文化祭の練習、練習・・・

ここ最近、ケン太は毎日、ベースを学校に持っていっています。

文化祭の練習です。

学校指定の練習日に「このままじゃヤバい」と
メンバーで焦りまくったようで、その翌日から自主練習を開始。

翌日は、最終退校時間までだったけど、
その次の日は、先生に申し出て８時くらいまで残っていたそうな。

練習後は夕食を皆で食べてきたりで、
今週は毎日遅く帰ってきています。

「好きだわ～ベース。みぃみもやれば」って。

私にお勧めされても・・・ですが

帰ってくるとやたらハイで元気なケン太

なんだか青春！！って感じです


今日は９時過ぎにだんだん雨脚が強くなってきたけど
まだ帰ってこない。

ベース大丈夫なのかしら～と思っていたら、びしょ濡れで帰ってきた

髪の毛はシャワーした後みたい。
シャツが素肌に張りついちゃっている。

「俺、ベースを守って帰ってきたから」と。
ブレザーをベースに被せて走ってきたそうな

なんたってスターターセットについていた、たよりないカバーだからね


すぐさまカバーから取り出し、「よし！無事だ！」って。

よかった、よかった


文化祭で５ｍのシードルが必要なのと、ベースの弦が伸びきっているから
交換したいそうで・・・

明日、おばあちゃんと３人で行ってきます

ケン太が開店と同時にお店に入りたいというので、
ついでにランチでもしてこようかな





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腹も立つけど少しの成長もあるわけで・・・

リビングボードの上に学校のプリントが・・・

ちらっと見ると、文化際の時の食券申込み書。
あらかじめ食券を買うことになっているみたい。
１セット５００円で希望枚数を書き込むようになっていた。

数日放置してあったので、
「これ、ここにあるけどいいの？」って聞いてみた。
もしかして保護者の分も？とか思って・・・

「よく、わかんない」って不機嫌面。

わかんない・・・ってなんじゃ？
言い切る言葉かね

私が気にしても仕方がないので（最初からそれでよかったのだけど）
そのまま放置していた。

すると締切日の朝・・・
あと２～３分しかない時だよ。

「これ、どうすんの？」ってその紙を私に差し出した。

一応、締切日は把握していたようだ

「どうすんのって？」

「いくら出せるかってこと」

「いくら出せるって聞かれても、お母さん判断できないよ。いくら必要なの？」

「そんなの知らないよ！だって俺、文化際でるの初めてなんだよ！」

初めてだから知らない！って、何、えばってんの～（心の声）

「お母さんはもっとわからないよ。
食べ物でるの？何か売っているの？そういうことも、なあんにも知らないのに・・・
先生とか友達とか誰かに聞いてないの？」(発した言葉）

と言えどもケン太が金額を言うわけでもなく・・・

一応千円渡したけどね
ケン太は私が許せる金額を出してもらおうと思っていたようだしね。


でも、私とのやり取りで機嫌を損ねたケン太。

「封筒ないからいいわ」ってお金を返してきた。

何故、お金返す？

時間もないので、封筒を差し出すと・・・

受け取って出て行った。




なんだかもうねぇ～

親に金額を委ねるのなら
「いくら出してもらえる？」って聞けばいいし・・・

封筒が必要なら
「封筒ちょうだい」って言えばいいし・・・

ケン太の態度はいったいなんなんでしょ


そう思いつつ、千円を持たしてあげたり、封筒を渡したり・・・
そんなことした自分に腹が立ったり・・・

だいたいいつもギリギリだからこういうことが起きてくる。
ギリギリに催促すればどうにかなると思っている？

まんまと引っかかったのか・・・

悶々として、義母にもグチってしまった。



すると義母が・・・

「でも、あんな不機嫌そうでも、ドアをバタンとするわけじゃないし、
あの程度で済んだんだから。以前に比べたら随分と穏やかになったんじゃない？」って。

確かにね・・・

前はもっと攻撃的だったからね。

成長している部分も確かにあるわけで・・・
そこも見てあげなきゃいけないのだろうね。


何故、機嫌を損ねたかと考えてみると・・・

私は、金額がわからないなら誰かに聞いてみればいいのにと
聞かないで放置していたケン太を問題視した。

でも、ケン太には平均的な金額にしようとか、友達と同額にしようとかいう考えは
なかったように思う。

ケン太が求めるものは「親が出せる金額」であって「平均的なもの」ではなかった。
そこにズレがあったんだろうね。

私の勝手な思い込みがいけなかったのかも・・・


ただ・・・

こういうことをギリギリで言ってくるのはダメだね。
それだけは言っておかないと



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