗場食堂独特の雰囲気ならではの濃さが味わえそうですね。あと、日本伝統舞台芸術「雅楽」って凄そうですね。こういうチョイス、好きだな〜。

カフェ・ド・パリも独特の雰囲気が楽しめますよね〜。お馴染みのビッグ・ウィリーズ・バーレスクはもちろん、コロンビアのランチョ・アパルテやフレンテ・クンビエーロなど、最奥地ならではのディープなステージを見せてくれそうです。あと日本から、ケルト&ブルースのハモニカクリームズが出る。このバンドは良いですよ、特にライヴは鉄板です。もっと広いステージでも良かったと思いますけどね。

そしてピラミッド・ガーデンにレイ・バービー は嬉しいですね。まあ、場所が場所ですから、観れるかどうか難しいですが。あとは木道程にKYTEのニックムーンっていう以外な追加もあったり。ジプシー・アヴァロンのトータス松本も驚きましたね。ソロですよね?弾き語りですか? 他にもデイ・ドリーミング、岩盤スクエア、ブルー・ギャラクシーといったDJステージも発表されてますし、いやはや、情報量が多過ぎて脳がついて行きません…。でもこのぐちゃぐちゃした感じがフジロックですからね! でも岩盤スクエアは未発表の方が面白かったかな。


さて、脳内妄想タイムテーブルも真っ盛りな現在ですが、シュミレーションが煮詰まった頃、また展望など書いてみたいと思います。