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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

なとり・ぐるっと親子講座 夏野菜もぎとり体験が開催されました

2025年07月18日 16時00分24秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和7年7月12日に名取市地域農産物等消費拡大推進協議会(事務局:名取市農林水産課)が主催する「なとり・ぐるっと親子講座夏野菜もぎとり体験」が開催されました。

 参加した18家族50人の親子は、名取市内のほ場で旬を迎えた「オクラ」「とうもろこし」、「ミニトマト」の夏野菜の収穫を楽しみ、講師を務めた生産者から栽培の苦労や野菜の美味しい食べ方などを学びました。 

 当日は、曇り空で気温も低く過ごし易い日で、熱中症の心配はありませんでした。

 ミニトマトの収穫では、生産者の御厚意でその場で食べることができ「とっても甘くてジューシー。美味しくて何個でも食べられる」と子供達は口いっぱいに頬張りながら、旬の味を満喫していました。また、袋の端からこぼれるくらい摘み取り、収穫の喜びを体験しました。

 名取市内の新鮮な野菜は、毎月第3水曜日に名取市役所内で開かれる「いろどりなとり産直マーケット」等で購入できます。

 普及センターでは、引き続き、名取市地域農産物等消費拡大推進協議会の活動と管内農産物の魅力発信を支援してまいります。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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まぼろしのメロン「クールボジャ」が出荷開始されました

2025年06月13日 13時04分13秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 岩沼市の農事組合法人林ライスで栽培しているメロン「クールボジャ」の出荷が令和7年6月10日にスタートしました。温度や水の栽培管理が難しく、生産者が少ないことから「まぼろしのメロン」と呼ばれています。収穫期間は6月末まで、1,200箱の出荷を予定しています。主に栽培施設内で直売していますが、既に約9割の予約が入っており、入手困難な状況です。岩沼市のふるさと納税の返礼品に採用されている人気農産物です。

 東日本大震災後に栽培が再開され、復興のシンボルのひとつとされるメロン「クールボジャ」の生産を普及センターは、引き続き支援してまいります。

 

 ※「クールボジャ」メロンの販売については、農事組合法人林ライスへ直接お問い合わせください。

<記事担当>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班 

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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酒米サポーターズクラブの田植えが開催されました。

2025年06月09日 08時57分08秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和7年5月25日に、気仙沼市の廿一地区で、生産者、地元酒蔵、酒販売店等で構成された酒米サポーターズクラブによる酒米「蔵の華」の田植えが開催されました。廿一(にじゅういち)地区は中山間地域に棚田が大きく広がり、沢ではわさび、秋には栗がとれる自然豊かな地域です。

 この取り組みは歴史が深く、今年で24年目を迎えました。気仙沼市内の蔵元2社(株式会社男山本店、株式会社角星)を含む約40人が参加し、開始直前は雨に見舞われましたが、田植えが始まる頃には雨も止み作業に熱中することができました。

 秋には収穫イベントも予定されていますので、稲の成長を願い今回の作業は予定通り終了しました。

 普及センターでは酒米の高品質・安定生産に向け、現地での栽培研修会開催など、引き続き支援を行っていきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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大衡村産トマトを使った“トマトクリームリゾット”が販売されています!

2025年06月06日 11時10分19秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

株式会社未来彩園(大衡村)では、年間280tを越えるトマトを生産しています。このたび、生産しているトマトを使用した“トマトクリームリゾット(缶詰)”を開発し、販売が開始されました。

この商品は、みやぎの新たなローカル・フードビジネスの創出を目的とした県事業により商品化したものです。

県産森林どりや椎茸も入り、美味しさは、上々!!

新たな大衡村の特産品として期待されています。

お問合せ先:株式会社未来彩園(公式ホームページ) https://www.miraitomato.com

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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「なとり・ぐるっと親子講座」が開催されました

2025年06月03日 09時58分38秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和7年5月25日に名取市地域農産物等消費拡大推進協議会(事務局:名取市農林水産課)が主催する「第1回なとり・ぐるっと親子講座」開講式、田植え体験が開催され、亘理農業改良普及センターも運営を支援しました。「なとり・ぐるっと親子講座」は、東日本大震災、新型コロナウイルス感染拡大により一時休止期間がありましたが、平成13年度から長く継続されている事業です。「ぐるっと」とは、名取市内の農産物のもぎとり体験をしながらぐるっと回ることに由来しています。

   当日は、あいにくの雨により手植えでの田植体験は中止になり、生産者による水稲栽培作業の説明と田植機での移植作業や機械・施設の見学に変更になりました。

   参加した子供たちは、田んぼに入っての手植え体験ができなくなり残念そうでしたが、講座の終盤に、自宅でバケツに植えられるように一握りの苗がお土産に渡されると「頑張って育ててみる」と元気な返事がありました。

   秋には、田植機で移植した水稲を手刈りする予定です。

   当普及センターでは、名取市地域農産物等消費拡大推進協議会の活動とともに、管内農産物の魅力発信を支援してまいります。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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【『幻のメロン』クールボジャ】順調に生育中!

2025年05月30日 11時56分17秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

全国でも一部地域でしか栽培されていない幻のメロン「クールボジャ」。

糖度が高い上にメロン特有のえぐみが少なく、えぐみが苦手な方でも食べやすいメロンとして、地域で親しまれている品種です。

岩沼市の農事組合法人林ライスでは、高齢化により栽培を断念した相野釜ハウス園芸組合から施設等を譲り受け、園芸組合の元組合長の指導のもと、令和5年度から栽培に取り組み、今年で3シーズン目を迎えます。

過去2シーズンともに予約注文で売り切れるほど好評で、量販店や地域外に流通することがない、まさに「幻のメロン」となっています。

 

当法人では、農業大学校を卒業後に就職した若手従業員を中心としてクールボジャを管理しています。園芸組合元組合長とともに、昨年度普及センターで作成した栽培マニュアルを活用して技術継承が進んだこともあり、現在の生育は順調で、6月中旬以降の収穫を見込んでいます。

 

普及センターでは、地域特産物の栽培支援や、経営の課題解決など、幅広い支援を行っていきます。

※クールボジャの販売については、農事組合法人林ライスへ直接お問い合わせください。

 

<記事担当>

宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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利府高校の生徒による梨の花粉交配作業が行われました

2025年05月19日 15時18分39秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

宮城県利府高校では、利府町の特産品である日本梨の花粉交配作業を通じて、郷土を理解し愛する心を培うふるさと学習の推進を図り、地域社会との交流を深めるという目的で開催しています。昨年は天候が悪く、中止となってしまい、2年ぶりの開催でした。

全体集会では、利府高校普通科の1年生40名が集まり、JA仙台東部営農センター職員から受粉作業について説明をした後、利府町内の農業者3名のほ場に分かれて作業を行いました。それぞれの圃場に到着後、改めて園主から作業について説明を行い、各生徒に受粉に必要な道具と梨花粉が渡されました。

風が強く吹き、受粉にとってはあいにくの天候となりましたが、地元農業者や農協職員、役場職員などが生徒を見守り、時折アドバイスを生徒に行いました。めったにできない受粉作業体験に、生徒たちは真剣なまなざしで取り組んでいました。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410、FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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生活研究グループの研修会が開催されました。

2025年05月16日 16時33分47秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和7年5月12日に気仙沼市のいちごハウスにおいて、気仙沼地区生活研究グループの地域食材活用研修会が開催され、会員14名のほか市町や普及センターが参加しました。

普及センターから管内のいちごの生産状況と栽培概要、いちご活用のレシピについての説明を行い、生産者からはいちご栽培1年間の作業について紹介を行いました。その後、摘み取り体験を行い、参加者は和気あいあいとした雰囲気で交流を深めました。

昨年度開催された料理講習会では、いちご大福をつくりましたが、地元食材であるいちごの生産に関する知識不足が感じられました。今回の研修で摘み取り体験のほかにいちごの生産に関する講習を行ったことで、参加者は気仙沼がいちごの産地であることを改めて実感し、消費者として産地を盛り上げていくきっかけとなりました。

普及センターでは、これからも生活研究グループの活動を支援していきます。

<連絡先>

気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068、FAX:0226-22-1606

 


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地域内外の人々が交流する田植え体験会が開催されました

2025年05月16日 15時35分06秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和7年5月3日(土)、栗原市金成有壁地区で田植え体験会が開催されました。

 金成有壁地区では、令和2年に「農村地域活性化ビジョン」が策定されています。ビジョンでは、農業法人の設立を軸とする担い手構想や地元の萩野酒造株式会社と連携した地域活性化構想などが掲げられており、今回は酒造好適米品種「吟のいろは」の栽培を通じた地域内外の人々との交流を深めることを目的として開かれ、26人の参加がありました。

 田植え体験は好天に恵まれ、地域住民による組織「有壁創生会」のメンバーが田植え方法を指導し、参加者は泥だらけになりながらも丁寧に苗を植えました。

機械は使わず一株ずつ手で田植えしたので、参加者への苗の受け渡しは、必然的に田んぼの畦から田んぼの中へまとまった苗を放り込む方法になりました。上手に苗をキャッチすると他の参加者から「おーっ」や「ナイスキャッチ」と声が上がり、キャッチに失敗すると田んぼに落ちた苗が泥水を跳ね上げ、「キャーッ」という歓声や笑い声が起こりました。心地良い汗を流した後は、萩野酒造株式会社様によるきき酒も行われ、参加者は充実した一日をすごしたようです。

参加者アンケートでは、「初めて有壁という町を知り、豊かな自然、おいしい酒、歴史に触れるきっかけになった」、「貴重な体験だった」、「また参加したい」という声が寄せられました。

 当普及センターは、今年度も引き続き地域活性化の取組や法人設立に向けた地域の話し合いを支援してまいります。


<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437 / FAX:0228-22-6144


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了美ヴィンヤード&ワイナリーが創立10周年記念式典を開催しました。

2025年05月16日 10時41分47秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 大和町の了美ヴィンヤード&ワイナリーは、一面に広がる広大な畑で約1万本のブドウが手作業で管理されており、レストランや宿泊施設も整備され、四季折々の景色とともにワインを楽しむことができます。

 5月13日には大和町長や周辺自治体のトップ、関係者など約50人が集まり、ワイナリーの創立10周年を記念した式典が行われました。

 当普及センターでは、これまで法人からの要望を受け、ブドウの栽培技術の指導を実施してきました。また、令和4年には農業大学校の卒業生2名がブドウ栽培の職員として就職しております。

 今後も、地域資源の活用による地域経済の活性化に向けて支援を続けてまいります。


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