ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

スーパーおじさま。魅力的な方でした。

2022-07-14 23:46:06 | 私(みぃみ)

投票所の話題はまだ続きます。

今日は予告してあります「スーパーおじさま」のお話をしようと思います。

 

71歳のおじさま。

雑談から、そのおじさまは、かつて、ある個別指導塾の講師を務めていたことがわかりました。

それも、けん太が中学受験のために体験授業を受けた塾です。

我が家に飛び込みで訪れたそこの講師に、中学受験の現状と必要性?を切々と説かれ、受験のことなど何も考えていなかった、主人と私はすっかりその気になってしまったのでした。けん太が中学受験をすることになった、きっかけとなった塾です。

体験授業で、小学校3年生だったけん太は、立ったり座ったりと、ちっとも落ち着かず、結果的に断られてしまいましたが

 

その後、けん太は、近くの集団指導塾で夏期講習を受け、けん太の希望で、引き続きその塾に通うことになりました。

そこは、楽しそうに通っていました。

個別指導塾は、合わなかったようです。

 

おじさまは英語を担当していたようですが、おじさまが得意とするのは、不登校や発達障害、精神障害の子だったらしいです。

最後は、15名の子を担当していたようですが、そのうちの5名が不登校で塾だけ来ている子だったらしいです。

おじさまが言うには「俺が発達障害だし、そういう子の気持ちがわかっちゃうんだ」と。

これは冗談なんだか本当なんだかわかりませんでしたが。

 

子どもたちは皆、おじさまに懐いて、ため口で友達のように接してくれたらしいです。それを嬉しそうに話ししてくれました。

そして、偏差値30台の子を何人も60台に上げたらしいです。中には70台の学校に進んだ子も。

ビリギャルの世界です。

 

ただ、塾はブラックだったとのこと。

成績が下がると生徒に脅しをかけてやらせる・・・それが塾の体質だったらしいです。

そんなやり方に反対し、おじさまは塾側に猛抗議してしたらしいです。

塾側としては目障りな?存在だったけど、塾で一番、実績をあげていたので辞めさせられることはなかったと。

 

しかし、コロナでマスク生活になり、マスクのせいでじんましんが出来てしまい、それが辛くて、おじさまは塾を辞めることに。

すると、おじさま担当の生徒がおじさまに続いて全員辞めてしまったそうな。

 

凄い、話ですよね。

もし、けん太が、おじさまに出会えていたら、どうだったんだろうと思いました。

 

けん太の中学校時代の顧問の話を聞いてもらったのですが「それは、まったくダメだ!」ときっぱり、言ってもらえました。

共感してもらえると嬉しいものですね。

 

おじさまは、塾は辞めてしまいましたが、一部の生徒にオンライン授業をしているそうですよ。

 

71歳で英語講師だったというのも、ちょっとびっくりしますよね。

「英語、話せるんですよね?」と、失礼ながら、お聞きしてみると、元々は商社マンで、世界30か国くらいを廻っていたそうです。

英語だけじゃなくて、他の国の言葉も話せるそうです。そうなりますよね。

 

そして、なんと、「国連の英検特A」を持っているのだとか。

「国連の英検特A」って、知ってます?

私、初耳だったのですが、日本での最高峰の英語検定試験らしいです。

特Aとなると、世界で活躍できる国際人レベルで、国際情勢や時事問題などについても、国際的に通用する知識が求められ、経済や文化など難しいテーマについて討論できる能力も必要だそうです。英検1級とか、TOEICとかのレベルじゃないそうな。

 

この目の前のおじさんが・・・(笑)

なんでここにいる?(笑)

 

晩年は、企業の代表者向けに「社員の育て方」などのセミナーやコーチングを行っていたそうです。

英語力を生かして、外資系の企業にも。

それが、塾の講師時代にも生かされたと言っていました。

 

そして、本も4冊、出版していて、学術書とノンフィクション。

学術書は、国立大学大学院で使われているそうです。学術書はその後、ご自分で英訳して出版。

 

ただ今、5冊目を執筆中とのこと。

アクション小説で、知り合いの舞台や映画の演出をしているアメリカ人にその構想を伝えると、「面白い!是非、形にしたい」と言ってくれたそうです。ドラマの連載を狙っているのだとか。

秋には完成予定で、来年の春には英訳したものも出版するそうです。

 

そして、主人の定年後の指南もしていただきました。

今の仕事のキャリアアップのために、定年までに取るべき資格と、定年後にどういう形にもっていくのがベストなのかを。

普段、私の話など、あまり聞いていない主人ですが、この時は真剣に聞いていて「なるほど」と言ってました。

 

おじさまの話だと、まったく違う仕事をしたいと、これまでと畑違いの資格を取る人がいるけど、実務経験がないので、まず使い物にならないのだそうです。これまでの経験を活かし、それに箔をつけるのがベストで、強みになるとのこと。

そうはいっても、これまでの仕事に嫌気がさしていて、難しい方もいるようですが

 

主人に有益な話があったら連絡するからと言ってくれて、メルアドを交換したのですが、

最初におじさまの、Social Media を教えてくれて、まあ、その数といったら・・・

インスタ、YouTube、アメブロ、LinkedIn、Quora・・・(って何?というものも

英語学習などの無料相談なんていうのもやっていて、2,000件以上、回答していますよ。

 

若者以上の発信力!

ほんとに、スーパーおじさまです。

 

そして、詐欺にあって家を手放したとか、人生においての失敗談も多数。

コロナでコーチングなど、軒並み中止になり、仕事がぐっと減ってしまったことも。

 

でも、仕事が減って「自分がいい気になっていたことに気づいた。コロナが教えてくれたんだ。よかったよ気づけて」とも。

 

前向きだ~

 

これまで出会ったことのない、スーパーおじさま。

とっても魅力的な方でした

 

おじさまの夢は、執筆中に机につっぷして息絶えることだそうです。

叶えてあげたい・・・

 

いや、お元気でいてくださいね

 

 

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