3回目の家出で暴力が始まり、
その後、まもなく完全不登校になりました。
3回目の家出のあと、私達夫婦は話し合いました。
息子はあきらかに壊れかけている。
まずは、人間らしさを取り戻そう。
親子で楽しみを見つけよう。
今は皆、疲れている。もう疲れるのは止めよう。
息子の事はしばらく何も言わずに見守ろう。
本当に勉強しなければと思ったら勉強を始めるだろう。
そうならなければ仕方ない。
こちらから無理だということは言わないでおこう。
でも、すでに遅かったのかもしれません。
それまでは親の押さえつけへの反発だったのが、そのうち、
些細なひと事でも、暴力が出るようになりました。
一度、火が付いてしまうとセーブがきかなくなりました。
もう、言われた内容ではないのです。
声かけ全てが、親のさせよう感に結びついてしまっているようでした。
逆に、気持ちが萎えると自暴自棄になり「自殺する」と言う。
何度も包丁やカッターを持ちだしては、私に向けたり、壁を傷つけたりしました。
普段はいつもどおりの息子にみえましたが、
スイッチが入ると、何者かが憑依したのではと思うほど、その落差は激しかったです。
ある日のことです。
主人が「学校へ行けないなら、転校するか?手続きをしてきてあげる」
と言ったことがあります。
息子はただ一言 「家出する」 と。
それを止めたら修羅場になってしまいました。
「殺す」
「お父さんと決闘して、負けた方が死ぬ。包丁もってこい」
殴る、蹴るで、大暴れし、手が付けられませんでした。
「お茶を持ってこい」
持っていくと、飲んだ残りを布団に撒き散らしました。
「もう一杯持ってこい」
うなだれている主人の頭に、タラタラとかけました。
「ポテトチップス持ってこい」
じっくりと味わい、残りのポテトチップスを袋の中で砕き、
お茶をかけられたままじっと身動きしなかった主人の頭にパラパラとかけました。
そんな状態が、2時間ぐらい続きました。
また、こんな日も。
「もう、寝よう」 何時までも寝ない息子にそう言いました。
たった、それだけです。
カメラの三脚を持ち出して、私に叩きつけてきました。
次は室内用の物干しを、私に向けて突きつけてきました。
それについていた洗濯ばさみをすべて引きちぎり部屋にまき散らしました。
暴力が始まると、1時間から2時間は収まりませんでした。
こんな息子の姿をみているのは辛いことでした。
でも、どうしたらいいのかわかりませんでした。
息子の前で何度も泣きました。
しかし、私や主人が涙をみせても
「今まで、俺がどんな気持ちだったか、これでわかったか!!」
暴力は容赦なく続きました。
かえって復讐心に火をつけてしまうようでした。
親の制止、説得は息子をさらに逆上させるだけでしたので、
暴力がでても、息子にされるがままでした。
ただ、時間がたち自然と収まるのを待つことしかできませんでした。
親は完全に奴隷化。
私達夫婦はもう腫れ物に触るようにしか息子と接することができなくなりました。
ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします
↓
にほんブログ村
その後、まもなく完全不登校になりました。
3回目の家出のあと、私達夫婦は話し合いました。
息子はあきらかに壊れかけている。
まずは、人間らしさを取り戻そう。
親子で楽しみを見つけよう。
今は皆、疲れている。もう疲れるのは止めよう。
息子の事はしばらく何も言わずに見守ろう。
本当に勉強しなければと思ったら勉強を始めるだろう。
そうならなければ仕方ない。
こちらから無理だということは言わないでおこう。
でも、すでに遅かったのかもしれません。
それまでは親の押さえつけへの反発だったのが、そのうち、
些細なひと事でも、暴力が出るようになりました。
一度、火が付いてしまうとセーブがきかなくなりました。
もう、言われた内容ではないのです。
声かけ全てが、親のさせよう感に結びついてしまっているようでした。
逆に、気持ちが萎えると自暴自棄になり「自殺する」と言う。
何度も包丁やカッターを持ちだしては、私に向けたり、壁を傷つけたりしました。
普段はいつもどおりの息子にみえましたが、
スイッチが入ると、何者かが憑依したのではと思うほど、その落差は激しかったです。
ある日のことです。
主人が「学校へ行けないなら、転校するか?手続きをしてきてあげる」
と言ったことがあります。
息子はただ一言 「家出する」 と。
それを止めたら修羅場になってしまいました。
「殺す」
「お父さんと決闘して、負けた方が死ぬ。包丁もってこい」
殴る、蹴るで、大暴れし、手が付けられませんでした。
「お茶を持ってこい」
持っていくと、飲んだ残りを布団に撒き散らしました。
「もう一杯持ってこい」
うなだれている主人の頭に、タラタラとかけました。
「ポテトチップス持ってこい」
じっくりと味わい、残りのポテトチップスを袋の中で砕き、
お茶をかけられたままじっと身動きしなかった主人の頭にパラパラとかけました。
そんな状態が、2時間ぐらい続きました。
また、こんな日も。
「もう、寝よう」 何時までも寝ない息子にそう言いました。
たった、それだけです。
カメラの三脚を持ち出して、私に叩きつけてきました。
次は室内用の物干しを、私に向けて突きつけてきました。
それについていた洗濯ばさみをすべて引きちぎり部屋にまき散らしました。
暴力が始まると、1時間から2時間は収まりませんでした。
こんな息子の姿をみているのは辛いことでした。
でも、どうしたらいいのかわかりませんでした。
息子の前で何度も泣きました。
しかし、私や主人が涙をみせても
「今まで、俺がどんな気持ちだったか、これでわかったか!!」
暴力は容赦なく続きました。
かえって復讐心に火をつけてしまうようでした。
親の制止、説得は息子をさらに逆上させるだけでしたので、
暴力がでても、息子にされるがままでした。
ただ、時間がたち自然と収まるのを待つことしかできませんでした。
親は完全に奴隷化。
私達夫婦はもう腫れ物に触るようにしか息子と接することができなくなりました。
ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします

↓
