宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

生育ステージ確認の麦現地検討会が開催されました。

2022年03月24日 16時03分26秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和4年3月16日に石巻市の稲井・蛇田地区で,JAいしのまき転作部会石巻支部主催の麦現地検討会が開催されました。検討会には生産者約15人が参加し,ほ場を巡回しながら茎の中にある幼穂の長さを計測し,生育状況を確認しました。今回巡回したほ場の多くは,もち性大麦の「ホワイトファイバー」で,食物繊維である「β-グルカン」を多く含んでいるほか,炊飯すると通常の麦より色が白く,香りや食味が良いといった特長があります。 麦類の収量・品質の向上には10月中旬頃の適期に播種することが重要で,巡回したすべてのほ場は10月中に播種されていました。追肥や麦踏みなどは,気象状況や生育状況から早めに作業を実施しており,普及センターからは,4月以降の追肥も適期に行うことで,収量・品質向上につなげるよう呼びかけました。生産者は熱心に麦の生育状況を確認し,今後の管理について積極的に意見交換をしていました。
 普及センターでは今後も高収量・高品質の麦生産を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

 


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枝もの用クロマツ栽培希望者向け研修会を開催しました

2022年03月24日 11時54分30秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 枝もの用クロマツについては南三陸町内を中心に栽培に取り組まれており,県内他地域の農業者等からの関心の高まりを受け,去る令和4年3月14日に,みやぎクロマツ生産拡大連携協議会及び県園芸推進課と共催で「枝もの用クロマツ栽培希望者向け研修会」を開催しました。 

 県内13市町から農業者や関係機関など85人が出席し,南三陸町スポーツ交流村ベイサイドアリーナ及び南三陸町内のクロマツ栽培ほ場を会場に,実際の栽培方法やこれまでの取組内容について連携協議会及び普及センターから説明しました。枝もの用クロマツは,種をまいてから出荷に至るまでに4~5年かかる品目であることや一定の機械の整備が必要であることから,各年次で必要な栽培管理や機械の共同利用体制整備の可能性等について,出席者から多くの質問が寄せられました。

 枝もの用クロマツ栽培の取組は,まだ始まったばかりであり日々試行錯誤しているところですが,新たな園芸品目として当管内での期待が高まっています。普及センターでは,引き続き南三陸地域に適した栽培方法の確立による安定生産に向けて支援をしてまいります。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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「農業法人運営管理に関する勉強会」を開催しました。

2022年03月24日 11時50分36秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和4年3月7日,管内で露地園芸作物の生産拡大に取り組む2法人を対象に,気仙沼合同庁舎を会場に「農業法人運営管理に関する勉強会」を開催しました。中小企業診断士の本田茂氏(HS経営コンサルティング株式会社代表取締役)を講師にお迎えし,経営目標達成のための計画的な法人運営管理について検討しました。 

 財務諸表をもとにしたヒアリングにより,専門的な視点から営農状況を改めて把握するとともに,将来的な収支計画の試算等を行いながら,売上向上のための販促活動の必要性や規模拡大,新規雇用等の方針を検討することで,法人の目指す将来像を考えました。

 法人運営に関する様々な事例を紹介いただきながら積極的に議論が行われ,経営発展に向けて意欲の高まりが見られる有意義な勉強会となりました。

<連絡先> 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 

      TEL:0226-25-80698 FAX:0226-22-1606

 


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登米地域農業経営力向上セミナーを開催

2022年03月24日 11時12分43秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和4年3月14日,登米合同庁舎で,登米地域農業経営力向上セミナーを開催しました。

 第1部の事例発表では,有限会社耕佑 代表取締役 伊藤秀太氏,株式会社よつばファーム 代表取締役 熱海光太郎氏,株式会社石ノ森農場 代表取締役 山内健太郎氏の3名から各社の経営概要及び人材育成の取り組みについて御紹介いただきました。また,第2部のフリートークでは,「これからの経営発展に向けた働きやすい職場づくりとは」をテーマに,従業員(社員・パート)の確保・育成などについて具体的な取組や今後の課題などを参加者も含めて意見交換しました。

 各講師は,会場から次々と出された質問に対して具体的な事例などを取り上げて回答し,予定時間を超えて質疑が交わされました。参加者からは,「代表それぞれの考え方が勉強になった」,「各社とも人材教育に気を配っていることが分かった」,「社員の意見を出しやすくするためにワークショップを導入したい」などの意見が聞かれるなど,働きやすい職場づくりの重要性への理解を深めるセミナーとなりました。

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班

〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5

電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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丸森町生食用いちじく定植講習会が開催されました

2022年03月24日 09時53分25秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

丸森町は甘露煮用いちじくの産地ですが,新たにケーキ等で需要の高い生食用いちじくの生産拡大に取り組んでおり,令和4年3月11日に丸森町農業創造センター主催で,JAみやぎ仙南丸森地区果樹振興部会員を対象に,生食用いちじく定植講習会が開催されました。

大河原農業改良普及センター職員が講師として,いちじく苗の定植実演を行い,植付ける深さは浅く植えることや,生育期間中に芽かきや誘引で樹形を作ることなど栽培ポイントを説明しました。また,在来種の栽培に準じた管理を行い,生育や結実状況の特性を確認して,その結果を元に生食用いちじくに適した栽培方法を検討することとしました。

普及センターでは,生食用いちじくについて,栽培暦による病害虫防除を現地指導するとともに,芽かきやせん定の栽培講習会を開催するなど技術支援を行っていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
     TEL:0224-53-33431 FAX:0224-53-3138


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