宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙台地方農業振興推進会議を7年ぶりに開催しました

2017年05月31日 17時34分48秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成29年5月23日に仙台合同庁舎会議室で,仙台地方農業振興推進会議を開催しました。当会議は,平成22年度に開催してから,震災で見合わせており,7年ぶりの開催となります。
 当会議では,普及指導計画の説明のほか,県民条例基本計画の仙台圏域計画や園芸特産振興プラン,農地中間管理事業,宮城米のブランド化について説明し,意見交換を行いました。意見交換では,直播栽培導入のメリットや小規模農業者への支援,再生エネルギーについてなど活発な意見交換がなされました。その他,各市町村,JAで今年度重点的に取り組む内容についての説明と平成30年産以降の米政策への対応方針について県庁担当者から説明があり,参加した市町の課長から大変ためになった等の感想が聞かれました。
 今年度から,この会議を普及事業に係る地域連絡調整会議等に位置づけ,継続開催をしていきたいと考えています。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


第11回全国和牛能力共進会宮城大会の仙南地区代表が決定

2017年05月30日 17時08分53秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成29年5月19日(金)に第11回全国和牛能力共進会宮城大会(通称:全共)の仙南地区最終選抜会が,美里町にある「みやぎ総合家畜市場」で開催され,13名の畜産農家と,15頭の黒毛和牛が選抜されました。

 これまでの選抜は地元である仙南地区の市町で行ってきましたが,今回は県最終選考会会場となる「みやぎ総合家畜市場」を使って,地区から1頭でも多くの牛を全共へ出品できるよう,本番さながらの審査を行いました。

 選ばれた13名の出品者は,全共への出場を勝ち取るため,これからも牛の調教や飼養管理をしっかりと行っていきたいと張り切っています。

  
    比較審査         個体審査

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


石巻市河北上品山牧場で放牧が始まりました!

2017年05月30日 10時03分21秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成29年5月19日,石巻市河北上品山牧場で牛の放牧が始まりました。東京電力福島第一原子力発電所事故による影響により放牧を中止していましたが,平成25年6月に再開し,今年で5年目になります。放牧再開時から毎年,土壌や牧草の放射性物質濃度測定や放牧牛体内中の放射性物質濃度の推定調査等を行い,安全性を確認しながら放牧を行ってきました。
 今年度も,5月上旬に牧草の放射性物質検査を行い,全ての検査で不検出となり,放牧が可能であることを確認しました。
 放牧当日は石巻市内から黒毛和種の雌牛41頭がトラックで運び込まれました。牛たちは採血,体重測定等を行った後,広々とした放牧場に放たれ,放牧地を気持ちよさそうに駆け回っていました。
 放牧された雌牛達は,牧場でゆっくりと牧草を食べながら,11月1日の退牧まで過ごします。


 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


大豆生産の品質向上・増収に向けて,湿害・雑草対策から!

2017年05月29日 09時15分09秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援

 JA古川では,平成29年度に大豆栽培に取り組む100の生産組織等に対して,関係機関から様々な情報提供を行うため代表者会議を開催しました。
 普及センターからは,昨年度までの栽培状況を踏まえた留意点として湿害対策と難防除雑草対策について説明しました。湿害対策では,集中豪雨も含めた排水技術として明渠の重要性を再確認するとともに、地下排水の技術として弾丸暗渠,心土破砕(サブソイラ)や新しい技術であるカットドレーンを紹介するなど、地表と地下を組み合わせた効率的な排水技術の重要性を説明しました。難防除雑草では県内で顕在化しつつある5種類の雑草を取りあげ,その生態的な特徴と防除方法を説明しました。特にほ場へ侵入初期の防除の重要性を強調し生産者へ注意喚起しました。
 普及センターでは,以上の留意点を含めて生産組織等が取り組む品質向上・増収対策について支援していきます。


あぶくま農学校入校式・田植え体験が行われました。

2017年05月26日 12時24分17秒 | その他

入校式と月光原小学校児童との出会い会

 

 平成29年5月20日に公益社団法人角田市農業振興公社が主催する「あぶくま農学校」の入校式が角田市立西根小学校で開催されました。併せて,西根小学校と交流活動が行われている東京都目黒区立月光原小学校の児童と共に,田植え体験が行われました。

 当日は好天に恵まれ,児童らは,学校近くの担い手農家,西根地区子ども会育成会,保護者,ボランティア等の指導を受けながら,楽しそうに苗を移植しました。

 「あぶくま農学校」の田植え体験は,西根小学校以外にも5月9日に枝野小学校,5月10日に北郷小学校の角田市内3校で行われました。秋には各校で稲刈体験も予定され,「あぶくま農学校」の中で,自然とふれあい,農業を体験しながら食べ物をつくる農業の大切さや大変さ,楽しさを学んでいきます。

田植え体験の様子(西根小学校)

 

田植え体験の様子(枝野小学校)

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班

       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


南三陸町廻舘工区で農地復旧後初めての田植作業が行われました

2017年05月26日 09時46分38秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援

 東日本大震災から6年と2カ月間が経過し,農地復旧とほ場整備工事が行われて引き渡しされた南三陸町廻舘工区のほ場で平成29年5月21日及び23日に初めて廻舘営農組合による水稲の田植え作業が行われました。

 廻舘営農組合は,震災後に設立した任意生産組合で,廻舘工区の担い手として,今年は6haを超えるほ場に主食用米を中心とした水稲栽培に取り組んでいくこととしています。

 震災後に設置したビニールハウスで育苗を行い,立派に生長した苗を,復旧されたほ場に丁寧に植えていきました。田植え作業は10人以上の組合員により順調に行われました。今年の秋の収穫に期待を膨らませていました。

            田植え作業

 

      田植え作業が終了した廻舘工区のほ場

 

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班

〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

TEL:0226-29-6044   FAX:0226-42-1672

E-MAIL:mynks@pref.miyagi.lg.jp

 

 

 


優良種子の生産に向けて,まずは育苗管理から!

2017年05月23日 16時12分14秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 大崎農業改良普及センター管内では,4つの組織が水稲種子生産に取り組んでおり,県内の約6割の種子場を担っています。
 普及センターでは,4月下旬に4日間かけて,管内全体で合計134名の採種農家の育苗ハウスを全戸巡回し,管理状況や生育状況を確認しました。各採種組織とも,育苗ハウス掲示用の見取り図や品種名を記した立て札が設置され,管理が徹底されています。苗の生育も良好であり,5月中旬に順調に田植えを迎えられる状況でした。
 引き続き,普及センターでは,採種組合独自のGAP管理等に基づいて異品種混入や病害虫の侵入防止を徹底させて,採種農家の良質種子生産を支援していきます。


女性限定の「北浦梨」摘果講習会開催!

2017年05月23日 09時44分58秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 美里町特産の「北浦梨」は蔵王,利府に次ぐ源内有数の梨産地として知られています。北浦梨は,明治17年頃石巻市から苗木を導入し,大正時代に産地化され,生産者41名,栽培面積10haで幸水など様々な品種を栽培しています。
 JAみどりの北浦梨部会では,梨の収量品質の鍵となる摘果について日頃作業の中心となる女性生産者を対象に摘果講習会を5月18日(木)に開催しました。講習会には14名の生産者が参加し,「そもそもなぜ摘果するのか」という基本を原点に,実際に「幸水」や「豊水」,「あきづき」の摘果を講習し,作業安全対策についてもアンケート結果の注意点やアシストスーツの体験など意見交換しました。普段の講習会は男性中心で,女性は基礎的なことを聞く機会がなかなか無く,また女性同士で質問しやすいと大変好評でした。
 普及センターでは「北浦梨」の栽培技術の向上と産地振興を支援して参ります。

農業アシストスーツの体験

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225
 


丸森町町営南山牧場の入牧式

2017年05月23日 09時29分56秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 5月17日に,県内最南端の公共牧場である丸森町町営南山牧場において,平成29年度の入牧式が行われました。牧場職員の他,自治体や酪農協同組合の担当者が集まり,放牧の開始を祝いました。

 この冬を牧場で過ごした牛と今回新たに加わった牛,合わせて146頭が放牧の前の健康診断と予防接種を受けました。その後,産まれてからの月数(月齢)ごとの群れに分けてから放牧されました。

 牛たちは,放牧地を駆け回ることで足腰が鍛えられ,健康な身体となります。子牛たちものびのびと成育し,健康な成牛になることが期待されます。

   
   新たな仲間       放牧地で過ごす牛

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


酪農ガールズの通常総会、簿記講習会

2017年05月18日 17時11分54秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  酪農ガールズは,仙南地域で酪農に従事する若手女性による女性同士のネットワーク組織です。現在,26名の会員が酪農経営を学び,乳牛飼育の技術向上に励んでいます。

  平成29年5月13日に大河原合同庁舎において通常総会が開催されました。今年度は役員が交替し,新たな体制の下でより幅広い活動を目指すこととなりました。

  総会終了後,会員から要望の多かった複式簿記の講習会を開催されました。初めて複式簿記を学んだ会員は簿記のルールや記帳の仕組みに苦労していましたが,経営改善に向けた意欲は高く,ガールズの今後の活動が楽しみです。


総会の様子


〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
 TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138