Good Frlend!(motovlog)

個人の好きなことを書くブログです。

80年代の4スト系スポーツバイク、スズキ・GSX-R250-初期型。(番外編vol.3274)

2022-06-07 00:02:05 | 日記

1980年代に入ってまず、それまでに無い驚きのスポーツバイクを最初に登場させたのって何と言ってもスズキで、その車種を言えば「GSX-R400」そして、名車で大型モデル「GSX-R750」の存在です。

国産メーカーの中で、いち早くこの手のモデルを登場させ、世の中に4スト系の「レーサーレプリカ」と言う新ジャンルを構築した立役者といっても言い過ぎ?いや過言じゃない2台だと言えますよね。(笑)

そして、そこから新たな派生モデル(250ccクラス)として1987年に登場したのが、今日の主役「GSX-R250」だったりします。

で、まず、スズキの「中型250ccスポーツ」と言えば、それより先に思い浮かぶのが「2ストエンジン」を搭載した名車でもある初期型「RG250ガンマ」と考える人が多いと思われますが、

4スト系の「レーサーレプリカ」で言えば、やはりこの4気筒エンジンを搭載した初期型の「GSX-R250」ですよね。(笑)

そもそもスズキは「中型250ccクラス初」となる4気筒エンジン搭載車の「GS250FW」を1983年に登場させていましたが、これに関してはまだ一般的なスポーツバイクのジャンルに収まっており、

いわゆる1980年代を支えた「レーサーレプリカ」と言うには、まだまだスペックが足りていなかったので、やはりこの初期型「GSX-R250」が高性能で次世代、まず最初のモデルと言う事となります。

また、4ストに関して言えば、ほとんどのメーカーが先に「400ccモデル」から新設計となる車両を登場させてた経緯や、この250ccクラスに関しては「2ストレプリカ」を積極的に開発してた為、

4ストで250ccクラスの「レーサーレプリカ」に関しては、一番早い登場のヤマハ「FZ250フェザー」でも、それらとはかなり遅れた1985年からの販売開始でしたから、

この「GSX-R250」の登場が、ちょい遅めの1987年からだったとは言え「FZ250フェザー」より2年遅れ程度で登場したと言う経緯でもありました。

まぁ、振り返れば「4スト250ccレーサーレプリカ」の登場が少し遅かった感はありますが、逆に言えば、それだけ4ストが250ccの排気量で「強力なマシンを作ることが難しかった」とも言える気がします。

とにかく、少ない排気量で鋭い速さを得るには、何と言ってもよく回るエンジン、そう「エンジンの回転数を徹底して上げる」につきますよね。(笑)

もちろんこの「GSX-R250」もそんな新設計の高回転型エンジンを搭載しての登場となりますから、先代で初の4気筒エンジン搭載車「GS250FW」とは全く違うエンジン構造だったりします。

具体的にその違いを言えば「GSX-R250」の場合「驚くほどのショートストローク」のエンジン特性となってたところで、

当時、最大のライバルとなる、ヤマハ「FZ250フェザー」にしろ「ホンダ「CBR250F」にしろ、そこに関しては「全く遜色のない性能」を誇っていたと言えます。

で、ここでこの初期型「GSX-R250」のスペックを詳細に見てみますと、エンジンは新設計の水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで、排気量が248cc、

最高出力は250cc 排気量MAXの45psで、最大トルクは2.5kgとなっています。

また、フレームはアルミとスチールの混合で構成されたダブルクレードル式で、フロントブレーキはダブルディスクを採用、はたまたホイールは既に17インチサイズが履かれていました。

とにかく最大の特徴はこの超高回転エンジンで、何と14,500回転時で最大パワーの45psを発生するものでした。なかなか凄いです。

ただデザインに関しては同時期にあった3世代目の「RG250ガンマ」とカラーリングを含めよく似ており、そこに関しては好みが大きく分かれるとことではある気がします。(笑)

正直、当時のボクとしては、あまり好きな感じではありませんでした…。(笑)

最後に中古市場を見てみますと、大体安いもので40万円あたりから、高いもので60万円前後で取引されてる様です。

驚くほど高額ではありませんが、逆にめちゃめちゃ安いって感じでもありません、また古い車両ですし販売期間も短かったので球数は当然ながら少なめです。

同時期の2ストモデル「RG250ガンマ」と比較するとお買い得な感じですし、車両の状態さえ良ければ性能に関してはお薦めできる1台じゃないかと思いますね!(笑)






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする