宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

女性農業者を対象に安全衛生管理研修会を開催しました

2022年03月04日 12時04分54秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 雇用を導入している経営体においては,女性農業者が雇用管理を担うケースが増えてきており,女性農業者のマネジメント能力の向上が必要となっています。美里農業改良普及センターでは,昨年に引き続き「女性農業者のためのマネジメント講座」を企画し,本年は「職場における安全衛生管理」をテーマに全2回の講座を開催しました。
 昨年12月の第1回講座(工場見学,講話)に引き続き,第2回講座は1月17日に行い,あべ社会保険労務士事務所代表社員の阿部裕一社会保険労務士を講師に,「従業員の安全衛生管理」と題し,座学による研修会を行いました。
 阿部社会保険労務士からは,安全衛生管理の基礎から,労災事故が起きた場合の手続き,労災保険の適用範囲等,事例も混じえて講義が行われました。
 農業の現場では,夏場の高温下や足場の悪い場所での農作業があることや,作業従事者が高齢化していること等により,労災事故が起きやすい環境にあることから,事業主は安全衛生管理の重要性を十分に認識して,率先して対策を行う必要があるといった説明がされました。
 参加者の多くは従業員を雇用していることもあり,講義を熱心に聞き入っていました。その後の質疑応答においても,「家族で法人化した場合は労災保険の適用になるか」,「記録の様式については定まったものがあるか」といった質問が出されていました。
 
   

 

<連絡先>
  美里農業改良普及センター 地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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あ・ら・伊達なシャインマスカット,今年の作業はせん定から。

2022年03月04日 09時11分37秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 大崎市岩出山の「あ・ら・伊達な道の駅」が生産支援に取り組んで2年目となる「ぶどう(シャインマスカット)」の生育状況確認とせん定作業支援を2月中旬に行いました。
 令和3年に初めて植え付けられた苗は,発芽や生育過程で心配もありましたが順調に生育し,せん定の時期を迎えることが出来ました。
対象者の各ハウスを巡回し,生育状況(枝の伸び)に合わせたせん定方法について指導しました。植え付けてまもない樹の収穫には時間がかかりますが,数年前に植えた苗のぶどうは,この秋にも販売が期待されます。
 普及センターでは,これからも地域農業の維持発展に向け,生産支援等を行っていきます。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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