宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

先進的なアグリビジネス経営体を目指す

2010年08月31日 11時58分13秒 | ②競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 美里地区農業士会では,地域農業の振興を目的に研修会を開催しました。研修会では,美里農業改良普及センターから「みやぎの新世代アグリビジネス」に関する各種事業の目的や取り組み概要について説明し,意見交換を行いました。
研修に参加した農業士からは,さらなる経営の発展や地域振興を実現するための手段として活用を検討したい等の意見をいただきました。
 普及センターでは,今後も農業士の方々と連携し,地域農業の振興とさらなる発展に向け支援を行っていきます。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター 地域農業班
TEL 0229-32-3115
FAX 0229-32-2225

地元産アスパラガスの消費拡大をめざす取り組みを行いました。

2010年08月31日 11時23分05秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 8月24日に気仙沼市食改善推進員連絡協議会の主催による地元産アスパラガスを使った料理講習会が開催されました。
 気仙沼市では,平成19年頃からアスパラガス栽培が始められ,普及センターや農協が協力して年々生産面積が拡大しており,現在では全体で生産者が47名,栽培面積は約5haとなっています。しかし,地元ではアスパラガス生産が行われていることがあまり知られていないため,地元の知名度を上げ,地元での消費拡大を図ることが課題となっています。
 今回の取り組みは,今年の3月に設立された「JA南三陸管内アスパラガス生産研究会」の消費拡大事業の一環として食材の提供を行ったもので,当日は普及センターより気仙沼地域のアスパラガスの生産状況について説明を行いました。
 参加者からは,「柔らかくておいしい」「今まではアスパラガスはあまり食べなかったがこれからは地元のものであれば料理に使ってみたい」などの意見があり全体として好評でした。
 今後も関係機関と連携して,地元産アスパラガスの消費拡大に向けた取り組みを推進していく予定です。

本吉農業改良普及センター
先進技術班
TEL 0226-46-6902
FAX 0226-46-5140                             

仙南地域トルコギキョウ栽培技術向上研修会

2010年08月31日 10時00分00秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 柴田町のトルコギキョウ栽培は昨年から始まり,現在は11名の生産者が抑制栽培に取り組み,約40aの作付けを行っています。普及センターでは,柴田町の生産者を重点的に技術支援し,白石市,角田市,丸森町のベテラン生産者との交流を図りながら,仙南地域全体のトルコギキョウ振興を図ろうとしています。
 去る8月20日,普及センターとJAみやぎ仙南花卉部会が協力し栽培技術向上研修会を開催しました。講師に長野県農業改良協会の山本宗輝氏を迎え,トルコギキョウの生理生態や栽培管理の要点,病害虫対策や土づくりについて講演をいただきました。山本氏には研修会に先立って柴田町内のほ場を巡回し,現地指導を通して生産者と十分に交流していただいたこともあり,産地の現状に即した内容の濃い講演となりました。
 今後の仙南地域のトルコギキョウ振興に向け,講師・生産者・関係機関の気持ちが一つになった研修会でした。


研修会に先立って行われた現地指導会

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

商品性の高い大豆生産を目指し現地検討会を開催

2010年08月30日 10時08分48秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 石巻管内の大豆は,麦類とともに水田転作作物として,団地化、連担化された圃場をローテーションにより約1,800haが作付けされ,県内有数の産地となっています。
 平成22年8月6日,JAいしのまき及びJA転作部会の主催による大豆現地検討会が開催され,生産組織等の生産者約50名が参加しました。
 はじめに,大豆用の肥料試験ほ場2ヵ所と大豆採種ほ場3ヵ所を現地視察し,それぞれの生産者が生育状況などについて説明した後,施肥方法や雑草防除,病害虫防除などの管理技術について,情報交換が行われました。
 その後,会場をJA情報センターに移し,肥料試験ほ場の担当メーカーから「大豆向け一発型肥料」や,全農みやぎ県本部から「平成21年産大豆の販売動向」の情報提供をもとに,総合検討が行われました。
 最後に石巻農業改良普及センターから,「大豆の生育概況と今後の管理」の説明を行い,この時期に品質へ大きく影響する紫斑病とマメシンクイガ゛,フタスジヒメハムシを取り上げ,病害虫防除の徹底を呼びかけました。参加者は,実際の生産現場を確認しながら情報交換もできる良い機会になりました。
引き続き,普及センターでは,関係機関とともに実需者に求められる良質かつ高収量の大豆生産を支援していきます。

 連絡先 石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
       電話 0225-95-7612

      


もとよし有機の現地検討会を開催

2010年08月29日 16時22分57秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 本吉農業改良普及センターでは気仙沼市本吉町の有機肥料センターで生産される「もとよし有機」を使用して肥料費を低減する実証ほを設置していますが,その1回目の検討会を8月11日に開催しました。
 実証ほの内容は,4月に「もとよし有機」を散布し,その後窒素肥料のみを施用したものと慣行栽培の圃場を実際に見て比較するものです。検討会には地元農家や関係機関30人ほどが参加し,それぞれの圃場の生育は大きな差がないこと,さらに肥料物材費は「もとよし有機」を使った方が10aあたり3000円程度低くなること等について,普及センターから説明を受けました。
 今後は,省力的な散布方法について,市や農協など関係機関と検討しながら,肥料費の低減と循環型農業の実現に向け,支援を継続していきます。

本吉農業改良普及センター
    先進技術班
TEL 0226-46-6905
FAX 0226-46-5140

女性起業家の販売力向上を目指して!

2010年08月26日 17時41分11秒 | ②競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 石巻地域では,個人・団体を併せて40の女性起業家が,直売所や道の駅等で農産物や加工品等を販売しています。
 石巻農業改良普及センターでは,女性起業家の販売力向上を目指して,今年度,数回の実践的な研修会を計画しています。 8月23日(月),JAいしのまき本店調理室を会場にして第1回目の研修会を開催しました。今回の研修会の目的は,旬の農産物を活かした売れる総菜メニューを学び,販売額向上を目指すものです。
 フードコーディネーターの早坂具美子先生を講師に招き,生産者30名が参加しました。 今回は地元の夏野菜が即戦力になって,今後も応用が利くようなメニューを早坂先生から教えていただきました。ラタトゥイユの味噌味,オクラ寒天,トマトコンポートの3品を実習し,参加者は,皆,熱心に調理のコツと売れる商品のポイントを学んでいました。
 参加者から「これからも夏野菜がたくさん生産されるので,今回のメニューをすぐに販売していきたい」との感想がありました。 普及センターでは,次回,地元の冬野菜を使った総菜実習研修会を計画し,継続的な販売力向上に向けた支援を行います。


熱心に講義を聞いています!

下処理にも技があります


・問い合わせ 石巻農業改良改良普及センター 地域農業班  TEL:0225-95-1435

「名取市農産加工連絡協議会」が「水煮大豆試食検討会」を開催。

2010年08月25日 10時24分47秒 | ②競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 平成22年8月19日(木)に名取市保健センターにおいて,「水煮大豆試食検討会」が開催されました。これは地場産大豆の消費拡大を目的として名取市農産加工連絡協議会が商品化を目指して開発中の「水煮大豆」を使ったレシピを検討するためのもので,会員および関係機関26名が参加しました。

 名取市では集落営農組織を中心に大豆の生産が盛んに行われており,普及センターでもプロジェクト課題により支援しています。

 大豆は宮城県の主要な土地利用作物で,北海道に次ぐ全国2位の作付け面積を誇りますが,食素材としての「大豆」は吸水等の手間がかかり,一般家庭での調理はなかなか行われていません。
 この状況を改善し,県産大豆の消費拡大を図ろうと,名取市農産加工連絡協議会が家庭で簡単・手軽に調理可能な「水煮大豆」の開発を行ってきました。何回にもわたる試作の結果,商品化の目処が立ったため,今回の試食検討会に至ったものです。

 会員の方々が提案した10品目が並び,おいしそうな香りが漂う中,最初に提案者からレシピの概要・工夫した点・調理時間の目安などの説明があった後,試食・検討が行われました。

 試食では,「水煮大豆」の普及を図りレシピの完成度を高めるため,消費者の立場で「おいしいか」「作りたくなるか」といった視点からアンケート調査を行いました。

 参加者は熱心に検討を行い「大豆って食べるまでに手間がかかるけど,これは簡単だね」「おいしいね」「こんな使い方もできるんだ」「簡単に作れるね」といった意見を出し合い,大豆に対する関心の高さが伺える検討会でした。

 名取市農産加工連絡協議会では,この試食アンケートをもとにレシピの完成度を高め,今年の秋をめどに「水煮大豆」を商品化する予定です。

 普及センターでは,地域食材の消費拡大や地産地消の支援に向け,今後とも積極的に支援して行きます。

<連絡先>亘理農業改良普及センター  0223-34-1141


真剣に試食しています。


「大豆っておいしいわね,家でも作ってみようかしら」

卸売市場跡地を活用したまちづくり組織を農業者が設立

2010年08月24日 11時46分41秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援
 宮城県白石市では,昭和54年に開設した白石市地方卸売市場が今年8月で業務が終了し,大河原町の合併市場に引き継がれることになりました。
 白石市場に出荷していた農業者は,これからは大河原町まで青果物等を運ぶことになりますが,高齢・零細農業者等については搬入が困難で,生産規模の縮小や離農,ひいては地域農業の衰退が懸念されていました。
 そのような中で,市内の農業者らが中心となり,中小農業者を救済できないか検討を進めていく中で,卸売市場跡地を活用して農産物直売所をつくり,まちづくり活動を主眼に置いたNPO組織として取り組む構想が出来上がってきました。
 この構想は,卸売市場跡地を所管する市の意向とも合致し,補助事業の活用を模索しながら,市場施設を改修し,通年開設の農産物直売所を立ち上げる計画となりました。
 上記構想の賛同者を募り,組織立ち上げや事業計画等について検討を重ね,平成22年8月20日に,白石市内の農業者等21人が役員となり,任意団体「小十郎まちづくりネットワーク」(代表者:志村浩幸)の設立総会を開催しました。
 今後,NPO法人格取得のために認証申請を行い,来年2月から法人として活動を開始する予定としています。事業内容としては,農産物直売所の管理・運営の他,農産加工品製造やグリーンツーリズム,食農教育,体験型生涯学習などの事業を想定しています。当面は直売所の会員を募集しながら,市場跡地の利用が可能になった段階で,既存施設を利用した直売を徐々に始めていき,施設の改修後に本格的に事業に取り組むことにしています。
 普及センターでは,農業,商業,観光等を取り入れたまちづくり活動のモデルとなるよう支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班 
       TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138

経営改善のための簿記講座・みやぎ農業未来塾の開催

2010年08月24日 11時38分40秒 | その他

<抄録>
大崎農業改良普及センターと管内関係機関の共催で、経営改善に役立てることを目的に、7月14日および22日の2日間の基礎講座を皮切りに、農業簿記講座をスタートさせました。昨年同様、新規就農者を対象とした「みやぎ農業未来塾」も同時開催とし、合わせて34名が参加しました。
<本文>
生産資材の高騰や消費の低迷など、厳しい経済的局面に対応していくためには、経営内容を数字で把握した的確な経営判断が求められます。
 これを踏まえ、大崎普及センターでは管内の各担い手育成総合支援協議会との共催により、「経営改善のための簿記講座」をスタートさせました。今年で3年目の開催で、昨年同様、新規就農者を対象とした「みやぎ農業未来塾」も同時開催とし、合わせて34名が参加しました。
 今回は管区が隣接する美里普及センター管内からも6名の参加があり、美里普及センター職員の応援を得ての開催となりました。
 7月14日および22日の2日間は基礎講座として複式簿記の仕組みと演習問題を行い、今後は、来年2月まで月1回の記帳指導会を継続開催し、受講者それぞれの経営の決算書作成を目指します。

JAいしのまきで水稲直播(乾田・湛水)現地検討会を開催

2010年08月20日 12時03分57秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 石巻普及センター管内では,乾田直播(乾直)や湛水直播(湛直)の取り組みが増え,平成21年度は約50haでしたが,平成22年度は約100haと,2倍程度に急増しています。直播栽培は春作業が軽減されるとともに,移植栽培と組み合わせることで,防除時期や収穫期が分散されるなど大きなメリットがあり,規模拡大を目指す農業者から大きく注目されています。
 7月28日JAいしのまきでは,直播栽培に取り組む生産者や高い関心を示す農業者約20名を対象に,乾直4ほ場と湛直2ほ場(カルパーコーティング及び鉄コーティング各1ほ場)を巡回し,生育状況や今後の管理について,現地検討を行いました。
 普及センターからは,生育調査を行っている5ほ場を紹介しました。講師として招いた(独)東北農業研究センター大谷上席研究員からは,乾直ほ場では,除草が成功しており,茎数も過不足なく確保されていてすばらしいとのコメントを頂き,生産者は自信を深めている様子でした。
 本田管理については,著しく葉色が低下したほ場に対する追肥や,出穂以降の水管理などが検討されました。
そのほか,生産者から鉄コーティングや乾直では鳥害がほとんどみられないので,鳥害が多発する地区では,有望な技術ではないかとの意見が出されました。
 今後,直播の収量や品質を把握した上で,成績検討会を開催する予定です。


連絡先 石巻農業改良普及センター
 先進技術第一班
TEL:0225-95-7612