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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

酒米「蔵の華」の稲作指導巡回を行いました。

2025年08月18日 16時37分33秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 気仙沼市廿一(にじゅういち)地区では、清流「蔵の華」廿一会(会員12名)が、酒米「蔵の華」を約7ha栽培し、気仙沼市内の蔵元2社に全量販売しています。

 

 7月23日に同地区において、「蔵の華」栽培の現地巡回を行い、全会員に対して生育状況の確認と今後の栽培管理についての助言を行いました。

 併せて、県病害虫防除所から斑点米カメムシ類の注意報が7月18日発表されていたため、水田内のすくい取り調査も行いました。近年、発生量が増えているクモヘリカメムシも確認できたため、改めて斑点米カメムシ類の防除について指導し、注意喚起を行いました。

 また、「蔵の華」は、7月下旬頃から出穂が始まるため、適切な水管理について指導するとともに、熱中症対策も注意喚起しました。

 

 普及センターでは今後も酒米「蔵の華」の安定生産に向けて生育状況の調査等、支援を行います。

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606

 


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米山地区で大豆現地検討会が開催されました

2025年08月14日 16時00分45秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

登米管内の大豆栽培面積は約1400haとなっており、県全体の約15%を占めています。

7月25日、米山地区で現地検討会が開催され、生産者、関係機関約15名が参加しました。

最高気温37℃の猛暑の中、8ほ場を巡回し生育を確認しました。6月上旬まで播種したほ場の生育は比較的良好でしたが、それ以降播種したほ場では、極端な少雨による出芽不良や生育の停滞が見られ、蒔き直しを行ったほ場もありました。

室内での研修では、病害虫防除と、水分不足の対策として「畝間潅水」について普及センターから説明しました。また、メーカーの担当者からは除草剤の体系処理や肥料の施用方法について説明がありました。生産者からは「厳しい気象条件だが、今生育している大豆はできるだけ生かしていきたい」との声がありました。

作物にとっては厳しい気象の年となっていますが、普及センターでは、継続して大豆生産への支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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金のいぶきの現地検討会が開催されました。

2025年08月14日 09時51分34秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年7月24日に気仙沼市本吉町内で気仙沼金のいぶき協議会による現地検討会が開催され、生産者や関係機関等9名が参加しました。

 「金のいぶき」生産ほ場を2か所視察し、今年の高温・少雨の状況の中でも順調に生育している状況を確認しましたが、今後の水不足による影響を心配する声がありました。

普及センターから、幼穂形成期以降の肥培管理について説明し、併せて出穂期以降の積算平均気温を目安とする刈り取り適期を把握するため、各生産者に出穂期の記録を依頼しました。

今後も、「金のいぶき」の高品質生産に向けた適切な栽培管理のための巡回指導を行っていきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

 


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宮城県畜産総合共進会に向けた代表牛の集合指導会が開催されました

2025年08月14日 09時48分22秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年9月5日、6日に宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)が開催されます。

 それに向け、仙南地域では、令和7年7月11日に仙南地域和牛共進会が開催され、代表牛10頭を選定しました。

 令和7年8月4日には、その代表牛を集め、宮城県総合畜産共進会でトップをとるための指導会が開催され、仙南地域共進会からこれまでの牛の管理でどの程度大きくなっているか、太りすぎていないかなどを確認し、今後の牛の管理を確認しました。

 また、牛の調教指導員の守屋慶市氏から、本番当日に牛を良く見せるための牛の手入れ・扱い方、群出品の整列の仕方などを学びました。

 今回の指導で学んだことを生かして牛の管理に注意を払い、宮城県総合畜産共進会でトップを目指したいと思います。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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大豆難防除雑草対策実証ほ見学会が開催されました

2025年08月08日 16時51分45秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年8月1日に全国農業協同組合連合会東北営農資材事務所主催の「大豆難防除雑草対策実証ほ見学会」が開催され、生産者・関係機関等25人が参加しました。

 実証試験は、アサガオ類の難防除雑草が繁茂し、減収や手取り除草が強いられている大豆ほ場において、「ラウンドアップマックスロード(除草剤)」及び「トレファノサイド乳剤(除草剤)+土壌混和」の組み合わせによる体系的な防除効果を検証しています。

 県内5JAで10人の生産者が実証試験に取り組んでおり、今回、株式会社やまもとファームみらい野が会場になりました。

 始めに、日産化学株式会社から昨年の実証試験の結果説明があり、続いて、亘理農業改良普及センターから大豆の生育状況を説明しました。最後に、株式会社やまもとファームみらい野から実証ほの耕種概要や玉ねぎ・大豆・秋冬ねぎの輪作体系を実現させるために大豆の難防除雑草対策に取り組んでいることが説明されました。

 その後、実証ほに移動し、参加者全員で除草効果を確認しました。総括として、農研機構 浅井 雑草グループ長から「雑草が無く、体系防除の効果が出ている」とコメントがありました。

 普及センターでは、今後も収益性の高い水田農業の展開を支援してまいります。

 

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター    地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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第27回仙南地域和牛共進会が開催されました

2025年07月23日 17時48分57秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年7月11日に、仙南地域畜産振興協議会主催の仙南地域和牛共進会が開催されました。4つの出品区に対し、管内から黒毛和種雌牛22頭が出品され、最優秀賞獲得を目指し競い合いました。

 体尺測定による発育を調査し、月齢に応じた発育をしているかを評価するとともに、触診による栄養度判定を行い、太り過ぎていないかを確認しました。その後、全国農業協同組合連合会宮城県本部の審査委員3名が黒毛和種牛審査標準に基づき、体の幅や張り、体躯の移行やバランス、体と骨の緊り及び雌牛らしさ等について審査を行いました。

 審査序列の結果により、第1区(若雌の1)及び第2区(若雌の2)から2頭、第3区(経産)から3頭、第4区(高等登録群)から2頭が9月に開催される県の総合畜産共進会(以下、県共)への出品が決定しました。

 今後、集合指導会を行い、栄養度の管理、体躯の鮮明さや均称を注視し、県共での上位入賞を目指します。また、暑熱の厳しい時期ですので、出品牛も人も体調を壊さないことを意識しながら、県共で仙南和牛を披露できるよう関係者が連携し出品対策に取り組みます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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令和7年産仙南水稲栽培塾を開催しました

2025年07月23日 09時09分46秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

大河原管内における水稲の収量及び品質の安定向上のため、715日に「令和7年産仙南水稲栽培塾」を角田市内の「だて正夢」展示ほ場を会場として開催しました。
 栽培塾では、県の主力品種である「ひとめぼれ」や「つや姫」、ブランド品種「だて正夢」の生育調査結果に基づいた生育状況について説明したほか、展示ほ場の生育ステージを確認し、追肥時期の判断や出穂期の予測を行いました。今年は6月の気温が過去最高となった影響で水稲の生育がかなり早くなっており、出穂期が平年よりも早くなると予想されます。 

特に、今後予想される登熟期間中の高温への備えとして、下記の①~④のポイントに十分注意するよう説明しました。

①減数分裂期の追肥

②出穂後の飽水管理

③適期の斑点米カメムシ防除

④適期刈取 

秋には、おいしい仙南のお米を消費者の皆様に届けられるよう、今後も生産者とともに生育状況を確認しながら、栽培技術のサポートを図って参ります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL0224-53-3496 FAX0224-53-3138


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石巻地域肉用牛共進会が開催されました!

2025年07月17日 14時33分00秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年7月9日(水)に石巻地域畜産振興協議会主催の石巻地域肉用牛共進会が開催され、暑さが厳しい中でしたが、約50名の参加がありました。

 共進会には、管内の繁殖雌牛13頭が出品され、発育や体のボリューム、骨格の強さ、和牛としての品位等について審査が行われました。

 その結果、第1区若雌の1では、河北・北上和牛改良組合の髙橋 勝さん出品の「あや号」、第2区若雌の2では、桃生和牛改良組合の千葉 晋作さん出品の「さちふく号」、第3区経産では、東松島市和牛改良組合の髙橋 栄さん出品の「みずき号」が最優秀賞として選ばれました。

 審査員からは、地元で保留を重ねてきた牛がほとんどであり、宮城県として大切にしてきた優良な点を引き継ぐ牛が多く、地域として良い改良が進んでいると講評がありました。

 第1区、2区で入賞した4頭、第3区から選ばれる3頭(1組3頭の群出品)は、9月に開催される県共進会に石巻地域の代表として出品されます。7月末からは巡回指導会、集合指導会が実施され、県共進会に向けた飼養管理の技術向上を図っていきます。

 

 

 

 


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酒米「蔵の華」の稲作指導巡回を行いました。

2025年07月15日 16時10分45秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 気仙沼市廿一地区では、清流「蔵の華」廿一会(会員12名)が、酒米「蔵の華」を約7ha栽培し、気仙沼市内の蔵元2社に全量販売しています。

 6月25日に同地区において、「蔵の華」の現地巡回支援を行い、全会員に対して、生育状況の確認と今後の栽培管理について助言を行いました。

 5月25日に酒米サポーターズクラブの田植え体験を行ったほ場は、適切に肥培管理が行われ、順調に生育が進んでいる様子でした。他の会員のほ場に関しても、一部に主食用米より生育が遅れているところがあるものの、順調に生育が進んでいます。

 いずれの水田周辺も綺麗に草刈りが施されており、丁寧な手入れによって美しい田園風景が管理されていました。

 

 普及センターでは今後も酒米「蔵の華」の品質向上に向けて生育状況の調査等、支援を行います。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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猛暑の中、大豆難防除雑草対策実証ほ見学会が開催されました

2025年07月14日 17時43分42秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

    近年、大豆栽培においても除草剤が効きにくい雑草が発生し、県内各地で問題となっています。

    30℃を大きく超える気温の中、7月7日にJA全農及びJAみやぎ登米主催の大豆難防除雑草対策実証ほ場見学会が登米市豊里地区で開催され、栽培者及び関係機関から約50名が出席しました。

    実証ほは、耕起前と播種前に除草剤を散布し、2回目の散布直後に耕起して播種するという体系で、アサガオを対象としています。生産者からは「春の低温でアサガオの発生が遅く、一回目の除草剤散布の判断が難しかった。」という説明がありました。

   ほ場の見学では、実証ほは他のほ場より明らかにアサガオの発生が少なく、展示ほの除草効果が感じられました。除草に関する意見交換も積極的に行われており、参加者の関心の高さが伺えました。

   普及センターでは、今後も登米市内の大豆生産について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 

 


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