そこじゃないだろ!

年度末から相場の顔付がガラリと変わった新興市場。２月までは入るたびに、ちぎっては投げ　ちぎっては投げミッドウェイ海戦後の帝国海軍もかくやのありさまだったのが。東証１部で取れなくなった資金が逆流してきたようで、大手企業のまたかと言いたげな控え目決算もあって材料には事欠かない新興市場への半端ない資金流入。

３月中旬のマイナンバー関連銘柄の短期の盛衰の後、生き残れそうな銘柄を確かめた　えいちあーる亭　亭主。カード作成メーカーの7855カーディナルに目をつけて。ウォーレン・バフェットのいう恒久的にニーズのある企業と見定めて突入。1100円での高値逆指値が久々に発動した銘柄、相性良しと見て現物で買い下がってみたものの直近安値８４２円を割り込んだ板には８２０円台で５００株突っ込むのが精いっぱいなわけで。。。

翌日、ユニクロのICタグ採用のニュースが日経新聞に出ても、ここはカードだし、と冷めた目で見ていた　えいちあーる亭　亭主。寄り付き１５分後からリアルタイムで急速に上昇する板に なになに? とソースを探るしかないわたくし。ICタグの略称はRFIDのはず主力の帝人は下落の真っ最中。これは買えない、これは売れない。と思考停止のまま迎えた翌日、またしてもSTOP高に張り付くカーディナルを見てRFIDなんて会社のHPにも出てないじゃん。帝人はどうした?　と板を見れば地合い相応の上昇を見て監視を外したわたくし。

結局、銘柄を信じ切れずにSTOP高から剥がれると時は大き目の下げと見たわたくしのミス。一瞬寄り付いた板に全株手仕舞い。保険と思って高値に仕掛けた指値が発動。で、全部持って行かれるとは思わなかったわけで。悔し紛れに帝人に目をやれば急騰、高値圏に、手掛けたことのない板にICタグ関連とはいえ大型株　個人にここを動かすほどの力があるのか?と思い様子見。

カーディナルの浮動株の少なさを狙った仕掛けとも見えるけれど、株は勢い。２万円超え待望の市場の勢いは見て取れたけれど個別株の思惑とか勢いとか。状況を信じるなら次の高値を見極めてから手仕舞いしても十分利が乗るわけで。そこじゃない!と、こざかしく考えてみても勢いを味方にした力には逆らえないわけで。ぬらりひょんアベの姑息さ卑怯さに手が届くのは何時?　憲法改正３分の２条項に搦め手から手が届くまでにはと　切に願う　えいちあーる亭　亭主でした