宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成27年度 登米地域農業振興懇談会「これが日本農業の生きる道だ」~TPPで始まる日本農業新時代~開催

2016年02月29日 10時26分44秒 | ⑥地域農業の構造改革に向けた取組支援

    去る平成28年2月23日,登米市内のホテルを会場に,平成27年度 登米地域農業振興懇談会「これが日本農業の生きる道だ」~TPPで始まる日本農業新時代~ を開催しました。
    これは登米市農業士会および登米農業改良普及センターが主催したもので,県内の農業者,関係機関,約70名の参加がありました。
   
    TPP=環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意を受けて,今後の活力ある農業生産活動をしていくためには,また,農業経営者として今後どのような経営理念と技術,知識,情報を得ていかなければならないかについて,株式会社農業技術通信社 代表取締役 月刊「農業経営者」編集長 昆 吉則 氏より講演をいただきました。
    農業データに基づく農業者・農産物流通の現状,真の農業・農村問題は何なのか自分に問いかけてみること,「水田とは水の張れる畑」を根本とした水田経営のイノベーション,子実とうもろこしの未来,高級車に乗った補助金づけの農業者になってはいけないなど,通常,中々口にするのが拒まれる部分にも切り込んだ内容でした。
    刻々と変わりゆく農業時事とその背後にある変わらぬ本質を見つめながら,真正面から農業問題にメスをいれた講演は,参加者皆,大変刺激を受けたようです。
    講演会終了後は講師を交えての懇親会を開催し,講演会では聞けなかったことや各自の持論をぶつけ講師と議論を戦わせるなど,大いに盛り上がった懇親会となりました。
    普及センターでは今後も継続的に地域の担い手を支援していきます。

<連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


いちじく先進地視察

2016年02月25日 17時32分12秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 JAいしのまきでは果樹の生産振興に取り組んでおり,平成28年度からはいちじくとぶどうの2品目を重点推進品目にかかげ,生産者の掘り起こしを行うことにしています。また,石巻市では平成27年度から新たな特産品となる可能性のある作物について,その実現可能性の調査(フィージビリティー調査)を行っており,その中の1品目としていちじくをとりあげています。
 このように管内で新規にいちじくの栽培を開始する動きが出ていることから,平成27年2月17日に有望品種の情報収集のためJA,石巻市の担当者5名とともに県内のいちじく栽培の先進地で多くの品種を栽培している山元町のやまうち農園の視察を行いました。
 やまうち農園では,現在80aに20種類の品種を栽培しており,園主の山内啓二氏から様々な品種の特徴や栽培上の留意点について御説明をいただきました。
 また,今後の生産動向や販売方法等のお話も伺うことができ,今後いちじくの生産振興を図る上で大変有意義な情報を得ることができました。
 普及センターでは,今後もJAの果樹生産振興や石巻市の新たな特産的作物振興を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999


農薬の適正使用に関する講習会を開催しました。

2016年02月25日 09時08分47秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

2月17日,大崎市古川の農産物直売所「旬の店・シンフォニー」の会員を対象に,農薬の適正使用に関する講習会を開催し,12名が参加しました。
 北部地方振興事務所担当者から,農薬使用者に関係する法律やポジティブリスト制度,全国で発生した農薬残留基準値超過事例について情報提供した後,大崎普及センターから,実際の使用の際における農薬ラベルの見方や使用回数の数え方,ドリフト防止対策など農薬使用時に注意すべきポイントを説明しました。
 また,農薬使用後の記帳の重要性と記入方法について説明し,例題をもとに実際に記帳方法の演習を行いました。
  参加者からは,「基本事項を再確認できてよかった」「お客様に安全・安心な農産物を届けるため,使用基準をしっかり守って農薬を使っていきたい」などの意見が寄せられました。
  普及センターでは,今後も安全で安心できる農産物の生産に向けた支援を続けていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター   
  先進技術班
 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


仙南地域で初めて!農家民宿開業をサポートしました。

2016年02月25日 08時44分20秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援

 丸森町耕野地区でクリスマスローズ栽培と直売,カフェの営業を行っている義高光さんが,平成28年1月5日付けで農家民宿の営業許可を仙南地域で初めて取得しました。

 農林漁家が民宿を行う場合,旅館業法等の関連法律の規制緩和を受けることができることから,普及センターでは丸森町商工観光課と連携し,手続きへの支援を行いました。

  義高氏は,東京で会社員としてお仕事をされていましたが,農業へのあこがれから,2010年に耕野地区へ移住しました。その後,地元や町外の人達と交流を通じて,耕野の良さを世界に発信していきたいと思い,来た人が少しでも長く滞在できるよう農家民宿を開業したいとの構想をお持ちでした。さらに耕野地区の農業と観光を合わせて活性化できるように,農業体験メニューと組み合わせた農家民宿の展開を考えているそうです。

 これから本格的な農家民宿開業に向け,普及センターでは体験メニューのサポートなど,今後も支援していきます。

 〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター   

     TEL:0224-53-35191 FAX:0224-53-3138

 


平成27年度第2回石巻地域普及活動検討会が開催されました。

2016年02月23日 17時13分50秒 | ④環境と調和した農業生産に取り組む経営体

 普及活動の方法や内容など,今後の普及活動の効率化と効果的な方法を探るため,平成28年1月21日,外部検討委員9名を招き「平成27年度第2回石巻地域普及活動検討会」を開催しました。
 東日本大震災から4年,今回は,本年度で計画期間終了となるNo.2「『がんばろう北上川沿岸地域』津波被災地の地域農業再生」(対象:石巻市大川地区並びに北上地区),並びにNo.4「企業志向農業者の組織経営体育成」(対象:石巻市蛇田・須江地区園芸団地)を中心とした実績検討と,来年度以降の活動計画(案)4課題について検討,忌憚のない御意見をいただきました。
 特に,震災前の沿岸部の農業生産や担い手の状況に詳しい委員からは,

★農地が集まるということは担い手がいないから。
★既存のままで高年齢層が営農再開しているだけでは,あとが大変。
★もともと震災前の平均単収が低い地帯。そこで目標を県平均単収にしても無理があるのでは?
★法人立ち上げ2~3年,新しい取り組みをやればやる程,色々課題が発生してくる。
★経営面積がいきなり大きくなって作業も大変,経営も大変,あとからダメでしたとならないように。
・・・などの御意見の一方で,
☆今後,100ha規模の大農家が出てくる。そういう経営体でのノウハウを確立して水平展開して欲しい。
☆全体的に重いテーマなのに,適切に実施されている。
☆被災地としての経験が全国の皆さんに役立ってもらえるように,HPとかで発信できるような形にまとめて欲しい。
☆沿岸部の組織化は,内陸部と少し違った形の組織化になるのでバックアップ願いたい。
・・・等の力強い激励と期待の言葉もあり,実り多い検討会となりました。
 当普及センターは,今回の検討会の結果を踏まえ,一日も早い震災からの復旧・復興に向けて,今後も活動を継続していきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター    地域農業班
 TEL:0225-95-1435 FAX:0225-95-2999


石巻市桃生町の西條弘悦氏が緑白綬有功章を受賞しました。

2016年02月23日 17時05分29秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援

  平成27年11月17日,東京都港区赤坂・石垣記念ホールにて,公益社団法人大日本農会主催の農事功績者表彰式が開催され,石巻市桃生町の西條弘悦氏が緑白綬有功章を受賞されました。同会は,農事改良の奨励または実行上顕著な功績をあげた個人・団体を表彰しており,本年は全国から合計60名が受賞しました。
  西條弘悦氏は,平成5年,大型鉄骨ハウスを建設し,ロックウール栽培による切り花ガーベラを他に先駆けて導入しました。更に仲間とともに「JAいしのまき桃生ガーベラ部会」を立ち上げ,部会長として東日本地区最大のガーベラ産地の育成に尽力されたことが,高く評価されたものです。
 表彰式では,緑白綬有功章の受賞に加え,同会総裁の秋篠宮文仁親王殿下から労いのお言葉を賜り,なお一層のガーベラ産地の拡大に意欲を新たにしていました。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター    地域農業班
 TEL:0225-95-1435 FAX:0225-95-2999


蔵王町と丸森町でJA主催のいちじく剪定講習会が開催される

2016年02月23日 16時55分19秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 2月15日に蔵王町でJAみやぎ仙南蔵王いちじく部会の剪定講習会が開催されました。当日は強風の中でしたが,果実品質を高め,生産量を上げるための剪定方法について活発な議論が交わされました。また,蔵王町は県内一のいちじくの産地ですが,いちじく株枯れ病という定植後5年程度で樹全体が枯れてしまう病害が近年多くなっていることが問題となっています。現在,その効果的な対策の一つに,株枯れ病に強い台木を使用して栽培することが研究報告にあるため,いちじくでは一般に行われない接ぎ木方法についても検討しました。

 2月17日には丸森町大内地区と大張地区の2箇所で剪定講習会が開催されました。丸森町ではJA部会で育成した苗木が新規栽培者等に昨年春に配られているため,この講習会では定植後1・2年の剪定方法がテーマとなりました。毎年安定した収量を得るための生育初期の管理は,定植後数年は樹体づくりのために果実を早期に摘み取ることがポイントになりますが,新規栽培者には果実が実るのに収穫しないことが葛藤のようでした。

 普及センターではいちじくの他,仙南地域特産のりんご,なし,かき,うめなどの果樹栽培の技術向上に向けた支援を引き続き行っていきます。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


大崎地域次世代アグリウーマン研修会を開催しました

2016年02月23日 11時40分38秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成28年2月17日,次世代に活躍する若手女性農業者の育成を目的に,大崎地域次世代アグリウーマン視察研修会を開催しました。
 女性の積極的な経営参画の事例として視察した大崎市岩出山の(有)ジャンボン・メゾンでは,常務取締役のかおり氏より,女性ならではの商品の開発及び売り込み方法についてや,長期的な目標設定の重要性などを学びました。また,農業農村の魅力を活かした起業活動の事例として視察した大崎市岩出山の凜菜・上の家(りんさい・うえのいえ)では,グループ活動を始めた経緯や苦労話等を伺いました。加えて,普及センターからは「農業女子プロジェクト」等について情報提供を行いました。参加者からは,「自分も高い目標を設定して頑張っていきたい」という決意や,普及センターに対しては,「様々な経営体を視察したいので,今後もこのような研修会を開催して欲しい」等の積極的な意見があり,多いに盛り上がりました。普及センターでは若手女性農業者の活動をこれからも支援してまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター   
  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


「ねぎ」と「つるむらさき」の生産拡大に向けて!

2016年02月23日 11時14分53秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援

 平成28年2月18日にJA仙台宮城支店の蔬菜出荷協議会主催で、「ねぎ」と「つるむらさき」の生産拡大を目的に栽培講習会が開催されました。 
 はじめに、安達会長からは東京の市場から出荷が要望されているとの情報が伝えられ、参加者25名の意欲の盛り上がりが感じられました。
 講習会では普及センターの職員が講師となり、「ねぎ」については生理・生態的特徴をふまえた栽培のポイント並びに普及センターの現地成果等の取組を紹介しました。
 次に、「つるむらさき」については、昨年の反省点を踏まえた栽培の留意事項を主体に説明をしました。
 参加者は、ほ場の輪作体系や有機物施用及びクリーニングクロップの導入など、持続可能な栽培の推進には土壌保全が重要との理解を高めたものと思います。
 普及センターでは今後も野菜栽培への取組の活発化を支援していきます。

 

連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


第2回大崎地域農業改良普及活動検討会を開催

2016年02月23日 09時38分44秒 | その他

  平成28年2月15日,県大崎合同庁舎において,農業者や消費者,市町,農業団体から構成される検討会委員5名の出席のもと,大崎地域の農業者に理解され,効率的で効果の上がる普及指導活動を推進するため,第2回大崎地域農業改良普及活動検討会を開催しました。
 初めに,平成27年度プロジェクト課題活動の実績について,「産地の拡大に向けた加工・業務用野菜の省力化技術の確立」,「優良な水稲種子の安定生産」,「農産加工の販売拡大による所得向上」の3つの課題を中心に全7課題の検討を行い,その後,平成28年度プロジェクト課題活動計画(案)について,新規5課題の検討を行いました。
 委員からは,「野菜栽培の機械化により省力化の成果が出ている。JA等と連携し,定着に向けた取組を望む。」,「TMR(混合飼料)の取組は,WCSや飼料用米等の利用可能性が広がるので大いに期待している。」など多くの御意見をいただきました。
 普及センターでは,今回いただいた御意見を活かしながら,大崎地域の農業・農村の発展に向けて,普及指導活動に取り組んでまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0726 ,0727   FAX:0229-23-0910