「暮らしとエネルギーの地域自給懇話会」というのは、KIESS
(循環共生社会システム研究所)の岩川貴志くんがつけてくれた。
岩川くんは、「ぼく、そんなことしてません」というに違いない。
いままでは「暮らしとエネルギー地域自給懇談会」とか言っていた。
どちらかというと、エネルギーの地域自給に焦点を当てていたかな。
「暮らし」と「エネルギー」の「地域自給」とすると、「暮らし方」にも
関心がいきそうにおもう。
先日9月23日、この会があった。
保育士の20代の女性、名古屋大学物理学の大学院に通っている
男性、元市会議員の人、元自動車メーカー退職後自然農をしている
人なども加わった。
岩川くんが、これまでのまとめをしてくれた。
印象に残ったこと。
1、新しいエネルギーをつくりだすだけでなく、消費する側の暮らしから
のアプローチがもっとあるのでは・・・
2、若い人はどのように感じているか?
3、エネルギーというと、電気ということが出てくる暮らしのなか、
電気のほとんど温めることに使っている。
薪の話になった。
里山大好き男、高崎広さんが、おもむろに口を開いた。
「薪は人を4度あたためるって言うじゃん・・・」
聞いている人、「ウン?」
「そういっている人がいるの?知らなかった」とぼく。
「4度って、言っても、温度のことじゃないんだ。」
「・・・」
「一度は、山から木を伐り出すときにあたたまる。
二度目は、薪にするときあたたまる。
三度目は、もちろんストーブにくべてあたたまる。
どっちかというと、この四度目がいちばん大事なんだ」
高崎さんは、一息つく。
「四度目は、ストーブを囲んで、人のこころがあたたまる。
ことしの冬は、ぼくんとこは薪ストーブで過ごした。
たくさんの人がストーブを囲んだ・・・」
「そうだよな、薪ストーブのぬくもりは、人のこころを
安らかにしてくれる」
「薪ストーブのまわりは、いつまでいても飽きない」
「エネルギーのことが、暮らしやコミュニテイーのことに
つながってくるね」
高崎さんは、ときどきこころに響くひとことを言ってくれる。
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