宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「栗原ふぁーみんぐ女子会」を開催

2012年12月28日 17時50分55秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 若手女性農業者や複式簿記講座に参加した女性を対象として,次世代を担う女性農業者の確保・育成を目的に,初めての「栗原ふぁーみんぐ女子会」を開催し,農業簿記記帳に関する事例の紹介と情報交換を通して女性農業者同士の交流を図りました。リラックスした雰囲気で話ができるように,今回は,市内の飲食店を会場に女子のみで行いました。
 前半は,県指導農業士の坂井悦子氏より「農業簿記記帳を経営に生かす」と題してお話をいただきました。挫折を経験しながら3年かけて複式簿記を習得したこと,また「今では,決算書は我が家のバロメーター」「まずは家計費の把握が基本であり,そこから農業経営で得なければならない収入が理解できる」など,約20年間手書きで記帳してきた言葉には重みがありました。
 後半は,参加者が自己紹介と現在の取組や思い,夢などを語り合いました。お互いに刺激を受け,有意義な時間を過ごすことができたことから,次回以降も,若手女性農業者が夢を語り合えるような女子会を企画していく予定です。
 

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班


人と付き合うヒントを学ぶ~農村女性リーダー研修会~

2012年12月28日 17時48分47秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成24年12月4日,管内各女性農業団体のリーダーやこれからリーダーとして期待される女性農業者等を対象に,グループをまとめるために必要なコミュニケーション力の向上を目的として農村女性リーダー研修会「くりネッ娘講座」を開催しました。楽しみながら,人と付き合うヒントを学べる内容とあって,昨年の評判を聞いて,誘われて参加したという人も多くいました。 
 研修では,昨年同様東北コミュニケーション研究所所長 高橋利夫氏を講師に迎え,「自分を知り,他人を知る」という演題で講義と演習をしていただきました。
 始めに,「エニアグラム タイプ チェック表」を使い,各自自分のタイプを見つけ,それからタイプ別に席を移動してグループを作り,話し合いを行いました。
 話し合いの内容は,「あなたは,豪華客船に乗っていましたが,船が氷山にぶつかり転覆。しかし,グループのみんなはいかだに乗って助かりました。次に考えること,行動することは何ですか?」というもの。各自意見を出し合い,グループごとに話をまとめながら,「流れてくる食料を探す」「朝になるまでじっとしている」「そのうち助けが来る」など,各グループ思い思いに模造紙に記しました。
 その後,グループごと自分たちが書いたものを発表し,講師よりアドバイスをいただきました。その中で,「自分から見た相手に対する距離感は自分にしか通用しない」,「近づかれたり,なれなれしくされたりするのを嫌がる人もいる」こと,また,『いま』というと,「過去を踏まえての今を捉えるタイプ」,「将来へ向けた準備のための今と捉えるタイプ」,「今この瞬間と捉えるタイプ」それぞれいるがどれも正しい等,コミュニケーションをうまくとるためのヒントがたくさんありました。
 タイプ別に分類した性格診断を元にして,自分はどういう人間か,自分と他人とは違うことを知った上で,自分を認めることが他人を認めることにつながります。さらにグループの活動では,さまざまな人がいるので,リーダーはその個性を認めてメンバーを配置したり,活用することが必要であることを学ぶことができました。終始,笑い声が聞かれる楽しい研修会となりました。
  普及センターでは,今後も地域で活躍する女性農業者の支援を行っていきます。

 
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班


「七ヶ宿」のイメージがひろがる特産品づくりプロジェクト

2012年12月28日 17時19分59秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援

 七ヶ宿町では昨年度からプロジェクト事業「雇用の創出」を立ち上げ,”知恵や技術を駆使し,生涯現役の町”を目指して,七ヶ宿の素材を活かした地場産品の開発に取り組んでいます。町民から試作品やアイディアを募集し,本年は去る11月16日に審査会が開催されました。
 「地場産品(土産品)の一品開発」ということで,「現物商品部門」と「アイディア企画部門」の2部門を募集しました。今回はアイディア企画部門へのエントリーはなく,現物商品部門で6作品の応募がありました。七ヶ宿町政策アドバイザーを委嘱されている宮原博通 (有)地域環境デザイン研究所 所長((前)宮城大学 教授)を審査委員長に,地元ゆかりの企業,農産物直売関係者,普及センターの農産物利活用担当など,10名で審査を行いました。
 審査は,作品の説明等が書かれた出品票,出品者のプレゼン,作品の試食を参考に,「七ヶ宿のイメージ性」など8項目の審査基準ごとに採点しました。審査の結果,そば店営業 山田益広氏の「山の香り漬(わらびときゅうりのしょうゆ漬)」が最優秀賞,同じく山田氏の「そばドーナッツ」と観光業 小松里佳氏の「柿ゼリー」の2点が優秀賞となりました。「山の香り漬」は町の特産品である山菜(わらび)を有効活用したい,手打ちそばに合う漬け物を提供したいという,山田氏の七ヶ宿町の食材への熱い愛情がこもった一品です。
  町ではこのような「一品開発」の事業を続け,試作品づくりから商品化,販売促進活動等をサポートし,カタチの見える商品化で町民ぐるみの特産品開発への参加意欲を高めていきたいとしています。普及センターでは,今後とも農商工連携等による商品づくりや仙南地域の「食」の魅力発信に向けて支援することとしております。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 
       TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138

 (山の香り漬)

 

(そば店営業 山田益広氏)

 


農業法人 株式会社ぱるファーム大曲設立

2012年12月28日 13時35分22秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 

東松島市の復興に向けて「株式会社ぱるファーム大曲」が設立しました

 

  東松島市の大曲地区は東日本大震災の大津波により,多くの農地や農業施設の流失など未曾有の被害を受けました。普及センターは,農地復旧を兼ねたほ場整備事業の実施にあわせて、すべてを失った状況から,力強い農業生産基盤を再生すべく,震災前の営農組織である大曲生産組合などと,新しい生産体制の構築について検討を進めてきました。

その結果,大曲生産組合の構成員4名が、地域農業の担い手として新たに農業生産法人を設立し,復興交付金などを利用してライスセンターや農業機械を導入し,地域農業を担うことになりました。法人の設立は12月6日登記完了し,去る12月12日に東松島市内のホテルにて,地域住民や関係機関の列席のもとに設立記念式典を挙行されました。

  法人の本格的な経営は平成26年度からとなりますが,将来には150ha規模の土地利用型農業経営と施設園芸(トマト栽培)に取り組む計画となっております。

  被災地復興に向けた地域農業の力強い担い手として、大曲地区並びに関係機関では大きな期待を寄せています。

                        石巻農業改良普及センター

                             地域農業班

                         電話:0225-95-1435

 


石巻地域農業法人フォーラム

2012年12月28日 13時29分03秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  大震災による歴史的被害は,管内の農業法人経営にも甚大な影響を及ぼし,今後の経営展開や雇用対策などの問題点が内在しています。一方,新たな法人の設立や経営拡大を行う法人が現れるなど,今後の新たなチャレンジにより農業復興に拍車がかかり,地域農業の転換が予期されています。

そのような中で石巻普及センターは,地域農業のトップランナーとして,農業法人経営の更なる目標を掲げて発展を期すために,12月18日に石巻市内で,石巻地域の農業法人経営者及び法人志向経営者52名と関係機関を参集して「石巻地域農業法人フォーラム」を開催しました。

研修は,はじめに鴇田普及センター所長から「石巻管内の復興に向けた農業法人の役割と将来の姿」と題し,地域農業の現状と問題点を捉えながら,力強い法人経営の構築と経営改善を行うよう基調講演を行いました。次に,中小企業診断士の田中宏司氏から,「これからの農業法人と地域農業の方向」と題し,農業法人指導経験から,運営上の課題と経営者の意識改革の必要について講演を頂くとともに,参集した法人経営者との意見交換を行い,互いに交流しながら,今後も経営目標を高めて経営発展を期すことを確認し合いました。 現在,石巻地区には農業法人の連携組織がなく,交流会に参加した代表者からも,一層の農業法人間の相互交流と連携の促進が期待されています。

                        石巻農業改良普及センター

                             地域農業班

                         電話:0225-95-1435

 


東松島市鳴瀬地区上下堤そばまつり

2012年12月28日 13時14分32秒 | ②競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

東松島市鳴瀬地区は沢沿いの遊休農地が点在しており、地区営農組織である上下堤転作組合は,遊休農地の解消のため,そばの作付面積の拡大を目指しています。そば栽培は平成19年始まり,今年は夏・秋二作体系で12.5haまで作付けが拡大しました。

 上下堤転作組合では、地元製麺会社と連携してそば麺を販売し、地元産そばの特産化を目指しています。今回は,夏そばの生産を終えて,地域住民との交流により,鳴瀬そばを地域特産として理解を深めるために,12月2日に地区内の公民館で開催しました。

 毎年恒例となり,年々参加者が増加していますが,当日会場には約200名が集い,試食チケットは100食分用意しましたが、午前中に完売となりました。また,午前中は仙台市青葉そば打ち教室の先生方による手打ちそばの実演と講習が行われ、そば打ち体験には約40名の参加がありました。あわせて,乾麺・生そばの販売ほか,今年新たに地元そばで製造委託した本格そば焼酎「堤の花雫」のお披露目があり,100本用意のところ午前中で完売しました。が行われました。

普及センターでは,このような活動に対して、そばの開花期に合わせたみつばち放飼による農家間の連携を支援するなど,そばの安定生産技術を指導するとともに、そばの特産化に向けた加工販売戦略等の支援を行っています。

                        石巻農業改良普及センター

                             地域農業班

                         電話:0225-95-1435

 


仙北乳用牛群改良推進組合現地検討会を開催しました。

2012年12月28日 11時34分35秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成24年12月14日に乳用牛群検定の活用促進を目的として,仙北牛群改良推進組合を対象とした現地検討会を開催しました。組合員の高橋将之氏の牛舎を会場に,当日は登米市在住の組合員6名が参加し,乳牛の飼養管理について高橋氏の牛群検定成績を用いて検討しました。
 牛舎では,高橋氏から経営や飼養管理,検定成績をどのように活用しているかについて紹介があり,それらについて質疑応答が盛んに行われました。また,飼料の給与方法などについて,組合員同士で改善方法の提案がされました。
 その後,会場を遠山之里に移して,昼食をとりながら,組合員それぞれの飼養管理状況や課題についての紹介と,その課題に対する対策について意見の交換をしました。意見交換の中で,分娩前後の飼養管理,体細胞対策,繁殖管理などがお互いの共通の課題として見え,今後研修会等を通して解決していくべきものといたしました。
 今回の現地検討会により,組合員同士の交流が深められ,また共通課題の認識ができ,今後の活動の活性化が期待されます。
 普及センターでは今後とも関係機関と連携し,酪農の経営向上のため支援していきます。

〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127
  FAX:0220-22-7522

 


震災農地の再生に向けた技術研修会を開催しました

2012年12月28日 10時47分36秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援

平成24年12月14日に「震災農地の再生に向けた技術研修会」を開催し,生産者やJA,各土地改良区,市関係者,県関係者等80名の参加がありました。今回の研修会では,津波堆積物に含まれる塩分や硫化物など,被災農地で懸念されることを中心に基調講演やパネルディスカッションが行われました。

基調講演では,まず東京農業大学の後藤逸男教授から園芸土壌における津波被害の実態と対策についての話がありました。後藤教授によると,海水流入により増えたナトリウムのうち土壌に吸着している交換性ナトリウムは,カルシウムと置換させることで除塩することができ,堆積物により土壌が酸性化しやすいことを考えるとカルシウム資材としてはてんろ石灰が適しているとのことでした。

次に,東北大学の伊藤豊彰准教授から硫化物による障害の仕組みと対応策についての話があり,硫化物は畑地では酸性障害,水田では根腐れの原因になるため,地域ごとに硫化物含量を把握することが有効であるという説明がありました。

その後のパネルディスカッションでは,地盤沈下に伴う地下水の塩水化の問題や,園芸用水の確保のためのろ過機や雨水利用,ナトリウムを原因とした土壌クラストと呼ばれる地面の硬い層が発芽を抑制する問題などについての議論が行われました。

普及センターでは,これらを礎に今後も関係機関と連携し被災農地が再生できるように技術支援を続けていきます。

 石巻農業改良普及センター

先進技術第一班

TEL:0225-95-7612


塩こうじをテーマに生活研究グループ員の交流交換会を開催しました!

2012年12月27日 16時46分15秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援

 登米地区農村生活研究グループ連絡協議会では,グループ員の知識,技術の交換やグループ員の交流を目的に,毎年「生活改善実践交流交換会」を開催しています。今年は12月14日に迫町の北方公民館を会場に,「塩こうじ」をテーマとして調理実習を行いました。
 交流交換会では,登米市南方町で作られているこうじを使って塩こうじを作り,エビチリ,白菜と鶏肉のスープ,ゆで卵の塩こうじ漬けサラダ,塩こうじ酢の簡単混ぜ寿司,ミルク寒天の5品の料理を作りました。参加者は日頃から料理の腕を磨いている方ばかりなので,てきぱきと作業をこなし,あっという間に料理が出来上がりました。
 調理後は出来上がった料理を試食し,参加者からは「塩こうじで料理の旨みが増して,美味しい!!」などの感想が聞かれました。普及センターからは塩こうじ活用のポイントを説明し,参加者同士で情報交換も行いました。
 塩こうじは日本の伝統調味料ですが,近年は改めて見直され,様々な料理レシピが開発されています。煮物,焼き物の味を上品に仕上げるだけでなく,食材を漬けておけば保存食にもなり,農家で働く忙しい女性にとっては便利な調味料です。
 普及センターでは,今後も女性農業者の生活が向上できる技術について情報提供し,支援していきます。

〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-8603
  FAX:0220-22-7522


仙台農業士会第1回研修会

2012年12月27日 16時36分37秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成24年12月4日に富谷町・大和町において,平成24年度第1回仙台農業士会研修会を開催しました。
 今回は,富谷町の指導農業士小松明巳さんのパイプハウスを視察し,直売所向けの野菜栽培状況の視察と自家野菜を使った農産物の加工への取り組みについて話を聞きました。若手の会員と新しい取り組みを始めたことに対し参加者の関心が高く,様々な情報交換が行われました。
 次に,元青年農業士のJAあさひな佐藤政悦組合長から,黒川地域の農業振興策と農業士へ期待することについて講話をいただき,意見交換を行いました。水稲主体の生産構造を園芸を導入したものへ転換を図ろうと,これまで自ら様々な取組みを行なってきた体験談なども交えお話をいただき,大いに刺激を受けました。
 仙台農業士会では,年度内にもう一度研修会を計画しており,会員の資質向上を図りそれぞれの経営に活かしていくこととしています。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp