宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「スマート農業先進県みやぎ」目指して! 水田管理作業を「ラク」にするスマート農業技術の実演会を開催

2019年08月30日 17時53分14秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  県では,農業者,農業機械メーカー,試験研究機関,関係団体等とコンソーシアムを組み,「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(農林水産省)」に取り組んでいます。

  本実証事業では,生産から出荷までの一貫体系にスマート農業技術を導入し,生産性や経営面での検証,評価を行うほか,スマート農業技術について,農業者や関係機関の皆様の理解を深める活動を展開しています。

  この取組の一つとして,令和元年8月22日(木)に実証農場の(有)アグリードなるせ(東松島市野蒜)のほ場等を会場に「大規模水田作のスマート農業機械現地実演会(第2弾)」を開催しました。今回は,「水田管理作業のスマート農業技術の活用」をテーマに,農薬等散布に用いる「マルチローター(ドローン)」,水田水管理用の「給排水遠隔制御装置(電動アクチュエーター)」,畦畔等除草作業用の「ラジコン草刈機」を取り上げ,マルチローターによる農薬散布作業と「ラジコン草刈機」の除草作業を実演しました。

 当日は,農業者や関係機関の担当者など約150名が参加しました。実演でドローンを操作するのは1か月前に講習を受けたばかりの従業員でしたが,GPSの位置情報に基づき自動で農薬を散布する機能の活用によりスムーズに散布することができました。

  続いて行われたラジコン草刈機の実演では,傾斜地など危険な場所に人が入ることなく,遠隔操縦で除草作業を行うラジコン草刈機の動きを多くの参加者が関心をもって見つめていました。

  また,会場に展示された「給排水遠隔制御装置」は水田に行くことなく,家や事務所からスマートフォンで水管理ができるということで,多くの参加者の関心を集めていました。

  今回,紹介したスマート農業の技術は水稲移植後の基本作業である水管理や雑草管理,防除作業を省力化できる技術であり,農業者の高齢化や担い手の減少が進む中,本県の稲作を守っていく上で重要な技術になると考えています。

  今後「スマート農業機械現地実演会(第3弾)」として,「自動走行コンバイン」による稲刈り,「ロボットトラクタ」等よる耕起作業などの実演会を開催し,スマート農業技術について,広く普及を進めていくとともに,実証事業による成果を活用して,県内すべての大規模土地利用型農業法人へ導入・活用されるように進めていきます。

<連絡先>

宮城県農政部農業振興課 普及支援班

〒980-8570 仙台市青葉区本町三丁目8番1号

TEL:022-211-2837 FAX:022-211-2839

E-mail:nosin@pref.miyagi.lg.jp


意見活発!きゅうりの半促成栽培実績検討会開催される

2019年08月30日 17時45分39秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和元年8月9日にJAみやぎ登米グリーンNACで,夏秋・冬春きゅうりの指定産地であるJAみやぎ登米胡瓜部会の半促成栽培の実績検討会が開催されました。
 本検討会の目玉は,県内で初めて取り組んだ環境制御技術によるハウス内環境の「見える化」と炭酸ガス施用の効果です。
 3名の部会員のほ場に設置された環境モニターでは,外部環境はほぼ同じなのに施設内の環境は予想以上に異なっていることが分かりました。また,炭酸ガス施用の効果は,無施用区に比べ,施用区の収穫量は約4t/10a,22%多いことが確認されました。しかし,生育にばらつきが見られ,これらの改善方法や次期作の抑制栽培に向けた対応策など,活発な意見が飛び交い,環境制御技術に寄せる期待の大きさが感じられました。
 最後に,普及センターから作業環境改善のため背中に換気扇の付いた「空調服」の試着をお願いしたところ,「予想以上に涼しい」と好評でした。

 

 

 <連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


「仙台せり振興協議会」設立総会を開催!

2019年08月27日 13時23分30秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  令和元年8月9日,せりの生産者が60名ほど参加し,「仙台せり振興協議会」設立総会が開催されました。

  宮城県はセリの生産量が日本一で,このうちの8割を名取市で生産しています。近年のせり鍋ブームにより需要が拡大していますが,生産が追いつかない状態です。生産者の高齢化や収穫・出荷作業が大変なことから,栽培面積が減少しているためです。

  このような中,産地一丸となってブランド化を推進し,若手農業者の確保や生産量の拡大につなげるため,「仙台せり」を地理的表示保護制度(GI)への登録を目指し協議会を設立したものです。約400年の歴史を誇る仙台せりを次世代に残すべく,第一歩を踏み出しました。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


食品表示研修会を開催しました。

2019年08月26日 17時21分33秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

令和元年8月23日に、管内の農産加工等実践者や直売所運営者を対象に,大崎保健所より講師を迎え,「農産加工品における食品表示研修会」を開催しました。

  食品表示に関する新たな法律や制度が施行され,食品表示及び栄養成分表示は令和2年度から義務化されることや,HACCPの手法を取り入れた衛生管理のポイント等について学びました。講師からは「自己チェックリスト等を用い,まずは実践してみることが重要」との話がありました。参加者の中には,研修会終了後も個別に相談を行う方もおり,意識の高まりが感じられました。

 農産加工品は,直売所等でも人気のある商品となっています。普及センターでは引き続き,農産加工への取組みを支援してまいります。

<連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター

 先進技術班  TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


GAPへの理解を向上させるための勉強会を開催しました

2019年08月26日 13時50分10秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

大衡村で大玉・中玉トマトの養液栽培を行っている(株)未来彩園においては,平成30年にASIAGAP認証を取得していますが,パート社員も含めた全社員のGAPへの理解向上と意識改善啓発のため,令和元年8月7日,(株)未来彩園の社員等を対象に勉強会を開催しました。  はじめに,常務取締役から前作トマトの収量及び販売状況と課題,次作の計画について報告した後,「みやぎGAP推進アドバイザー」で,栗原市一迫で葉物野菜の養液栽培に取り組まれている,(有)耕佑の伊藤専務取締役から「社員と取り組む会社作り GGAPの次のステップへ」をテーマに,同社におけるGLOBALG.A.P.への取組と社員で実施したワークショップの内容について事例を紹介いただきました。参加者からは社員間のコミュニケーションの取り方やGAP認証取得によるメリット等について質問がありました。  普及センターでは,(株)未来彩園において,9月以降,3回にわたって社員参加によるワークショップを実施することでGAPへの理解を深めていけるよう支援していきます。 

〈連絡先〉  
   宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班  
   〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号   
   TEL:022-275-8374  
   FAX:022-275-0296   
   E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


第1回 JA新みやぎ南三陸地区畜産共進会開催

2019年08月26日 13時29分02秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 

 気仙沼市営放牧場モーランド・本吉を会場に,8月22日に第1回JA新みやぎ南三陸地区畜産共進会が開催されました。昨年は,JA南三陸管内共進会としてJA南三陸を中心に実行委員会を組織し,気仙沼,本吉町,南三陸町3和牛改良組合合同で開催されました。実質2回目になる今回は,JA新みやぎ南三陸地区本部を中心に実行委員会を組織し,気仙沼,本吉町,南三陸の3和牛改良組合から,24頭が出品されました。

   発育・資質・種牛性に富む牛が数多く出品され,出品者たちの日頃の改良と飼養管理の成果を競い合う機会となりました。いづれの牛も大変素晴らしいものでしたが,特に発育や種牛性の優れた牛が各部門のチャンピオン牛として選出されました。   また上位入賞牛の中から,9月13,14日に開催される宮城県総合家畜共進会へ出品される代表牛が選定されます。県の共進会でも,気仙沼・南三陸の代表として上位入賞することが期待されます。

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター    

地域農業班  TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


「和牛担い手研修会」で高校生と若手畜産農家が交流

2019年08月23日 08時17分19秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年8月7日に美里町のみやぎ総合家畜市場において,農業を学ぶ高校生を対象として和牛担い手研修会が開催されました。本研修会は,和牛の飼養管理について学んでもらうとともに,畜産への就農を促すことを目的とし,公益社団法人全国和牛登録協会宮城県支部,全農みやぎが主催しました。また,併せて宮城県学校農業クラブ連盟による「令和元年度家畜審査競技会(肉用牛の部)」も開催されました。
  研修会と競技会の終了後には,和牛に関わる県内の若手繁殖農家,肥育農家,さらに,学生募集のPRで参加した宮城県農業大学校畜産学部2年生が,高校生とともに仙台黒毛和牛のBBQをしながら総勢190名余りで交流を深めました。
 大崎管内からも10名の生産者が出席しましたが,将来,出席した高校生が仲間として活躍してくれることに期待しています。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
  TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


色麻町の特産物「えごま」の生育調査が行われました

2019年08月21日 16時06分58秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和元年8月6日に,色麻町の特産物である「えごま」の生育調査が行われました。この調査は,色麻町えごま栽培推進協議会の事業の一環として,生育状況を把握するために,毎年2回ほど行っています。今年も,色麻町役場職員と普及センター職員が,町内4カ所に設置した調査ほ場を巡回し,草丈,節数を測定しました。
 生育状況は,順調に生育しているところもあれば,天候不順による定植遅れ等で生育不良のところも見られました。  色麻町でのえごま栽培は,平成12年から始まっており,ここ数年は26ha以上で作付けされています。
 次回は,9月上旬に行う予定です。普及センターでは今後も,色麻町の特産物である「えごま」の生産振興に向けて支援を行っていきます。

<連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター     地域農業班  TEL:0229-91-0727  FAX:0229-23-0910


気仙沼地区4Hクラブでシイタケ栽培の視察研修を受け入れました

2019年08月21日 15時37分13秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 去る8月7日(水),気仙沼地区4Hクラブでは,菌床シイタケ栽培に関心のある仙台地区の4Hクラブ員らを迎え,南三陸町のシイタケ生産会社(株)椎彩杜を視察しました。
  視察では,東日本大震災からの復興経過の説明を受けたほか,菌床ブロック作りから栽培・収穫・出荷調製までの各工程について施設内を案内してもらい,作業のポイント等を学びました。また,作業ひとつひとつについて細かくコスト計算をしながら計画的に経営をしている経営の工夫についても現場でお話を伺うことができ,農業経営を営む若いクラブ員らにとって非常に刺激的で有意義な時間となった様子でした。さらに,今回の視察は,地域を越えて4Hクラブ員同士が情報交換し,交流を深める良い機会となりました。
 今後も,気仙沼地区4Hクラブでは県内外の若手農業者らとのつながりを大切にし,互いの経営を高め合えるような活動を継続していきます。
 
<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606

大島特産果樹研究会の視察研修が行われました

2019年08月21日 15時18分46秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 気仙沼市の大島では,大島特産果樹研究会が島の温暖な気候を活かしてブルーベリー,かき,びわの特産化に取り組んでいますが,過日,岩手県一関市厳美町において,ブルーベリーの摘み取り園とレストハウスを運営する農事組合法人本寺ブルーベリー生産組合(愛菜ファーム)を視察しました。

 参加者は,摘み取り園のブルーベリーが,植栽から20年以上経った今でも樹勢が維持されていることに驚き,肥培管理のやり方や剪定方法,カミキリムシの防除や鳥害の回避方法などについて熱心に質問していました。また,ブルーベリーを使ったジャムやソース,ジュースなどの商品開発の取組についても,研究会にとって今後の活動の参考になるものでした。 

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班  TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606