宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

今年の水稲直播は順調~JAみどりの水稲直播現地検討会開催~

2015年06月30日 16時57分15秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 JAみどりのでは近年水稲直播栽培の面積が増加しており,昨年からJAみどりの稲作生産部会ととともに水稲直播現地検討会を開催しています。部会員が実施している直播ほ場や普及センターが設置した直播栽培技術実証ほ場を巡回し,生育の状況を確認するとともに栽培方法に対する相互理解を深め,部会全体の技術向上を図ることをねらいにしており,第1回目の現地検討会が平成27年6月22日に美里町小牛田地区において開催されました。参加した農業者数は昨年の3倍以上の40名近くにのぼり,普及面積の拡大や関心の高さが伺われました。
 巡回したほ場は,鉄コーティング湛水直播2ほ場,乾田直播栽培1ほ場の3ほ場で,それぞれ担当農家が耕種概要や生育状況について説明,普及指導員が生育状況について講評し,参加者と意見交換を行うという形式で進められました。いずれのほ場も出芽,苗立ちは良好で,雑草も少発生でした。播種後の天候に恵まれたことから,出芽不良に関する質問は少なく,生育過剰の場合の対応についての質問が多かったようです。
 現地検討の後,室内に場所を移し,直播栽培全般にわたり意見交換を行ないました。さらに鉄コーティング種子とカルパー種子のメリット,デメリットや普及センターが試験を行っているモリブデン種子のメリットや経済性など活発な意見が交わされました。
 普及センターでは今後も水稲栽培のコスト低減を図るため,直播栽培技術の普及を支援していきます。

<問い合わせ先>
 宮城県美里農業改良普及センター
 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


仙南農業士会の総会・研修会が開催されました。

2015年06月29日 16時03分41秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保
去る6月24日に仙南農業士会の総会・研修会が大河原合同庁舎で開催されました。
仙南農業士会は指導農業士19名,青年農業士12名の計31名(うち女性8名)の優れた農業経営を実践して地域農業の振興及び農村青少年等の育成に貢献している農業者からなる組織で,今回の総会を機に2名が退任し,新たに3名が加入しました。


総会終了後の研修会は,大河原農業改良普及センターの本多所長を講師に「食料生産地域再生のための先端技術展開事業の概要について」というテーマで,前年度まで在任していた亘理農業改良普及センター管内で行われていた,被災地域を新たな食料生産地域として再生するために,先端的な農林水産技術を駆使した大規模実証研究についての概要の紹介がありました。


参加者から「GPSのレーザーレベレーラーなど新技術の機械に関心があるが,導入できる補助事業のメニューがあるか?」などの質問があり,今回の研修会等を通し,大規模な実証研究でコスト低下や収益力アップにつながる確立された先端技術の情報入手など,自己の経営の研鑽や会員相互の交流が図られ,今後の活動の一助になったと思われます。


〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

小牛田乾田直播栽培研究会 現地検討会を開催

2015年06月29日 14時01分12秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 6月4日、小牛田乾田直播栽培研究会が今年度第1回目の現地検討会を開催しました。研究会は平成18年に設立され、現在会員は12名で、毎年現地検討会や実績検討会、視察研修等、積極的に活動を行っています。雑草対策や乾田直播栽培に適した施肥体系の確立等、栽培技術の向上に熱心に取り組んでおり、昨年収量約600kg/10aを獲った会員もいます。
 この日は6名が参加し、参加会員のほ場を巡回して、生育状況を確認しました。今年は平年より気温が高かったことから、雑草の生育も平年より早かったようです。発生草種を判別し、早急な除草対策を行うことを確認しました。普及センターでは、今後も同研究会の活動を支援することで、管内に技術を波及させ、乾田直播栽培面積の拡大を図っていきます。

美里農業改良普及センター 先進技術班
TEL 0229ー32ー3115 FAX 0229ー32-2225

階上いちごでジャム作り講習会を開催しました

2015年06月26日 11時57分59秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援


いちごの産地として復興に取り組んでいる階上地区では,収穫終期を迎えています。いちご生産者では,幼稚園や小学校などにいちご狩りとして開放したり,仮設住宅に住む生産者と住民同士の交流も兼ねてジャムづくりを行ったりしています。
生産者が声がけして,平成27年6月11日,気仙沼市長磯七半沢仮設住宅集会所で,地域住民を対象としたいちごジャム講習会を開催しました。材料のいちごは,階上いちご生産組合より提供してもらいました。
普及センターが講師役となり,座学では,糖度と保存性,いちごの色と風味を活かす煮詰め方など,今まで感覚で行っていた作業の意味をひとつひとつ丁寧に考えていきました。実習では,煮詰め具合の確認の方法を数通り実践し,感覚だけでなく視覚でも確認できることを学びました。
普及センターでは,今後も農山漁村ならではの特性を活かした暮らしの充実と活性化に取り組む活動を支援していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044

農事組合法人下高城ふぁあむ通常総会が開催される

2015年06月25日 09時07分30秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 去る平成27年6月7日,色麻町の農事組合法人下高城ふぁあむ事務所において,法人設立後初めての通常総会が行われました。総会では法人化後の活動を振り返ったほか,今年度の事業実績及び計画の承認に加えて,地域集積協力金を活用した新たな園芸用機械等の導入についても決議され,さらなる経営力の強化が図られることとなりました。
 当法人は,平成26年10月に設立され,農地中間管理事業を活用して,積極的に集落全体の農地集積を図っています。今年度は集積が進められたほ場で,水稲38ha,大豆25ha,稲WCS11ha,えごま1ha,ごぼう0.4ha等を生産する予定です。
 普及センターでは,今後も法人運営について支援するとともに,管内における集落営農組織の法人化を推進していきます。

地域集積協力金を活用し新たに設置した事務所

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


南三陸町生活研究グループ連絡協議会総会が開催されました

2015年06月25日 08時46分21秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援


平成27年6月22日,南三陸町「ひころの里」で南三陸町生活研究グループ連絡協議会総会が開催され,本年度の事業計画などが話し合われました。
全国的に高齢化等の問題からグループ員の減少が懸念されていますが,南三陸町連では,工夫を凝らした魅力的な活動を続けた結果,今年度新たに4名の会員を迎えました。
今回の総会の後も,地域の苔玉づくりの名人を講師に迎え,会場の「ひころの里」に自生している山野草などを使って,ワークショップを行いました。参加した会員は,講師の説明に熱心に聞き入り,各自好みの植物を採取しては,夢中になって苔玉に差し込んでいました。
普及センターでは,今後も農山漁村ならではの特性を活かした暮らしの充実と活性化に取り組む活動を支援していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044

ミニトマトの安定生産と品質向上に向けて

2015年06月24日 09時10分50秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 平成27年6月18日,JAいしのまきミニトマト部会河北北上支部の現地検討会が開催されました。JAいしのまきミニトマト部会には4つの支部があり,各支部とも特徴のあるミニトマト栽培を行っています。
 今回の河北北上支部の現地検討会には支部会員13名が参加し,各ほ場を巡回して生育状況や病害虫の発生状況を見ながら栽培管理のポイントについて確認し合いました。
 早い所では,5月末から収穫が始まり,現在はほとんどのほ場で出荷が行われています。5月の高温少雨により,病害の発生は少ない一方,アザミウマなどの害虫は発生が確認されました。
 総合検討では,梅雨時期の管理に向け,病害の出やすい環境とその対策について,また,害虫の見つけ方や効果的な農薬使用について普及センターから説明を行いました。
 普及センターでは,今後も引き続き安定生産と収量・品質の向上に向けて支援を行って行きます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班
 TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999

 積極的に相互検討

 赤く色づいたミニトマト

良質のキャベツ栽培に向けて

2015年06月24日 09時05分48秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 JAいしのまき加工業務用野菜生産部会では,法人,生産組合,個人合わせて8部会員がキャベツの生産を行っており,各ほ場の生育状況の確認と部会員の生産技術向上のため,平成27年6月2日春まきキャベツの現地検討会を開催しました。
 検討会では,3か所のほ場を回り,生育状況を確認しました。そのうち石巻市須江地区のほ場は,地下水位制御システム「FOEAS(フォアス)」が設置されており,4月下旬以降5月にかけて少雨で経過した天候の影響は見られず,特に良好な生育となっていました。
 普及センターからは,殺虫剤のローテーション散布の呼びかけと,小雨乾燥の管理対策について説明を行いました。
 検討会後,6月11日から春まきキャベツの出荷が始まっており,7月下旬まで出荷が続く見込みです。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班
 TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999



 適度に湿っているFOEASほ場

 収穫の始まったキャベツ

中新田水稲採種組合 平成26年度通常総会が開催されました

2015年06月19日 17時19分00秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成27年6月12日に大崎市鳴子温泉の鳴子ホテルにて,中新田水稲採種組合の平成26年度通常総会が開催されました。大崎農業改良普及センター管内には,4つの水稲採種組合があり,県内全体の面積の約57%をカバーする水稲種子生産を担っています。中新田水稲採種組合は加美町中新田地区で「ひとめぼれ」,「蔵の華」,「たきたて」3品種の種子の生産を行っています。
 平成25年度,中新田種子センターの機能が強化され,最新の選別機や産業用ロボットが導入されました。総会では,今後も組合として,新しい設備を活かしながら,今年も安定して種子生産を続けることができるよう,話し合いが行われました。
 総会終了後,普及センターの佐藤技師が講師となり「優良水稲種子の安定生産に向けて」と題して,優良種子生産のための栽培管理講習会を開催しました。昨年の審査結果も示しながら,異株の抜き取り,ばか苗病対策など今後の管理で特に注意が必要な点について説明しました。
 普及センターでは今後も,優良種子の生産へ向けた取り組みを支援していきます。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910

農地中間管理事業を活用した農地集積を目指して(登米市迫町新田飯島地区)

2015年06月19日 16時49分27秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援
 登米市迫町新田飯島地区(農地面積204ha・農家戸数243戸)は,ほ場整備が終了し,作業受委託による農地集積が進んでいるところですが,農地中間管理事業のモデル地区に指定され,本事業を活用してさらなる集積を目指しています。
 集落に対する受委託希望のアンケートについて,関係機関で検討してきましたが,今回の会議において,地域の担い手,集落推進委員等に検討していただきました。その中で「受け手を対象にした講習の場」,「狭いエリアを単位とした話し合いの場」等をもってほしいとの意見が出されました。アンケートは6月中に回収することにしており,その結果を踏まえ,出し手・受け手の調整や基礎面積となるエリアの検討などを進めていく予定です。
 普及センターでは,登米市,農業委員会,農業農村整備部等関係機関と連携しながら,農地集積が進み,効率の良い農業経営ができるよう支援していきます。


機構によるアンケート内容説明


担い手等による内容の検討

〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127
  FAX:0220-22-7522