明け方に 夢を見た
誰かが 私に 赤の帽子と黒の帽子 どちらがいい と聞きました
ふいに、ああスノーマンのことだと気づいた私は 少し考えて 黒がいいと答えました
次の瞬間 街の中をかけぬけていく赤い帽子のスノーマンが見えました
どうやら 私は黒い帽子のスノーマン
どこかの静かな街角に立って街を見ていたところで目が覚めました
目が覚めた後であの時、赤い帽子を選んだら 私もどこかへいけたのかな と思った
でもいくところが思いつかなくて 途方にくれていたらなんとしよう そんなふうにも思ってみたり
奇妙に静かでそしてさびしい夢でした