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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみやぎ登米迫稲作経営部会の現地検討会が開催されました

2025年06月10日 08時45分40秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年6月4日に、JAみやぎ登米迫稲作経営部会の現地検討会が開催され、生産者及び農薬メーカー担当者約15人が参加しました。

 当日は部会員の6ほ場を巡回し、水稲の除草剤試験の効果と生育状況の確認を行いました。除草剤試験については、6ほ場とも高い抑草効果が出ていることを農薬メーカー、生産者とともに確認することができました。生育については分げつが出始めており、順調に生育していることを確認することができました。今後の管理として、分げつを促すための水管理や熱中症への注意喚起などについて、普及センターから情報提供を行いました。

 普及センターでは、今後も水稲の収量・品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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作業時間が1/3に!RTKシステムを活用した超省力的な除草剤散布を実証しました。

2025年06月09日 16時09分16秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

5月23日に、石巻市桃生町のほ場にて、RTKシステムを活用した水稲乾田直播栽培の省力的な除草剤散布作業の実証を行いました。

 今回の実証では、①RTKによる自動操舵、②トラクターマウント型の大型ブームスプレイヤー(タンク容量1,600L、散布幅21m)の活用、③除草剤の少量散布(50L/10a)、④RTKの位置情報を利用したセクションコントロール技術(50㎝単位での制御)、⑤2.2haの大区画ほ場、の5つの技術を組み合わせ、作業時間がどの程度短縮できるか検証しました。

 実証の結果、通常の除草剤散布(乗用型ブームスプレイヤー、タンク600L、散布幅16m、散布量100L/10a)では60分程度かかるところを、約1/3の20分程度で散布作業を終えました。

 いつも散布作業を行っている作業員も作業速度の速さに驚いており、RTKシステムに様々な技術を組み合わせることで、省力的・効率的な作業が可能になることが示されました。

 県では、RTKの基地局を整備し、5月末現在で260者程度がRTKシステムを利用しています。今後も、RTKを有効活用した省力的な技術を実証し、農業の生産性向上を支援していきます。

         

〈連絡先〉

宮城県農業革新支援センター (農政部農業振興課普及支援班)

宮城県仙台市青葉区本町3-8-1

TEL:022-211-2837

FAX:022-211-2839

E-mail:smart_miyagi@pref.miyagi.lg.jp(スマート農業のご相談はこちらまで)

Webサイト:https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nosin/smart-agri.html

 

 


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今年の乾田直播はどうかな?水稲乾田直播現地検討会

2025年06月02日 17時48分16秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年5月16日(金)、5月22日(木)にJAいしのまき主催の水稲乾田直播現地検討会が開催されました。

 管内の乾田直播栽培のほ場を巡回し、出芽や雑草の発生状況の確認を行いました。今年は昨年と比べて春先は涼しく、稲の出芽時期も例年並みとなりました。生産者からは入水前の除草剤のタイミングや入水の時期について質問があり、稲やヒエの葉齢や苗立ち本数を確認しながら、防除のタイミングを検討しました。農研機構の講師からはノビエ葉齢予測アプリの紹介がされ、生産者は活用に意欲的な様子でした。

乾田直播栽培は県内で普及が進んでおり、石巻地域では令和6年で約1200haの栽培面積となっています。今後も拡大が見込まれますので、安定した収量・品質を確保した稲作を推進するため、地域一丸となって取り組んでいきます。

<連絡先>

宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班

TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999

 


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種子大麦生産ほの第1期ほ場審査を行いました!

2025年05月23日 17時22分00秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年4月25日、28日に管内の農業法人5法人を対象に種子大麦のほ場審査を行いました。当管内では石巻市で29ha、東松島市で6 haの種子大麦の生産が行われています。 大麦の種子生産ほでは出穂期と糊熟期の2回ほ場の審査が行われますが、今回、1回目の審査(出穂期審査)を行いました。審査には生産者、JAいしのまき職員が立ち会い、生育状況や栽培管理状況、変種・異品種の有無、病害虫等について審査をしました。4月が記録的な高温だった昨年と異なり、今年は気温が低い時期もありましたが、種子大麦の生育は概ね良好で全ほ場が合格となりました。今後は、適切な赤かび病防除と適期刈取に向けた準備を進めるよう指導を行います。 普及センターでは、優良な種子大麦の生産を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 

TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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麦類現地検討会が開催されました

2025年05月23日 17時05分22秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年4月8日・9日に、JAいしのまき主催の麦類現地検討会が、河北と矢本の2つの地区で開催されました。

 現地検討会では、幼穂長を確認したほか、適期の減数分裂期追肥や赤カビ病の防除について指導を行ないました。近年は春先の気温が高めで、麦の生育が進みやすいので、適期を逃さぬように追肥や防除を行うことが大変重要となります。参加者は、麦の生育を確かめ、高品質な麦の生産に向けた今後の栽培管理を確認していました。

 健康維持機能性への関心や国内産志向の高まりから麦類の需要は増加しており、管内の生産面積も拡大しています。普及センターはこれからも高品質麦の生産を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 

TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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亘理地区の令和7年度水稲育苗現地講習会が実施されました

2025年05月01日 13時27分39秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

  令和7年4月22日(火)・23日(水)にJA仙台亘理地区水田営農部会主催の水稲育苗現地講習会が実施されました。

  6地区に分かれて行われ、担当農家のハウス前で、普及センターから、「健苗育成と田植えまでの管理」について説明をしました。参加した生産者は、高密度播種や苗箱まかせの人もおり、生産者に合わせて育苗のポイントや管理の仕方など指導をしました。生産者からは、「米の価格は高くなったが、しっかりとした育苗を行い、米を多く取り、経営安定につなげたいので、参加した」という声も聞かれ、健苗への意識の高さが窺われました。

  普及センターでは、関係機関と連携して、水稲の高品質安定生産に向けた支援を行っていきます。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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麦類特定種子生産ほの巡回が行われました

2025年04月23日 19時48分11秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

登米管内には小麦2品種、計8.4haの採種ほ場が設置されています。

令和7年4月15日に(公社)みやぎ農業振興公社主催の麦類特定種子生産ほの巡回が実施され、生産者、関係機関約15名が出席、各品種1ほ場の生育を確認しました。

巡回したほ場では、幼穂が3~5mm程度に伸びていることが確認され、5月上旬には出穂期に達すると推定されました。両ほ場とも鳥害や風害を受けた部分があるものの、4月上旬の追肥により生育の改善が見られました。試験場やJA全農みやぎの担当者からは、「排水もよく、ほ場の管理は良好。今後も適期に追肥や防除を行ってほしい。」との講評をいただきました。

普及センターでは、今後も小麦種子の収量と品質の確保に向けて支援を行ってまいります。

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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小麦赤かび病防除打合会議が開催されました

2025年04月22日 09時15分55秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年4月16日に登米市豊里地区の令和7年産小麦赤かび病防除打合会議が開催されました。当日は、生産者、JAみやぎ登米、防除会社が出席し、普及センターからは麦の生育状況と赤かび病防除のポイントについて説明しました。

 赤かび病を防ぐためには、開花期に最初の防除を行うことが重要なことから、事前に各生産者のほ場にて幼穂長を測定し、開花期を予測して防除時期を検討しました。

 また、今後1か月の平均気温が高くなることが予想されていることから、ほ場を見ながら追肥を適期に実施することで、収量・品質の向上につながることもあわせて説明しました。

 普及センターでは、今後も登米管内の麦類の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 


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子実用トウモロコシの播種実演会が実施されました。

2025年04月21日 17時59分41秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年4月18日にJA古川の主催で子実用トウモロコシの播種実演会が実施されました。

 生産者や関係者、約80名が参加し、真空播種機を用いた播種作業を見学しました。

 

 実演会では、播種の実演に加え、農研機構東北農業研究センターが取り組んでいる、高収益・低投入型ブロックローテーション体系の構築に向けたプロジェクトについて説明がありました。また、種苗会社からは収量向上に向け、適切な苗立本数を確保するために適正な播種深を徹底するよう、呼びかけられました。

 

 普及センターでは引き続き、関係機関と連携しながら水田輪作体系における各種技術の普及や子実用トウモロコシの栽培管理技術の定着に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班

 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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「吟のいろは」栽培研修会が開催されました

2025年03月28日 08時06分11秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 宮城オリジナルの酒米品種「吟のいろは」について、令和6年産の作柄を振り返って次作に生かすため、3月18日に県みやぎ米推進課の主催で「吟のいろは」の栽培研修会が開催され、生産者や関係機関など約20名が出席しました。普及センターからは今年度の生育の経過を中心に説明をし、産業技術総合センターからは玄米品質や酒米としての分析結果について説明がありました。令和6年産の特徴としては、やや硬い米であるものの溶けやすい傾向にあるとのことで、高温で経過した天候にも関わらず高い1等米比率となっており、継続して安定した需要が見込まれると期待が高まっています。

同日には普及センター主催で松山町酒米研究会のメンバーを対象に、今年度の「吟のいろは」等の酒米の調査結果の振り返りと次年度に向けた検討会を開催しました。普及センターからは関係機関の協力により生育調査等を実施でき、次年度につながる結果が得られたことなどを説明しました。参加者からはメーカーと連携した次作の試験設計に関する意見等が出されました。

普及センターでは、引き続き酒米の品質安定化や生産性向上に向けて研究会の活動を支援していきます。

  <連絡先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225

 


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