ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

自己肯定感が低い子どもたち。大人たち。

2022-09-03 23:47:27 | 思うこと

新学期が始まっていますが、皆さんのお子さんはお変わりないでしょうか?

 

けん太は、このところ3日くらい?自力で起きていません

アレクサの目覚ましがずっと鳴り続けています

全く、聞こえていないと思われます。(ある意味、幸な奴・・・であります

しかし、アレクサ効果もこれまでか・・・

はぁ・・・

起こせば、元気に飛び起きて、出て行きます。

私の多少、怒り気味の声は聞こえるようでして笑

でも、3度目の声にやっと起きてきて、最初の2回は全く聞こえなかったと言っていた時もありました

出て行くからいいのか・・・

いやいや、自分でなんとかしておくれ・・・と思う日々であります。

 

 

9月1日問題ですが、今年は悲しいニュースを耳にすることはなかったのですが、

毎年、100名くらいは自分で命を落としてしまうお子さんがいるようです。

今年はさらに多いかもしれませんね。

 

9月1日に、自ら死を選んでしまうお子さんは、

「学校には行かなくてはならない」と、休むという選択肢を「持ってない」もしくは「持てない?」お子さんなんだと思います。

「不登校」を選択したお子さんは、「学校」を回避することで「命」を守ることが出来たのかもしれません。

 

「自殺対策白書」によると・・・

自殺原因は、「いじめ」や「学友との不和」よりも、「親子関係の不和」「家庭からのしつけ、叱責」が大きな比率を占めているそうです。

もしかしたら、「学校を休む」と、叱責されるだろうからと、休む選択視を「持てない」お子さんもいるのかなと思いました。

 

 

アメリカ、中国の中学生に「あなたは自分に自信がありますか?」と聞くと、

8割以上の学生が「yes」と答えたそうです。

他の先進国の学生にも同じ質問をすると、7割が「yes」と。

 

日本人はどうかというと・・・「yes」と答えた学生は4割。

「自分に価値がありますか?」という質問に関しては

「yes」と答えた学生は、たったの8%だったそうです。

 

つまりは、90%以上が自分に価値が見いだせていないということ。

これは大人も同様だそうで、日本全体的にネガティブで自己肯定感が低い国だそうです。

それどころか自己嫌悪感すら持っている人もいる。

大人がそうであれば、その子どももそういう傾向になりますよね。

 

世界一の自殺大国は、韓国だそうですが、その次が日本だそうです。

両国民の共通点は、自分が合格と思える基準が高すぎること。

 

例えば、「あなたはギターが弾けますか」と聞かれた時・・・

 

とある国の青年に、この質問をすると「弾ける!」と答えたそうです。

しかし、ギターを渡すと、それっぽくギターを構えて、右手で弦をはじいただけ。

「な?弾けるだろ?」と。

 

日本人にそんなタイプはなかなかいないかもしれませんね。

日本人にとって「弾ける」=「上手に弾ける」ということ。

つまり「できる」のハードルが非常に高い。

 

これが、自己肯定感の低さだそうです。

 

人の目を気にしたり、はみ出さないようにしたり・・・

つまり「普通であること」を望み、それを他の人にも求める。

 

「家庭からのしつけ、叱責」というのも、そこに基準を合わせてしまっているのかもしれませんね。

 

それぞれの価値観や個性を潰してしまっているのかも。

 

我が子を受け入れる。

 

簡単なようで簡単ではない。

でも、それこそが、自己肯定感を上げるべく「親ができること」なんだと思います。

 

 

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