ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

「大好きで自慢な」息子と、「苦手」な娘と・・・

2020-08-08 23:19:46 | 思うこと
友達に聞いた話です。

友達の友達の話とのことですが、
今、ひとり親で、お兄ちゃんと妹ちゃんの二人のお子さんがいるとのこと。

お兄ちゃんは親思いのとてもいい子で、家の手伝いも率先してやってくれる。
成績も優秀で、何から何まで自慢の息子。
お兄ちゃんの話をする時はとても嬉しそうで、いつも褒めているそうです。

一方、娘ちゃんはちょっと苦手だそうでして・・・

何処か行こうと誘っても、「行かない」という。
いつも素っ気ない。可愛げがない。

だから、いつもお兄ちゃんと二人で、買い物に行ったり、旅行に行ったりしているそうです。

そっかぁ~

よくよく聞くと、妹ちゃんというのは、特性を持っていて、学習障害もあり?
大手の障害者枠で就職をしたとのこと。
ちょっと、そこで上手くいかなくて辞めてしまったそうな。

一方、お兄ちゃんは、何から何まで出来る子で、母親の自慢の子で、
母親もお兄ちゃんが大好き。

自分のことは「苦手」と思われている。

旅行に行かない・・・と言うのもわかるな・・・と。
2人で行ってくればいいじゃない!
2人で楽しんでくればいいじゃない!・・・的になってやしないかな・・・と。

勝手な憶測かもしれませんが、そんな娘ちゃんの叫びを感じてしまいました。

でも、それを友達に伝えると、友達の娘ちゃんも同じようなことを言っていたらしいです。

私、子どもって誰しも、母親というのは絶対的な存在で、
母親のことは無条件で好きだと思うのです。

もし「嫌い」だというのなら、「好き」の裏返しだと思います。
「好き」だからこそ、何かのきっかけで「嫌い」になってしまう。
本当は「好き」でいたいから「嫌いだ~」と相手にぶつかっていく。

どうでもいいのなら、好きでも嫌いでもない。
関心のない存在です。

そうなってしまわないうちに・・・

「行かない」に込められた、娘ちゃんの心の奥のメッセージ。
母親に届いているのだろうか・・・

届いてほしいなと思いました。




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