チェロ奏者ミッシャ・マイスキーさんのコンサートに行ってきました。
バッハの無伴奏チェロ組曲が好きな私は、いろんなチェリストの同曲CDを持っていますし、ミッシャ・マイスキーさんのそれも持ってはいますが、特別気に入っていたわけでもありませんでした。そもそも演奏の良し悪しまでよくわかりませんし。
ただマイスキーさんへの見方が少し変わったのは、『魂のチェリスト ミッシャ・マイスキー「わが真実」』という本をたまたま読んだからです。マイスキーさんのこれまでの人生を振り返ったものですが、なんと彼はソ連で1年以上も収容所生活を体験しているのですね。歴史的にロシアでもユダヤ人差別がひどかった話は聞いたことがありますが、まさにその被害者だったわけです。
あまり芸術家然としておらず、気さくな感じのマイスキーさんは、だからこそ誰からも好かれているようで、日本にもファン・クラブがあるようです。今回もアンコールを6曲もやって、なおかつコンサート後のサイン会までこなす働きぶりもちょっと驚きました。
一方でクラシック・コンサートには珍しく、会場ではCD以外にマイスキー・グッズまで販売しているのは、いわゆるユダヤ商魂のたくましさでしょうか? まあグッズ販売をしているからといって、音楽の価値とは関係ありませんが。
バッハの無伴奏チェロ組曲が好きな私は、いろんなチェリストの同曲CDを持っていますし、ミッシャ・マイスキーさんのそれも持ってはいますが、特別気に入っていたわけでもありませんでした。そもそも演奏の良し悪しまでよくわかりませんし。
ただマイスキーさんへの見方が少し変わったのは、『魂のチェリスト ミッシャ・マイスキー「わが真実」』という本をたまたま読んだからです。マイスキーさんのこれまでの人生を振り返ったものですが、なんと彼はソ連で1年以上も収容所生活を体験しているのですね。歴史的にロシアでもユダヤ人差別がひどかった話は聞いたことがありますが、まさにその被害者だったわけです。
あまり芸術家然としておらず、気さくな感じのマイスキーさんは、だからこそ誰からも好かれているようで、日本にもファン・クラブがあるようです。今回もアンコールを6曲もやって、なおかつコンサート後のサイン会までこなす働きぶりもちょっと驚きました。
一方でクラシック・コンサートには珍しく、会場ではCD以外にマイスキー・グッズまで販売しているのは、いわゆるユダヤ商魂のたくましさでしょうか? まあグッズ販売をしているからといって、音楽の価値とは関係ありませんが。