気仙沼市廿一(にじゅういち)地区では、清流「蔵の華」廿一会(会員12名)が、酒米「蔵の華」を約7ha栽培し、気仙沼市内の蔵元2社に全量販売しています。
7月23日に同地区において、「蔵の華」栽培の現地巡回を行い、全会員に対して生育状況の確認と今後の栽培管理についての助言を行いました。
併せて、県病害虫防除所から斑点米カメムシ類の注意報が7月18日発表されていたため、水田内のすくい取り調査も行いました。近年、発生量が増えているクモヘリカメムシも確認できたため、改めて斑点米カメムシ類の防除について指導し、注意喚起を行いました。
また、「蔵の華」は、7月下旬頃から出穂が始まるため、適切な水管理について指導するとともに、熱中症対策も注意喚起しました。
普及センターでは今後も酒米「蔵の華」の安定生産に向けて生育状況の調査等、支援を行います。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606