Good Frlend!(motovlog)

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トップを切った「ER-6」から新たな大型ミドルへ、カワサキ・Z650。(番外編vol.3269)

2022-06-02 10:38:17 | 日記

国内販売ではなく「海外輸出モデル」としてではあったものの「大型ミドル」クラスの新たな世界を「最初にこじ開けた」のが、まずカワサキ「ER-6」シリーズだったのですが、

2017年には2世代へモデルチェンジが行われ、現行型になるこのネイキッドモデル「Z650」と、フルカウル仕様の「ニンジャ650」が時代に合わせて新たに販売されます。

また既に、強力なライバルとなるヤマハ「MT-07」や、ホンダ「CB650F」などが登場しており、それまでの「ER-6」では太刀打ち出来ない状況からの登場であったとも考えられます。(笑)

で、今日ご紹介する主役は、その2車種の中でも「ネイキッド」の方で初期モデルの「Z650(2BL-ER650H型)」となります。

そもそもネームだけで言えば、1970年代にあった「Z」シリーズの中でも、かつての「ザッパー」とも言われた「Z650(KZ650BE)」が存在してたので、

そもそも同じネームが与えられたと言う事は、その「進化版」と言う位置付けとして、送り出されたものだったのかも知れません、

しかし今年に入って「ネオクラッシック」となる、まさに類似モデル「Z650RS」が新たに登場し、かつてのザッパー「Z650」をそのまま彷彿させるモデルが登場した事で、

今後は、それとは違うものとして「Z650」を見ていかなければならない感じになっています。

ただ内容に関しては見た目の違いだけで実は「Z650RS」って基本ベースに、この「Z650」が使われてる事を、もしかすると知っておいた方が良いかも知れませんね。(笑)

また、この「Z650」は2020年にマイナーチェンジが行われており、次のLEDを多様化した2世代モデル「Z650」へ進化を遂げています。

で、この「Z650」のスペックを見てみますと、まずエンジンは水冷式4スト並列2気筒DOHC4バルブで排気量が649cc、最高出力は68psで最大トルクが6.5kgとなっています。

フレームはスチール製のトレリスフレームが採用されており、これはカワサキ最高峰モデル「H2」と同じ構造を持ったものとなっています。

また、キャブはフューエルインジェクション(FI)で、フロントブレーキはノーマルマウントながらダブルディスクを採用、

さらに先代の「ER-6」のデザインがファニーだったものに対し、この「Z650」は「ストリートファイター」とも言えるスパルタンなデザインへと変更されています。

時代的に最近のカワサキのスポーツモデルって「ソリッドなデザイン」が多く、実はこの流れを遡(さかのぼ)れば2008年に登場した「ニンジャ250」まで振り返る必要がある気がします。

とにかくここ最近の国産4メーカーの中でも「圧倒的な勢い」を見せてるカワサキですが、この「大型ミドル」クラスも今後に関してより多くのラインナップを目指してる事が分かります。

で、お話をこの「Z650」に戻しますと、いわゆる大型バイクでありながら、コストパフォーマンス(コスパ)に優れたモデルと言うことになります。

この初期型(2BL-ER650H型)も、当時80万円を切った新車価格で売り出され、非常にリーズナブルであった1台でした。

ただ、そうは言っても優れた「操作性と性能」を誇っており、標準で「ETCが搭載されたモデル」も当時で既に存在していたりします。

この「Z650」に関しても先日ご紹介したヤマハ「MT-07」同様に、かつての4スト400ccクラスの車格なので、ワインディングに持ち込めは、もっと大きい排気量を誇るビッグマシンより、

一般的なライダーであっても、優れた走りやスピードを得る事が出来たりします。

要は平均的な日本人の体系であったり、はたまた日本の道路事情を考えれば、ちょうど良いサイズであり、ちょうど良いパワーで扱いやすいって利点があるって事です。(笑)

もちろんトルク(6.5kg)はありますから「加速力」は申し分合いですし、取り立ててベテランじゃない、もう誰が乗っても普通に速いです。

それだけにこの「大型ミドル」と言うのは安さも含め、我々(一般ピポー)にとって「良いバイク」でもあるんですよね。(笑)

で、最後に中古市場を見てみますと、大体安いもので50万円あたりから、高いものだと70万円前後と新車に近い価格帯で取引されています。

もちろん、マイナー前と言っても、ほぼ現行型ですから古いものでも5年未満ですし、2017年式の初期モデル(2BL-ER650H型)でもそこまで価格は下がっていません。

とにかく、一度乗れば「その良さ」が分かると思うのですが、これから購入を検討される方、個人的にもこの手の「大型ミドル」のオートバイを特にオススメしたいですね!(笑)







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