えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

活字とネットのはざまで

2006-06-25 22:45:03 | 航海日誌

リクルートは23日、海外旅行情報誌「エイビーロード」を10月号で休刊すると明らかにした。
インターネットサイト「エイビーロード・ネット」で同じ情報を提供していることから、広告掲載をサイトに切り替える
旅行会社も増えているため。最盛期の94年は月38万部を発行したが、今年3月は11万部に落ち込んだ。(毎日新聞)

株に手を染めた投機家のみなさんにはすでに実感されて久しい感慨と思うが
活字になった情報にはすでになんらの価値もないと言い切れるほど情報のスピードが加速している
直近のZAI等のように、(固有名詞を出して申し訳ない。)推奨銘柄を活字に載せなくては成らない
記者やコメンテーターのみなさんの予測を超える事態の推移に同情せざるをえない私。(結果はやっぱり大笑い)
活字を世界で最初に作ったのはだれだったか?                      
これだけの事をネットで調べるにも印刷技術、世界初のキーワードーに有象無象の企業のホームページがヒットしてくる
印刷、史上初とキーワードーを変換してまでも、おこがましくも企業のホームヘーシ゜がさらにずらりと並ぶ

うぬれ!とばかり世界最初の印刷物は何だったか。遠い昔の記憶を探るえいちあーる亭 亭主
かって、史学担当の先生をからかった記憶とともにに思い出される聖書の文字(市橋先生ごめんなさい、でも好きでした)
印刷、聖書のキーワードで発見。そうそう、活版印刷のグーテンベルク。控えおろう有象無象の企業のホームページども。
グーテンベルクより前に出て来るんじゃねえ。頭が高いわ。お前らなんぞがヒットするのは1億年早い、と怒る 
えいちあーる亭 亭主

インターネットは活版印刷以来の文明の更新という言葉がある。
活字を拾う間、輪転機を回す間にも画面につづられた記事は世界を席巻する。
今日のエイビーロード廃刊に示されるように活字情報がその価値を失い始めた現在において、
情報の更新速度が桁違いに速くなったことで欲望と情報の合致がさらに加速される側面があるにせよ
故人の残した魂のこもった言葉は画面を通してもいささかも色あせることはないと信じる私。
言葉と情報の意味を履き違えることのないように、言葉を受け取る感性は見失うことのないように
せめてこころは研ぎ澄ましておきたい と願う えいちあーる亭 亭主でした

(世界最初、印刷物を思いついてもネット検索を忘れてアナログな記憶に頼った私。ちょっとステキかも)(笑)

     
         買ったらその株の掲示板は見ないぞ  ぽちっとな

            

コメント
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坂崎幸之助商店