宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

登米市農村教育青年会議が開催されました

2013年01月31日 13時11分58秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 市内若手農業者グループの「登米市4Hクラブ」(会員20名)は,平成25年1月20日に,日ごろの営農活動における主張やクラブ員個々の課題解決のために取り組んだプロジェクト活動,クラブとしての活動等を発表する「平成24年度登米市農村教育青年会議」を開催しました。
 今年度は,「プロジェクト発表」2人,「農村青年の主張」1人,「クラブ活動発表」1人の計4人が発表しました。
 プロジェクト発表では,耕作放棄地の有効活用に向け,クラブ員で取り組んだそば栽培と地域交流の経過や経営内の作業上必要な機材を試行錯誤しながら,工夫して制作した事例の発表がなされました。
 また,農村青年の主張では,繁殖牛の全国共進会への参加や牛の飼養の過程で自信が持てないでいた自分を少しずつ変えてくれている牛に感謝している心情についての発表がありました。
 審査の結果,「プロジェクト発表」の部,最優秀賞には菅原達徳さん,優秀賞には佐藤瑛彦さん,「農村青年の主張」の部,最優秀賞には高崎大喜さんが選ばれました。各部の最優秀賞を受賞した2人にクラブ活動発表の梅基瞬さんを加えた3人が仙台市で開催される平成24年度宮城県農村教育青年会議で発表することになりました。
 本会議では,市役所,JA,農業士会,普及センターから出席していただいた各審査員の方々から農業経営やクラブ活動に対するアドバイスをいただき,今後の参考になったと思われます。
 当普及センターでは,今後も登米市4Hクラブの活動を支援していきます。



〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-8603
  FAX:0220-22-7522

みやぎ農業未来塾「就農希望者コース」を開催

2013年01月30日 10時01分12秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 美里農業改良普及センターでは,高校生への就農の動機付けを目的に,平成25年1月17日にみやぎ農業未来塾「就農希望者コース」を開催しました。小牛田農林高校農業技術科および南郷高校産業技術科の3年生のうち就農希望者15名の参加がありました。
 研修会では,美里管内の先進農業法人2社を訪問しました。大崎市鹿島台の「デリシャスファーム株式会社」では,今野文隆代表取締役から,現在の経営の概要やこれまでの経営の歩み,規格外品を有効活用したトマトジュースをはじめとした加工への取り組みについての説明と,デリシャストマトのハウスや直売施設・ファームカフェを視察させて頂きました。また,将来の就農に際しての心構えとして,「目的意識を持ち,自分の将来的な目標が持てるような好きな仕事を見つけることが働くことへの意欲につながる」と話されました。生徒からは,トマトのおいしい作り方などについて質問がありました。
 美里町の「有限会社ハニーローズなんごう」では,佐々木正俊代表取締役から,バラ栽培施設の説明と,バラの品種や栽培について,また,半澤仁専務取締役から,美里町のバラ栽培の取り組み,会社設立の経緯についてお話を頂きました。
 その後,女性スタッフを講師に,バラを使ったフラワーアレンジメントの体験実習を行いました。生徒からは,「初めてフラワーアレンジメントをした」「色合いやバラの配置が難しい」などの感想がありました。
 普及センターでは,今後も関係機関と協力し,就農支援に向けての取り組みを行っていきます。

<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 地域農業班
TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225

シルク和紙卒業証書紙すき

2013年01月29日 16時36分42秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援
 平成24年12月5日に丸森町立大張小学校で6年生児童5人によるシルク和紙卒業証書の紙すきが行われました。
 シルク和紙は,宮城県が開発した和紙で,平成13年の宮城県国体の表彰状に使用され,その後,丸森町で生産されています。
 小学校では,地域の伝統産業である養蚕について理解を深める学習の一環として,地元の生産者の協力を得て,6月にカイコ幼虫の飼育,桑枝の皮むき,9月に繭の糸繰りを児童がすべて行い,シルク和紙の材料であるシルクと桑白皮が準備されました。
当日は,6年生5人が,水槽にシルクと桑白皮の繊維を投入し,金網を張った木枠で紙すきを行い,布の上に3枚重ね,水を切ってから窓ガラスに貼り付けて終了しました。完成したシルク和紙は,3月に卒業証書として各児童へ授与されます。
 当普及センターでは,今後ともこのような小学校における養蚕の活動を支援して参ります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

平成24年度登米地域農業経営セミナーを開催しました。

2013年01月29日 13時56分28秒 | ⑥地域農業の構造改革に向けた取組支援
 平成25年1月21日,登米市中田農村環境改善センターを会場に,「人・農地プランと地域農業の発展方向」と題して,農山村地域経済研究所の所長である楠本雅弘氏から御講演いただきました。
 現在,地域農業のあり方を定めた「人・農地プラン」作成が登米市でも進められています。「人・農地プラン」の考え方と,他地域における地域農業の取り組み事例を学ぶことにより,農業・農村の振興の一助とするため開催しました。
 講演では,プランの対象エリア設定(集落営農の組織範囲をどう考えるか)や2階建(3階建)方式の考え方,広島県河内町小田地区や法人のネットワークの事例などがDVDの映像も交えて紹介されました。また,農事組合法人の決算書の事例を示しながら,運転資金の確保や組織運営のポイントなどについて具体的な事例を挙げて,分かりやすく説明していただきました。
 普及センターでは,今後も関係機関等と連携して地域農業振興を支援していきます。


連絡先
登米農業改良普及センター
登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603
FAX:0220-22-7522


埼玉県入間地方青年農業会議で東日本大震災の被災・復興状況を講演

2013年01月28日 11時22分30秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援
1月10日に埼玉県狭山市民会館で開催された埼玉県入間地方青年農業会議の中で,「震災を乗り越えて~宮城県農業復活への道」という演題で当普及センター所長が講演を行いました。
平成8年度普及職員海外派遣研修が縁で当所長と埼玉県職員が知り合いになり,現在4人の埼玉県職員が本県の災害支援に派遣されています。また,全国の普及職員組織からも義援金をいただき,たくさんの災害ボランティアなどが支援を繰り広げていることなどから,講演依頼を引き受けることにしました。
 当日は,まずはそれらの御礼を述べてから,県内の被災状況や被害調査,除塩や園芸施設復旧支援などによる法人化など復旧復興の現状を説明しました。
公演後,埼玉県川越農林振興センター普及支援部の職員や青年農業会議の審査員となっている農業者等と意見交換をしましたが,平成24年産のそばを被災地へ支援物資として送りたいとの依頼があり,現在調整中です。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 
 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910

JA加美よつば稲作部会水稲作柄検討会の開催

2013年01月24日 11時45分26秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 JA加美よつば稲作部会が主催する平成24年度水稲作柄検討会が1月11日(金)に開催され,作柄解析と次年度の稲作についての留意事項を普及センターが説明しました。
 特に次年度の稲作について,本年度多発したイヌホタルイが次年度も多発することが予想されるため,効果的に除草剤を使用し適正防除が必要なことや,高温登熟年に生産された種子は休眠が深いので,発芽揃いを良くするために浸水時間を例年より長めにとることなどを指導しました。
また,新たに水稲奨励品種になる見込みの「東北194号」や品種登録される「東北胚20号」などの特性と用途についても普及センターから紹介したところ,参加者は既存の品種とは異なる特色のある新品種に興味を持ち,次年度の部会活動に弾みがついたようです。
 普及センターでは,今後も関係機関と協力しながら水稲の栽培技術向上を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


大雪のりんご園でせん定の指導を行う

2013年01月22日 10時56分06秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成25年1月11日に色麻町の南山果樹団地を会場として,加美郡内のりんご生産者らを対象にしたせん定研修会が開かれました。
 当日は膝下まで雪が積もり,強風で雪が舞い地吹雪となる悪天候でしたが,参加した園主たちは樹の状態を観察し,花芽の付き具合を確めて,今年のせん定の進め方を話し合いました。
 また,1月16日には色麻町にある宮城県加美農業高等学校で,生徒の実習に使うりんご園でせん定講習会を行いました。古い樹が多く樹形の維持に苦労していた園ですが,普及センターがせん定方法の指導依頼を受け,樹形改造の考え方を指導しました。当日は地元のりんご生産者も応援に駆けつけ,太枝の整理を手伝うなどしています。
 今後も当普及センターでは関係機関と協力しながら,りんご産地の発展とせん定ができる人材育成のため支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター先進技術班
 TEL:0229-91-0726
 FAX:0229-23-0910

「ユニーク食材で丸森まるごと楽しむ会」で生産者と消費者が交流

2013年01月10日 13時42分59秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援
 管内では東日本大震災の放射性物質による風評被害等の影響で直売所への来客が減少する傾向がみられました。生産地では食の安心・安全を確保するために,的確な放射性物質検査や除染・吸収抑制等の対策を講じるなど努力を続けており,来客数も徐々に回復しつつあります。当所においても管内農産物の安心・安全構築のため,様々な活動を展開しております。
 その一環として,管内に消費者を招き,生産者と交流しながら現状を理解していただこうと,丸森町のユニーク食材をオリジナルメニューで楽しみながらの交流会を12月12日丸森町不動尊のクラインガルデンで開催しました。
 新聞等で公募したところ,50名を越える応募があり,抽選で32名の消費者の方々に参加していただきました。生産者はユニーク食材を生産しているJAみやぎ仙南西洋野菜研究会員の11名が出席。丸森町長をはじめ関係機関は22名,交流会スタッフが16名,その他を含め合計74名での開催となりました。
 内容は,プンタレッラ等のユニーク食材の紹介,丸森町の直売所や特産品の紹介,国際薬膳食育師の堀桃講師による「ユニーク食材の効用について」の講話を聞いた後に,講師のオリジナルメニューによる「ユニーク食材のフルコースランチ」を食しました。食事中には生産者から栽培秘話等も話していただき,盛大な研修会となりました。
 オリジナルメニューは①カラフル人参ジュース,②サラダ2種(カラフル人参のエゴマドレッシング,イタリア野菜の塩麹ドレッシング),③グリーンポタージュスープ,④ベジバーニャカウダ,⑤丸森野菜のポークロール,⑥野菜たっぷり寿司,⑦デザート2種(干し柿のワインゼリー,ヤーコン団子の白おしるこ)と盛りだくさんでした。
 研修会終了後のアンケート調査結果では,「生産者と同じテーブルで生の声を聞くことでき,とても有意義でした」との声が多く,ユニーク食材はもちろん他の農産物への理解も深まりました。ユニーク食材については名前は知っているが食べたことがない野菜がほとんどのようで,是非使ってみたいとの声が多く認知度の高まりを実感しました。ちなみに購入したい野菜はカラフル人参やプンタレッラの要望が多く,苦みのあるトレビスは敬遠されがちでした。
 家族を連れて丸森町に必ずまた来ますとの感想も寄せられ,消費者はもちろん,生産者も元気になる研修会となりました。今後も,このような機会を通して,管内の農産物の安心・安全を紹介していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

  

今年も冬の風物詩「プンタレッラ」の出荷が始まりました!

2013年01月10日 13時40分04秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 JAみやぎ仙南西洋野菜研究会では,イタリアの伝統野菜「プンタレッラ」を中心に,さまざまな西洋野菜の栽培に取り組んでいます。12月11日,出荷規格を統一した高品質なプンタレッラの安定出荷に向け,JA丸森地区事業本部において出荷目揃い会が開催されました。
 出荷目揃い会では,主要出荷先である仙台市場の(株)庄定と,築地市場の東京シティ青果(株)の担当者より出荷規格についての説明が行われ,会員が持ち寄ったプンタレッラをもとに品質や規格の確認を行いました。また普及センターと農業・園芸総合研究所より,今後の栽培管理や病害虫防除についての指導を行いました。
 今作は11月下旬以降の急激な気温の低下により,花蕾の伸びがやや鈍い状況です。また定植時期の9月の高温と乾燥の影響により,ハスモンヨトウ等のチョウ目害虫やアブラムシ類の被害が前年と比較して多い傾向にあります。プンタレッラは登録農薬がないため,「野菜類」に登録のあるBT剤や気門封鎖型殺虫剤等の生物農薬を活用するとともに,生産者は早期発見・防除に努めています。
 プンタレッラは11月中旬から出荷を開始しており,25年3月頃まで出荷が行われます。また,プンタレッラ以外にもカーボロネーロ,フェンネル,トレビス,ロマネスコなどが11月上旬から出荷されており,12月下旬頃からはタルディーボの出荷も開始します。さらに今年度は,新たにカラフルニンジンの生産・出荷にも取り組みました。
 普及センターでは,今後も関係機関と連携を図りながら,プンタレッラをはじめとした西洋野菜の安定生産・出荷に向けた支援を行っていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

  

甘くておいしい促成いちごの出荷を開始!

2013年01月10日 13時37分07秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成25年産促成いちごの本格的な出荷の開始にあたり,12月7日にJAみやぎ仙南蔵王地区事業本部において,蔵王地区いちご部会と村田地区いちご部会の合同出荷目揃い会が開催されました。
 蔵王地区いちご部会では16戸の部会員が本県育成品種「もういっこ」,村田地区いちご部会では2戸の部会員が「とちおとめ」の生産に取り組んでいます。出荷目揃い会では,全農みやぎ園芸部及び,主要出荷先である仙台市場の仙印(株)の担当者より出荷規格についての説明が行われ,会員が持ち寄ったいちごをもとに品質や規格の確認を行いました。   
 また出荷目揃い会と併せて栽培講習会が開催され,普及センターからは今後の栽培管理や病害虫防除についての指導を行いました。部会員からは熱心な質問が寄せられ,出荷規格を統一した高品質ないちごの安定出荷に向けた意気込みが感じられました。
 当管内の25年産促成いちごは,夏季の猛暑の影響により,一部で花芽分化や定植作業に遅れが見られました。定植後10月~11月中旬頃までは比較的気候が安定していたため,生育は順調に進みましたが,その後は11月下旬以降の急激な気温低下の影響を受け,生育がやや鈍い傾向にあります。このような厳しい気象条件のもと,全国的にも年内の出荷量は前年と比較して減少傾向にあるとのことですが,生産者はより多くのいちごを出荷しようと,日々の栽培管理に一生懸命取り組んでいます。
 当管内の促成いちごは,25年6月頃まで出荷が行われます。普及センターでは,良食味ないちごの安定生産・出荷の支援を継続して行っていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138