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ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

「親が幸せなら、子供はそれで幸せ」

2016-02-19 16:42:18 | 感名を受けた話
先日、読んだ本がなかなか痛快だったので、
ちょっとご紹介します。

この本です。




真面目に悩んでいる方や常識にとらわれている方にメスをいれる本かも。

お悩み上手はみっともない。
半分の人間から嫌われる人間になれ。
他人に迷惑をかける人間になれ。

このような言葉が散りばめられています。

著者が中学生の時のエピソードを紹介すると・・・

夏休みにパジャマを縫う宿題がでた時に、縫い物をすることが自分の役に立つとは思えず、パジャマを購入して提出した。
すると先生は「私を馬鹿にしている」と泣き、「将来、困るのはあなたですよ」と。
しかし、その後、一度もパジャマを縫うことはない。
高校生になっても、友達と宿題を交換し、家庭科の宿題は結局、一度もやらなかったそうな。

人は自分の得意分野で働けばいいのである。
パジャマを縫う時間と労力を別の労働にかけてパジャマを買えばいい。

子供の足りない能力や、不安材料を数え上げて脅かしてどうするのだ。
できなくても暮らせることをわからせるのが大人ではないか。


「人と同じことができない」というのは、「人と違ったことができるということ」
物の見方、考え方が広いということ。

子供は迷惑をかけて当然。あっちこっちに迷惑をかけて、それに感謝しながら大きくなる。
自分が大きくなったときには、喜んで迷惑をかけられる人間になるのだ。

「他人に迷惑をかけるな」と教えれば、真面目な子供は家から出られなくなる。
不登校や引き籠りは当然の結果なのだ。

起爆剤は大人の笑顔。一度でも多くの笑顔を子供に見せてやることだ。
大人は、楽しそうにしていなければならない。
大人は「いいもの」に違いないと思わせておかなければならない。
子供にとっての「大人」はすなわち「未来」そのものであるからだ。

今日を楽しむことを教えるのが親。
大人が子供に心を傾けて教えるべきは、来るか来ないか分からぬ「将来」や「未来」の不確定な不安ではなく、
今日を悔いなく楽しんで、嬉しく眠りに就く方法なのである。



この本を読むと、なにひとつ悩むことなんてないのかも・・・と思えてくる。
子供の心配をするよりも、自分がいかに楽しく生きていくかだけを考えていればいいということだね。
こんな楽しそうじゃない「大人」にはなりたくない・・・と思われないように。

「子供が幸せなら親は幸せ」ではなく「親が幸せなら、子供はそれで幸せ」なはずだって。

子育てに悩まれている方は、読んでみる価値があるかもね。




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コメント (6)
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