宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

角田市で夏秋きゅうりの現地検討会を行いました

2014年06月30日 13時19分30秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 6月19日(木)に,JAみやぎ仙南角田地区きゅうり部会の,促成栽培と夏秋栽培の現地検討会および栽培講習会が開催されました。生産者8名が参加し,講師として株式会社ときわ研究農場と普及センターの担当者が出席しました。

 現地検討会では,全体的に樹勢が弱く,中段の側枝発生が鈍い傾向があるため,肥培管理に注意し,低節位の摘果を徹底すること,また,果実にアザミウマの食痕の被害も見られるため,防除を徹底すること等の指導を行いました。また,栽培講習会では,強い耐病性を持つ新品種の紹介や,病害虫の防除に関する情報提供を行いました。

 全体を通して,参加者からは整枝方法や灌水管理,薬剤散布などの栽培管理全般にわたり多くの質問が出て,今後のきゅうり良品・多収生産への意欲がうかがえました。
今後とも普及センターでは,きゅうり生産を支援してまいります。

   
 夏秋キュウリの現地検討会

   
 管理について話し合い

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

第20回仙南地域和牛共進会が開催されました

2014年06月27日 17時12分41秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援
 去る6月24日に仙南地域の和牛振興と9月に予定されている宮城県総合畜産共進会の選考会を兼ねた第20回仙南地域和牛共進会が開催されました。
 仙南地域から選び抜かれた52頭の黒毛和牛が改良の成果を競い合い,生産農家の日々の改良及び飼養管理の努力の様子が伺えました。審査結果については以下のとおりです。

○名誉賞
・丸森町 荒輝彦氏
 名号:ひろこ(第3区 経産牛)
・丸森町和牛改良組合

審査の様子           名誉賞「ひろこ」
        

普及センターでは,3年後の宮城全共に向けて今後も肉用牛改良への取り組みを支援して参ります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第一班 
       TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

美里地区生活研究グループが野菜種苗会社で直売所向け夏秋・秋冬野菜生産管理の研修会を開催

2014年06月27日 16時37分29秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援
 平成26年6月19日に「渡辺採種場瀬峰研究農場」において,美里地区生活研究クラブ員18名の参加により,農産物直売所向け夏秋・秋冬野菜の生産・管理研修会が開催されました。
 当農場における研修会は,昨年度に引き続き農産物直売の野菜生産・管理技術向上の一環として開催されたものです。
 種苗会社職員の方からは,夏秋・秋冬野菜の当社育種品種の紹介と栽培管理のポイントについて説明を受けました。
 その後,研究農場内施設野菜・露地野菜のほ場を見学しながら,施設野菜として,トマトの品種比較を見学した他,また,クラブ員はミニトマトの試食をするなど,味覚の良さを確認していました。夏ほうれんそうでは夏季高温時での遮光管理やかん水施設の設置状況を見学しました。
 露地野菜では,タマネギの収穫適期や長ネギ,夏ニンジンの品種比較,夏秋ナスの整枝方法,カボチャの日よけ対策や整枝方法,スイートコーンの害虫対策や徐けつについて説明を受けました。
 クラブ員からは,野菜の栽培管理や病害虫防除・除草対策等について多くの質問が出されました。
 普及センターでは,今後も生活研究グループの活動を継続支援いたします。

<問い合わせ先>
 宮城県美里農業改良普及センター  先進技術班・地域農業班
 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

仙南農業士会の総会・研修会が開催されました。

2014年06月27日 09時19分48秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保
去る6月20日に仙南農業士会の総会・研修会が大河原合同庁舎で開催されました。
仙南農業士会は指導農業士19名,青年農業士11名の計30名(うち女性8名)の優れた農業経営を実践して地域農業の振興及び農村青少年等の育成に貢献している農業者からなる組織で,今回の総会を機に6名が退任し,新たに6名が加入しました。



総会終了後の研修会は,大河原農業改良普及センターの廣上所長を講師に「農政の動きについて」というテーマで,農地中間管理機構の創設や経営所得安定対策の見直し等の「新たな農業・農村政策」の4つの改革の概要について説明がありました。
特に農地中間管理事業について,農水省のQ&A(平成26年4月)も交えながら,既存のわかる範囲の情報で制度の内容について丁寧な説明がありました。



参加者からは,「コンパクトに新政策の要点が聞けてわかりやすかった。」「自分の地域では担い手の高齢化で農地の借り手がいない。」「条件のよい大区画中心の地域と小区画・条件不利地が多い地域もあるのに,県内各市町で一律の集積目標は難しいのでは?」「集積が必ずしも低コストにならないのでは?」等の意見も出されました。参加した農業士は「新たな農業・農村政策」に対する理解が深まったと思われます。



〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 
 TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

農業交流体験イベント「ストロベリーカレッジ2014」が開催されました!

2014年06月26日 11時41分37秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成26年6月15日に「ストロベリーカレッジ2014」が開催されました。
 このイベントは,亘理名取地区の農業後継者で組織する亘理名取地区農村青少年クラブ連絡協議会(通称:亘名地区4Hクラブ)が,仙台都市圏や近隣市町村の独身女性を対象に,農村や農業後継者に対する理解を深めるとともに交流を図ることを目的に開催したものです。
 震災後3回目となる今回は,一般独身女性9名,クラブ員14名の計23名の参加により,「いちご収穫」体験や「いちごジャム作り」体験,いちごに関するクイズなど,盛りだくさんのイベントが行われました。
 収穫体験は,震災後,亘理町小山地区に建設された山元町のいちご生産者のハウスで行われました。天候にも恵まれ,強い日差しが照りつける中,参加した女性の皆さんは,クラブ員のサポートで箱いっぱいのいちごを収穫することができ,「もう十分満足です」と満面の笑みを浮かべていました。
 ジャム作り体験では,大鍋いっぱいのジャム作りが行われ,「こんなに贅沢にいちごを使ったジャム作りは初めて」と,出来たてのジャムをパンにたっぷりのせて試食し,出来映えも大満足の様子でした。
 参加した女性からは,「大変な震災でしたが,こんなにおいしいいちごがまた食べられて幸せです。機会があったら次回も参加したいです」と,交流できたことを喜ぶ声が聞け,有意義な交流会となりました。


<連絡先>
 亘理農業改良普及センター 地域農業班
 TEL 0223-34-1141  FAX 0223-34-1143



水稲直播栽培の現地検討会が開催されました

2014年06月26日 09時35分26秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成26年6月18日に登米市,みやぎ登米農協,南三陸農協,登米農業改良普及センター主催の「登米市水稲直播ほ場第1回現地検討会」を開催しました。農業者,農協,登米市からおよそ30名が参加し,生育状況を確認するとともに,普及センターから生育調査の結果や今後の栽培管理について説明を行いました。
 登米管内では省力化や作期分散などの点から水稲直播栽培への関心が高く,昨年は300haを超える作付面積となりました。しかし,直播栽培では水管理や雑草防除など栽培をする上で特に気をつけなければならないポイントが多く,経営安定のためには栽培技術向上による収量・品質の安定的な確保が必要となっています。
現地検討会では中田町の乾田直播ほ場と迫町の湛水直播ほ場の2か所を巡回しました。現地ではそのほ場を管理する農家の方から耕種概要や水管理について説明があり,それに対して活発な意見交換がなされました。
 次回の検討会は出穂後の9月上旬を予定しており,普及センターでは今後も水稲直播の栽培技術向上を支援していきます。





〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127
  FAX:0220-22-7522


女性農業者移動研修会を開催

2014年06月26日 09時16分35秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援
 6月18日に登米管内の女性農業者で組織する2グループ(登米地区農村生活研究グループ連絡協議会とアグリレディーズネットとめ)の合同移動研修会を開催しました。当日は天候にも恵まれ,28名と多くの参加がありました。
 はじめにJAみやぎ登米のきゅうり選果場(グリンポートなかだ)を視察しました。平成10年から稼動している選果場では,最大で1日30tほどの処理が可能ですが,ピーク時には包装・選別が間に合わないほど多くの入荷があるそうです。
 続いて,アグリレディーズネットとめ会長の及川さよ子氏のきゅうりハウスを見学しました。きゅうり栽培に取り組んでいる参加者も多く,管理や品種選定等について多くの質問が出され,及川氏からは,実のつき方や草型などを勘案し,自分の経営スタイルあった品種を選ぶことが大切であることなどをアドバイスしていただきました。
 南三陸町の「農漁家レストラン松野や」の研修では,松野三枝子氏から震災時の壮絶な体験からその後の炊き出しなどの活動,レストラン開業までの道のり,さらに農家としての経験からの野菜加工のコツなど多岐にわたるお話をいただきました。震災について沿岸の生の声を聞き,沿岸の食文化への理解も深めるなど多くのことを学びました。海の幸ぎっしり,ボリューム満点の定食には参加者も驚いた様子でした。
 普及センターでは,楽しく価値ある研修などを通じ,女性農業者の資質向上についてこれからも支援してまいります。




〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-8603
  FAX:0220-22-7522

広畝成形乾田直播水稲の研修会を開催しました

2014年06月26日 09時09分24秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 6月17日,古川農業試験場において,古川農試で開発された広畝成形播種方式による乾田直播栽培について研修会を行い,管内で直播栽培に取り組む生産者4名が参加しました。
 広畝成形播種方式は,逆転ロータリーに目皿播種機を組み合わせ,砕土,畝成形と播種を同時に行います。逆転ロータリーを用いることによって土壌表面に小さい土塊が集まるため,種子と土壌が密着し,土壌処理剤の除草効果が高まるほか,畝間の溝に通水させることができるので,排水性と通水性が高まるなどの利点があります。
 研修会では,水田利用部の星総括研究員より広畝成形播種方式の概要説明を受けた後,古川農試内の試験圃場を見学しました。参加者からは多くの質問が出され,星総括研究員から「品質を落とさないためには,9月中旬まで水を切らさないこと」「乾直においては播種を4月に早くしすぎるとイネの出芽より雑草が先に出てしまうので気をつけること」など具体的なアドバイスをいただきました。
 広畝成形播種方式に限らず,日頃直播栽培を行う中で感じている疑問についても丁寧にお答えいただき,明日からの栽培に役立つ研修会となりました。



〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127
  FAX:0220-22-7522

古川地区4Hクラブによる親子農業体験学習の開催

2014年06月23日 18時51分59秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成26年6月8日に大崎生涯学習センター(パレットおおさき)を会場に大崎地域広域行政事務組合教育委員会主催の「親子農業体験」が,古川地区農村青少年クラブ連絡協議会の協力により開催されました。今年で3年目となるこのイベントは,大崎市内の小学生親子20組を対象に募集していますが,受付開始1時間で予約が埋まるほどの人気イベントとなっています。
 当日は雨天でしたが,子どもたちはカッパを着て元気いっぱいにスイカとレタスの苗を定植し,いちごの収穫体験も行いました。今後の予定として,7月20日にスイカの摘果とレタスの収穫を行い,8月31日にスイカを収穫し,スイカ割りやスイカの種飛ばし大会なども行う予定です。また,スイカの収穫後には,パレットおおさきの教室で,大崎市在住の食育コーディネーターが所属する「菜の花クラブ」の皆さんに食育のお話をして頂く予定です。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班 (担当:松谷・今野)
 TEL:0229-91-0727    FAX:0229-23-0910



下高城の新たな取り組み ~土壌を活かした「長にんじん栽培」~

2014年06月23日 15時42分21秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保
<本文>
 色麻町の下高城集落営農組合では田植作業が一段落したことから,全体会を開催しました。普及センターからは本年度の活動内容として,集落ビジョン実現に向けた話し合いや現地検討会・農産加工勉強会の開催,会計支援等の計画を伝え意識統一を図りました。
 また,組合では軟らかさが評判の「高城ごぼう」を40アール作付しており,高城ごぼうと合わせてきんぴらにして食べてもらうため,今年度は「長にんじん」の栽培に挑戦することになりました。普及センター職員がにんじん栽培のポイントを説明し,昔は長にんじんを作っていたということもあり,雑草をいかに抑えるか教えて欲しい等,参加した女性組合員から積極的な発言がありました。さらに水稲の生育調査結果をもとに今後の管理のポイント(病害虫・雑草防除等)を説明しました。
 これまでは法人化の勉強会が中心でしたが、今後は法人設立と併せて営農活動に直結する様々な情報提供を行い組合を支援してまいります。

<連絡先> 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910