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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

小麦「夏黄金」ほ場見学会が開催されました

2025年07月03日 14時23分04秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年6月23日に山形県の製粉会社主催((株)小川製粉)で、登米地域で生産されている小麦「夏黄金」のほ場見学会が開催され、約50名が参加しました。参加者の多くは宮城県産夏黄金が原料の小麦粉を使用したパンやピザなどを提供される飲食店の方々で、流通業者やJA全農等の担当者も参加しました。

 情報交換の場では、飲食店の方の国産や地元の食材を使用していきたいという気持ちや、生産者のより良いものを届けたいという想い、また普及センターからは生産者が栽培で苦労しているポイントや生育状況等を共有し、充実した時間となりました。飲食店の方々からは現地で初めて小麦の穂を見たという話が多く聞かれ、生産現場と実需者が交流できる貴重な機会となりました。

 普及センターでは、今後も登米管内の麦類の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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 小麦ほ場巡回指導会が開催されました

2025年06月23日 17時47分53秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年6月18日にJAみやぎ登米主催で豊里地区の令和7年産小麦ほ場巡回指導会が開催され、生産者6名が参加しました。

 普及センターからは、事前に測定した穂水分から、成熟期や刈取適期の目安について説明しました。また、赤かび病被害粒混入防止のための注意点などについて話しました。赤かび病被害粒の混入防止には、適期収穫、速やかな乾燥、粒厚・比重選別がポイントとなります。刈遅れて雨にあたると、被害が拡大するため、適期収穫を呼びかけました。その後、巡回によりほ場状況を確認し、生産者と情報交換を行いました。品質向上を目指し、豊里地区では7月上旬頃から刈取が始まる予定です。

 普及センターでは、今後も登米管内の麦類の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

 


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第13回全国和牛能力共進会北海道大会に向けた24ヶ月早期肥育試験巡回が開催されました。

2025年06月18日 09時34分53秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

令和7年6月10日に、全国農業協同組合連合会宮城県本部及び畜産試験場などが角田市2戸、川崎町1戸及び村田町1戸の協力農家において、肥育牛(試験牛)12頭の体尺測定や超音波肉質診断などを行い、発育状況、体型の仕上がり具合を確認しました。また、畜産試験場が中心となり、生体内の脂肪交雑や筋肉の大きさを可視化した画像を収集しました。さらに、これからの暑熱期での飼養管理の注意内容を共有しました。

 本試験は、令和9年8月に開催される第13回全国能力共進会北海道大会(以下、全共)への出品にむけた取組です。通常のと畜月齢よりも約6ヶ月早く出荷するため、「早期肥育」体系に即した飼養技術が求められます。

 経験豊かなベテランの肥育農家が、全共での出品に向けて、日々丁寧な飼養管理を実施しています。令和7年9月には、試験牛は仙台市中央卸売市場食肉市場に出荷され、上場枝肉について調査会が予定されています。

 普及センターでは、農家及び関係機関と連携し、早期肥育技術の向上とともに、全共での上位入賞に向けて取り組みます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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良質米生産を目指して、つや姫栽培講習会が開催されました

2025年06月12日 15時46分10秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

   6月4日、JAみやぎ登米西部営農経済センター主催のつや姫栽培講習会が開催され、栽培者及び関係機関から約50名が出席しました。迫稲作経営部会長からは「以前は部会員内で栽培講習会を行ってきたが、昨年度から迫町域全体の栽培者も対象としたところ非常に好評だったため、今年も同じ形で開催した。安定してつや姫を供給できる体制を整えていきたい。」と挨拶がありました。

    普及センターからは、つや姫は特別栽培米に準じた栽培を行うことが必須であることを始めに説明し、次に品種特性と栽培のポイント、気を付けるべき病害虫の対策について説明しました。また、つや姫は刈遅れにより茶米が発生しやすくなるため、刈取適期の考え方についても説明を行いました。熱心にメモを取る出席者も多く、つや姫栽培に対する意欲が感じられました。

    この他、全農みやぎからは現在の米穀情勢、メーカー10社からの農業資材の説明などがあり、内容の濃い研修会となりました。

    普及センターでは,今後も登米市内の水稲生産について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 

 


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JAみやぎ登米迫稲作経営部会の現地検討会が開催されました

2025年06月10日 08時45分40秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年6月4日に、JAみやぎ登米迫稲作経営部会の現地検討会が開催され、生産者及び農薬メーカー担当者約15人が参加しました。

 当日は部会員の6ほ場を巡回し、水稲の除草剤試験の効果と生育状況の確認を行いました。除草剤試験については、6ほ場とも高い抑草効果が出ていることを農薬メーカー、生産者とともに確認することができました。生育については分げつが出始めており、順調に生育していることを確認することができました。今後の管理として、分げつを促すための水管理や熱中症への注意喚起などについて、普及センターから情報提供を行いました。

 普及センターでは、今後も水稲の収量・品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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作業時間が1/3に!RTKシステムを活用した超省力的な除草剤散布を実証しました。

2025年06月09日 16時09分16秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

5月23日に、石巻市桃生町のほ場にて、RTKシステムを活用した水稲乾田直播栽培の省力的な除草剤散布作業の実証を行いました。

 今回の実証では、①RTKによる自動操舵、②トラクターマウント型の大型ブームスプレイヤー(タンク容量1,600L、散布幅21m)の活用、③除草剤の少量散布(50L/10a)、④RTKの位置情報を利用したセクションコントロール技術(50㎝単位での制御)、⑤2.2haの大区画ほ場、の5つの技術を組み合わせ、作業時間がどの程度短縮できるか検証しました。

 実証の結果、通常の除草剤散布(乗用型ブームスプレイヤー、タンク600L、散布幅16m、散布量100L/10a)では60分程度かかるところを、約1/3の20分程度で散布作業を終えました。

 いつも散布作業を行っている作業員も作業速度の速さに驚いており、RTKシステムに様々な技術を組み合わせることで、省力的・効率的な作業が可能になることが示されました。

 県では、RTKの基地局を整備し、5月末現在で260者程度がRTKシステムを利用しています。今後も、RTKを有効活用した省力的な技術を実証し、農業の生産性向上を支援していきます。

         

〈連絡先〉

宮城県農業革新支援センター (農政部農業振興課普及支援班)

宮城県仙台市青葉区本町3-8-1

TEL:022-211-2837

FAX:022-211-2839

E-mail:smart_miyagi@pref.miyagi.lg.jp(スマート農業のご相談はこちらまで)

Webサイト:https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nosin/smart-agri.html

 

 


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今年の乾田直播はどうかな?水稲乾田直播現地検討会

2025年06月02日 17時48分16秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年5月16日(金)、5月22日(木)にJAいしのまき主催の水稲乾田直播現地検討会が開催されました。

 管内の乾田直播栽培のほ場を巡回し、出芽や雑草の発生状況の確認を行いました。今年は昨年と比べて春先は涼しく、稲の出芽時期も例年並みとなりました。生産者からは入水前の除草剤のタイミングや入水の時期について質問があり、稲やヒエの葉齢や苗立ち本数を確認しながら、防除のタイミングを検討しました。農研機構の講師からはノビエ葉齢予測アプリの紹介がされ、生産者は活用に意欲的な様子でした。

乾田直播栽培は県内で普及が進んでおり、石巻地域では令和6年で約1200haの栽培面積となっています。今後も拡大が見込まれますので、安定した収量・品質を確保した稲作を推進するため、地域一丸となって取り組んでいきます。

<連絡先>

宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班

TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999

 


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種子大麦生産ほの第1期ほ場審査を行いました!

2025年05月23日 17時22分00秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年4月25日、28日に管内の農業法人5法人を対象に種子大麦のほ場審査を行いました。当管内では石巻市で29ha、東松島市で6 haの種子大麦の生産が行われています。 大麦の種子生産ほでは出穂期と糊熟期の2回ほ場の審査が行われますが、今回、1回目の審査(出穂期審査)を行いました。審査には生産者、JAいしのまき職員が立ち会い、生育状況や栽培管理状況、変種・異品種の有無、病害虫等について審査をしました。4月が記録的な高温だった昨年と異なり、今年は気温が低い時期もありましたが、種子大麦の生育は概ね良好で全ほ場が合格となりました。今後は、適切な赤かび病防除と適期刈取に向けた準備を進めるよう指導を行います。 普及センターでは、優良な種子大麦の生産を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 

TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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麦類現地検討会が開催されました

2025年05月23日 17時05分22秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年4月8日・9日に、JAいしのまき主催の麦類現地検討会が、河北と矢本の2つの地区で開催されました。

 現地検討会では、幼穂長を確認したほか、適期の減数分裂期追肥や赤カビ病の防除について指導を行ないました。近年は春先の気温が高めで、麦の生育が進みやすいので、適期を逃さぬように追肥や防除を行うことが大変重要となります。参加者は、麦の生育を確かめ、高品質な麦の生産に向けた今後の栽培管理を確認していました。

 健康維持機能性への関心や国内産志向の高まりから麦類の需要は増加しており、管内の生産面積も拡大しています。普及センターはこれからも高品質麦の生産を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 

TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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亘理地区の令和7年度水稲育苗現地講習会が実施されました

2025年05月01日 13時27分39秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

  令和7年4月22日(火)・23日(水)にJA仙台亘理地区水田営農部会主催の水稲育苗現地講習会が実施されました。

  6地区に分かれて行われ、担当農家のハウス前で、普及センターから、「健苗育成と田植えまでの管理」について説明をしました。参加した生産者は、高密度播種や苗箱まかせの人もおり、生産者に合わせて育苗のポイントや管理の仕方など指導をしました。生産者からは、「米の価格は高くなったが、しっかりとした育苗を行い、米を多く取り、経営安定につなげたいので、参加した」という声も聞かれ、健苗への意識の高さが窺われました。

  普及センターでは、関係機関と連携して、水稲の高品質安定生産に向けた支援を行っていきます。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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