ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

ライヴ納め

2009-12-30 19:18:02 | 余話
年末恒例のゆらゆら帝国を観に、リキッドルームに来ています。ここ数年、毎年最後をゆらゆら帝国でしめています。坂本さんがボソッと呟く「良いお年を」を聞かずして年を越せない感じです。ゲストの巨人ゆえにデカイもめっちゃ気になります。

今年のブライテストホープ

2009-12-30 16:01:48 | 2009年総括
第1位:モリアーティ!!!!

MORIARTY / GEE WHIZ BUT THIS IS A LONESOME TOWN
フランス・デビューは08年だそうですが、日本に紹介されたのは今年ということで。いやはや、このアルバムは相当聴きましたよ。いにしえのジャズやブルースが持っていた魔力をシアトリカル且つ謎めいた雰囲気で甦らせる不思議なバンドです。来日公演も素晴らしかった。


第2位:ジョシュア・ジェイムス

JOSHUA JAMES / THE SUN IS ALWAYS BRIGHTER
男性シンガーの歌唱にここまで胸を打たれたのは本当に久し振り。最近の男性シンガーは優しく歌うのが流行のように思われますが、そういった趣向とは無縁のリアリティを感じさせる歌声です。ライヴはタワレコでのミニ・ライヴしか見たことが無いのですが、生歌はさらにエモーショナルで染みました。次はフジロックで観たいです!


第3位:SARAH JAROSZ

SARAH JAROSZ / SONG UP HER HEAD
最近手に入れたこのアルバムにもやられました。まだ10代の女性シンガー・ソング・ライターで、ギター、マンドリン、バンジョー、ピアノを弾きこなすマルチ・プレイヤー。古き良きフォーク&ブルーグラスな息吹を匂わせつつ、卓越した演奏力でジャム・グラス的な広がりをも持ちます。何せバックにはジェリー・ダグラス、スチュアート・ダンカン、マイク・マーシャルなど、錚々たるメンバーが参加していますからね~。飾らない歌声がまた心地良いです。生で観てみたいですけど、このジャンルでの来日は難しいかな~。

第4位:ダイアン・バーチ

DIANE BIRCH / BIBLE BELT
SSW系ではおそらく今年一番の大型新人でしょうね。70年代を伺わすこの歌声は素晴らしいですね。ニュー・ソウルっぽい雰囲気があるのも堪りません。来日公演に行きそびれたのが悔やまれます。