かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

うちの里山子どもアルバム

2015-06-10 21:16:07 | アズワンコミュニテイ暮らし

5月の風が木々の緑の間を通りすぎていく。

うちの里山には、60人余りの親子がやってきた。

60代、71代のジジババが待っていた。


昨年11月、ドングリを播いて、苗作りしてきた。

5月、芽がでたあ!

その月末31日、苗をポットに移植した。

ポットは竹を切って作った。

父さんや母さんとポットをノコギリで切った。


苗を植えて、水をやった。

ポットに名前を書いた。

苗が4,50センチに生長し、根っこも十分に張ったら、

こんどは里山に移植するんだ。

一回、そこに植えたら10年、20年そこで大きくなるんだ。


移植がおわったら、めいめい木陰であれやこれや、

楽しんでいた。

お昼ごはんはカレーだったよ。



 


消えた小鳥

2015-06-10 08:11:57 | アズワンコミュニテイ暮らし

昨日から梅雨入りしたらしい。

今日は、朝から雨だった。

午前中、三重大学の付属病院へ行った。

5月末、外来棟が新装オープンして、棟内まぶしいくらい明るい。

明るいんだけど、何かシステムも明瞭になった感じ。

馴れない面もあるけど、あそこで何して、次に何して、その次は、

と行ったり、来たり。

人と対面するときはほっとする。

やさしくいってくれるけど、何か孤独感がでるときもある。

 

いろいろ用事があった。

9月から特定疾患の助成がきれるので、そのための医師の

診断書の作成依頼。

「先生、よろしく」「はい、わかりました」とはならない。

いったん、事務方を通す。その費用も払う。

そのほか、いくつか。

朝8時に家を出て、午後1時過ぎまで、病院で過ごした。

帰り、雨に濡れた街の風景が、いつもより一層霞んで

見えた。

疲れた。目もしょぼついて、痛い。

 

帰宅後、寝ていたら、息子の嫁さんが孫を預けに来た。

孫・和(わたる)1歳半。

天真爛漫の笑顔と好奇心に満ちた突進力で部屋にあるもの

全てのチェックをはじめる。

爺、ぼくはときどき突進されたりしたが、そのうち眠ってしまった。

 

さて、夕方、わが家のベランダの手すりのところを見たら、

小鳥がとまっている。

遠目から見て、スズメかな、とおもった。

妻がちょうど外にやってきたので、見てもらったが

スズメではないらしい。

まだ、雛を抜けきっていない幼い小鳥だった。

妻とぼくが騒いでも、飛び立たなかった。

写真を撮ったりしても、逃げる様子もなかった。

 

夜、あっと思い出して、窓を開けて、ベランダの手すりを

見た。小鳥が、まだ、いた。

妻の観察では目をつぶって、眠っているらしい。

何かしてやったほうがいいかな、ともよぎった。

 

朝起きて、いちばんにベランダの手すりを見た。

小鳥は消えていた。

とまっていた場所を見たら、ほんに小さなフンが3っつ

してあった。手すりの下にもあった。

もしや、小鳥が固くなってその付近に落ちていないかと

探した。見つからなかった。

「おい、小鳥がいなくなった。フンが残ってるぜ」とぼく。

妻「ふ~ん」

 

昨夜は小鳥のいのちの鼓動を感じていた。

消えた小鳥のいのち、どこに行ったのだろう。