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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業法人でスマート農業研修会を行いました

2025年08月18日 15時08分39秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 角田市高田萱場地区の担い手である農事組合法人さくらファームでは、来年度より、面工事完了後の大区画ほ場で水稲直播栽培に取り組むこととしています。そこで、水稲直播種栽培と栽培支援システム(ザルビオ)の活用について「スマート農業研修会」を7月24日に開催しました。

 法人理事7名が出席し普及センター職員が講師となり、直播栽培のメリット・デメリット、管理のポイントについて説明しました。また、栽培支援システム(ザルビオ)の効果的な活用方法について、画面をみながら解説しました。

 法人からは、直播栽培に適した土壌条件についてなど質問が熱心に出され、次作に向けた意気込みを感じました。

 普及センターでは、今後も先進的技術に取り組む経営体を支援してまいります。

 

  

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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「ハイドリーム・ロードリーム」で目標と課題を明らかに

2025年08月18日 14時07分05秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年7月23日、岩沼市の農事組合法人林ライスを対象に、社会保険労務士の松倉惠子氏を講師に迎え「組織運営強化及び人材育成研修会」を実施しました。研修会では、「ハイドリーム(1年後の最高の状況)・ロードリーム(1年後の最悪な状況)」の作成を通じて、組織や社員の目標や課題を明らかにしました。

 研修は2部構成で実施し、第1部は4人の役員を対象に、役員全員でひとつのハイドリーム・ロードリームを作成し、組織が目指す組織の姿とその夢の実現に向けた課題を明確にしました。第2部は4人の社員を対象に、2人1組のペアとなり、互いのハイドリームとロードリームを聞き取り、社員各々が描く組織の一員としての夢やその実現のための課題などを明らかにしました。

 松倉先生の軽快なリードにより、役員や社員一人ひとりが積極的に発言され、日頃から考えている法人の将来像や社員それぞれが目指す将来の姿、その実現のために考えている具体策などを明らかにする貴重な機会となりました。

「地域の農地を大切に守る」という組織の理念が、社員一人一人に浸透していることも明らかとなり、組織内の信頼関係がいっそう深まったように感じました。

 普及センターでは、引き続き、農業法人の様々な課題解決のための幅広い支援を行ってまいります。


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令和7年度石巻地方農作物異常気象対策会議が開催されました

2025年08月15日 09時31分13秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年7月31日(木)に令和7年度石巻地方農作物異常気象対策会議が開催されました。

 本会議は、6月中旬からの記録的な高温と少雨による水不足が管内一部の農作物の生育に深刻な影響を及ぼしていることから、気象経過や現在までの農業用水、農作物の状況、今後の技術対策等を関係機関で共有するために開催されました。

 県からの情報提供のほか、各土地改良区から農業用水の状況や講じている対策、各営農センターから農作物の状況などの説明もあり、今後の栽培管理に向けた情報の共有がなされました。

 当普及センターでは、チラシや栽培情報などを活用しながら、今後も効率的な用水の活用と技術対策に向けた支援を行っていきます。


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下余田Ⅱ期地区担い手組織の法人化支援を実施しました

2025年08月12日 11時58分20秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

令和7年7月24日、名取市の下余田Ⅱ期地区の担い手である高柳生産組合との打合せ会議が開催され、農業経営・就農支援センター(みやぎ農業振興公社)等に出席いただき、法人化支援等のアドバイスをいただきました。

アドバイスの内容は、従事分量配当について「作業日誌による従事時間制」を採用することや利用分量配当の扱い、先進地視察の実施等これからの組合運営の方向を示した貴重なもので、組合員からも積極的な意見が出されました。

また、JA仙台経営支援課長から、「JA仙台の契約専門家による相談対応」の提案をいただき、高柳生産組合で受けることになり、同課からも、継続した支援をいただけることになりました。

併せて、法人名が「農事組合法人高柳ファーム」に決まり、より支援の重要性が増してきました。

普及センターでは、今後も関係機関と連携し、下余田Ⅱ期地区のほ場整備実施に向けて、担い手の体制構築を支援していきます。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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家族経営協定が締結されました

2025年08月08日 16時38分16秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年7月24日、富谷市役所にて家族経営協定の調印式が開催されました。

家族経営協定とは、家族で取り組む農業経営の役割・方針を家族全員で話し合い、決定する取り決めです。

 今回締結された御家族は水稲・果樹・野菜と幅広い分野で営農していますが、今後の営農体制や後継者への移譲を考慮し、家族経営協定を締結しようと思い立ったとのことです。

締結した家族経営協定では、経営の方針や就労に関する事項から、健康管理にいたるまで、幅広い事柄が明文化されています。

 調印式には立会人として富谷市農業委員会会長と当普及センター所長が出席しました。

 締結後、御家族を代表し長男の方から「協定締結を機に、これからはさらに農業に取り組んでいきたい」と決意表明がありました。

 普及センターでは、家族経営協定を含め経営の効率化・高度化について支援を行ってまいります。

  

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 

 


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気仙沼市認定農業者連絡会の研修会が開催されました。

2025年07月23日 09時26分04秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年7月4日、気仙沼市「はまなす海洋館」において、気仙沼市認定農業者連絡会の研修会が開催され、来賓を含め29人が参加しました。

 今回は「みどりの食料システム戦略推進の取組」をテーマに、みどりの食料システム戦略の概要やみどり認定、みえるらべる、J-クレジットといった関連制度、管内の取組事例について普及センターから説明しました。

 また、研修会後には連絡会の通常総会、懇親会が開催され、地域農業の振興に向け、活発に情報交換がなされていました。

 普及センターでは、認定農業者の経営改善とみどり戦略の推進に向け、引き続き支援を行っていきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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静岡県稲作研究会が管内法人の視察に訪れました

2025年07月15日 17時06分11秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年7月8日(火)に、静岡県稲作研究会の会員19名が、管内の農業法人である(農)仙台イーストカントリーと(農)井土生産組合の視察に訪れました。

 静岡県稲作研究会は、昭和52年に静岡県内の大規模水稲農家を中心に発足した歴史を持ち、現在の会員は48名、賛助会員は31団体、会員全体の水田作付面積は約2,300ha(静岡県内水田作付延べ面積の約12%)に上ります。

 静岡県は、南海トラフ地震の発生が懸念される地域であり、研究会員が耕作する水田の一部も沿岸地域に位置しています。このため、今回の視察では、東日本大震災直後の状況や、復興を通じて経験した地震への備え、経営再建への歩みなどを中心に視察を行いました。

 会員の皆様からは、震災後の農地はどうなったのか、機械類の導入はどうしたのか、災害に備えて何を準備すべきか、など多くの質問があり、活発な意見交換がされました。

 今後も地域間での交流が行われ、災害への備えや、経営の発展に寄与することを期待します。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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農業法人で財務諸表の勉強会を行いました

2025年07月14日 11時45分35秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和3年10月に設立された川崎町の農事組合法人ふるせきファームは、水稲、そば、露地野菜を中心とした経営を行っています。第4期の決算を終え、法人より「決算書の見方を理解し、法人の経営状況を把握したい。」と要望が出されたため、財務諸表勉強会を令和7年6月30日に開催しました。

 法人理事6名が出席し、普及センター職員が講師となり、決算書を読む目的やポイント、財務諸表の仕組みについて説明しました。その後、法人の経営成績がどのように変化してるかを実際の決算書を比べながら解説しました。

 決算書の数値から法人が着実にステップアップしていることが伺われ、理事から「決算書の読み方について理解ができた。これまで疑問に思っていたところが分かって良かった。」といった感想が出されました。

 普及センターでは、今後も経営発展を目指す法人を支援してまいります。

 

  

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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法人化に向けワークショップを開催しました

2025年07月14日 11時42分10秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 村田町沼田地区では、農地整備事業を契機として担い手が集落の農地を集積し、安定した営農を行うことができるよう、昨年度より普及センター職員を講師とした法人化勉強会を開催しています。

 6月19日には、ワークショップを開催し「沼田地区の20年後のカタチ」をテーマに話し合いを行いました。

 2つのチームに分かれ、ベテランから若手までのさまざまな年代の農業者が、それぞれの思いをふせん紙に書いて発表し、意見交換を行いました。

 「赤ん坊が大人になって農業をやりたいと思うような地区にしたい」「有名ホテルの朝食で出されるようなブランド米を作りたい」といった、前向きな意見が活発に交わされ、ときおり拍手が沸き起こるなど、にぎやかな雰囲気の中で話し合いが行われました。

 最後に、沼田地区の目指す未来図が発表され、今後はその実現に向けて一歩一歩進めていくことを共有しました。

 普及センターでは、今後も関係機関と連携して沼田地区の地域営農体制の検討を支援していきます。

 

  

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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県内最速!加工用ばれいしょの収穫が始まりました。

2025年07月11日 13時26分27秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年7月7日、岩沼市の有限会社やさい工房八巻が加工用ばれいしょの収穫を始めました。

 この加工用ばれいしょは、3月23日と24日に植え付けられたもので、定期的な防除などの管理作業が徹底されて順調に生育し、県内で最も早い収穫を迎えることができました。

 加工用ばれいしょに取り組み4年目になる同法人は、大型機械を使った収穫作業をスムーズにこなし、収穫されたばれいしょが次々にコンテナに積み込まれていました。

 この後、このばれいしょは宇都宮にある菓子メーカーの工場に輸送された後、お馴染みのスナック菓子の原料に供される予定です。

 普及センターでは、今後も関係機関と連携し、地域の加工用ばれいしょの生産と振興を支援していきます。

 

 <連絡先> 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

       TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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