長尾ゆきさんが顔を出してくれた。
彼女は20代でユーサンヨン氏と結婚。韓国江華島(カンファ島)
に移り、ペンションを経営しながら、アズワンコミュニテイとの
交流を深めてきた。
今では、韓国から鈴鹿のコミュニテイでスタデイツアを希望する
人の往来が活発になってきた。
ゆきさんは、子育て・ペンションの仕事・サンヨンさんの手伝いと
忙しい日々。
韓国との交流のなかから、韓国にサイエンズスクールを開設したい
という熱情の若夫婦が現れ、いまではペンション近くに引越しして、
心許せる仲間。暮らしの幅もひろがった。
今回ゆきさんは、4/30から5泊6日のアズワンセミナー、そのあとは、
韓国で長年定着している恵(ウノ)共同体81人が鈴鹿コミュニテイの
スタデイツアにやってきて、その通訳を一役買って出た。
これだけ長期に出かけることができるようになった。
セミナーも通訳も、参加した人とともに「何がしたいのか」見直す機会
になったという。
セミナーでは夫婦の行き違いが解消したり、通訳では恵共同体の人が、
「何をよりどころにコミュニテイをつくるのか」という視点の交流が
かなり深く出来たと聞いた。
面白いので同時通訳だったけど、話し合い引き込まれる感じがあった。
最後の挨拶で、今度新しいフリースクールのスタッフの人が、
よりどころは「平等・公正」とおもってきたが、この期間中で
分からなくなってきたという。
ゆきさんは、なにもかもが興味津津で、楽しそうだった。
大学や高校年代の息子がいるが、若々しい。
ちょっと、外れてしまうけど一言。
きのう、小雨のなか、少し息切れがあるなかで、散歩した。
公園前の廃屋の塀に清楚な白い花におどろかされた。
「しゃくなげ?」
なにか着物を纏った婦人の気品を感じた。
手入れもされていない、たくさんの葉の上で雨粒が光っている。
しっとりとした佇まい。
ふと、昨日の感動がよみがえった。
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