宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第1回大河原地域農業普及活動検討会を開催しました

2024年09月30日 14時50分45秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 普及センターでは、普及活動を計画的かつ効果的に推進するため、農業者や消費者、関係団体等の外部委員(普及活動検討委員)からご意見をいただく普及活動検討会を年2回開催しています。

 令和6年9月3日に開催した第1回検討会では、村田町内のとうもろこし生産ほ場を視察していただきながら、とうもろこしの作期拡大による販売期間延長の取り組みについて説明を行いました。その後道の駅「村田」に移動し、令和6年度普及指導計画及びプロジェクト課題の上半期の活動等について、委員から様々な視点で意見や評価をいただきました。

 普及センターでは、今回いただいた意見を踏まえ、さらに効果的な普及活動の推進に努めていきます。

 

  

【現地視察】     【検討会】

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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みやぎRTK利用拡大コンソーシアム現地研修会が開催されました。

2024年09月30日 14時20分03秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年9月18日(水)、 みやぎRTK利用拡大コンソーシアム現地研修会が栗原市栗駒で開催され、関係者や生産者およそ70名が参加しました。

 農業の担い手不足が進む中、省力化や生産性向上に向けて、県ではRTK基地局を整備し、令和5年度から運用を開始しています。また、RTK基地局を利用したスマート農業を普及拡大されるため産学官等が連携し、東北大学を事務局とする「みやぎRTK利用拡大コンソーシアム」を設立して、スマート農業技術の実証や推進を図っています。今回はこのコンソーシアムの現地研修会として、ヤンマーアグリジャパン株式会社の協力のもと、RTKシステムを利用したたまねぎの畝立て同時播種や除草剤散布の実演を行いました。

 畝立て同時播種の実演では、RTKを活用することにより畝の長さが100mを超える大区画ほ場でも直線かつ正確に畝が施工され、参加者からは驚きの声が挙がりました。また、RTK搭載ドローンの実演では、RTKシステムによりドローンの操作経験が少ない職員でも正確に操作できることを確認しました。

 参加者からは、RTKを活用した直播たまねぎの作業体系など踏み込んだ質問もあり、関係者と意見交換を行うなど、非常に有意義な実演会となりました。普及センターでは、スマート農業の普及拡大を加速化させるため、今後も活動していきます。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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JAみやぎ登米ぽてと組合視察研修会が行われました

2024年09月30日 08時27分37秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年8月30日にJAみやぎ登米ぽてと組合視察研修会が開催され、組合員ほか、JA、普及センター合わせて11人が参加しました。

 今回の研修会は、栃木県宇都宮市にあるカルビー株式会社新宇都宮工場を視察しました。新宇都宮工場では、「Jagabee」やポテトチップス類などのジャガイモを原料としたスナック菓子などを作っており、当ぽてと組合が生産している加工用ばれいしょも、新宇都宮工場に運ばれ美味しいポテトチップスに生まれ変わります。

 はじめにカルビー株式会社の概要や企業としての取組等について説明を受けたのち、ポテトチップスができるまでの製造ライン全工程を見学しました。

 また、見学後の質問・意見交換の場では、カルビー製品に関することや要望等、さまざまな質問にお答えいただきました。工場見学のみならず、この意見交換会も組合員にとってたいへん有意義で貴重な経験となりました。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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令和6年度仙台地域農業普及活動検討会を開催しました

2024年09月27日 15時35分04秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

先進的農業者や市町村及びJA等の担当者を検討委員として、より効率的かつ効果的な普及活動を展開していくための意見や評価をいただく、第1回仙台地域農業普及活動検討会を、令和6年9月6日(金)に開催しました。

 

はじめに、令和6年度の普及指導計画のプロジェクト課題№3「次代を担う生産者の育成による梨産地活性化」の活動について、支援対象の利府町の梨ほ場において、現地検討を行いました。

 

 梨ほ場の現地検討では、新技術として導入した「防鳥ワイヤー」や「天敵ダニ製剤」の支援状況について、プロジェクト課題リーダーと対象農業者から説明を行い、「防鳥ワイヤーは何人で設置したのか」など活発な質疑応答がなされました。

 

 その後、JA仙台利府支店に移動し、検討を行いました。はじめに令和6年度普及指導計画の概要について説明した後、4つのプロジェクト課題「ほ場整備を契機とした営農体制の整備」、「ねぎの次世代担い手育成のよる産地の強化」、「次代を担う生産者の育成による梨産地活性化」、「水稲乾田直播栽培技術の定着による大規模土地利用型経営体の基盤強化」について、プロジェクト課題リーダーから活動状況について説明しました。

 検討委員からは、「環境保全の取組や販売単価を意識した支援はとても良いと思う」、「栽培技術の指導資料はより広く情報発信したほうがよい」等の発言がありました。

 

 普及センターでは、農業者や地域農業の課題解決に向け、いただいた意見や評価を参考に、関係機関と連携しながら普及活動に取り組んでいきます。

  

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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管内農業法人のライスセンター落成式が執り行われました

2024年09月26日 14時25分15秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年9月18日(水)に、大崎市田尻の農事組合法人おおぬき彩土里(いろどり)ファームのライスセンター落成式が執り行われました。

 (農)おおぬき彩土里ファームは、令和3年8月に法人化した土地利用型営農法人(耕作面積約80ha)で、地域農業の受け皿となっています。今回、農作業の効率化による収益向上や冬場の仕事創出のため、補助事業等を活用し、水稲・麦類・大豆の汎用乾燥機(70石)3台等を含むライスセンター(穀類乾燥調製施設)を建設しました。

 法人の代表理事は、「無事にこの日を迎えられてうれしい。これからも地域農業の支えとなるように頑張っていきたい。」と意気込みを語っていました。

 普及センターでは、今後も関係機関と連携しながら、農業法人の運営と持続的な営農の実現を支援していきます。

<問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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令和6年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)で、美里管内の出品牛が大活躍!

2024年09月26日 14時21分43秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和6年9月6日(金)~7日(土)に、みやぎ総合家畜市場(美里町)において、令和6年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)が開催されました。

 各地域で選抜された黒毛和牛53頭が出品され、発育や体つき、毛質などの資質、種牛性などについて比較審査が行われました。

 審査の結果、第1区若雌の1に出品された大崎市田尻の後上藤三氏のゆりあん6号が見事、名誉賞(農林水産省畜産局長賞、宮城県議会議長賞)に輝きました。

 また、大崎市鹿島台の諸岡恵輔氏のさちふじ号が第2区若雌の2で最優秀賞第1席、大崎市田尻の菅原正博氏のやよい17号が第3区経産で最優秀賞第2席、みどりの和牛育種組合が第5区父系群で最優秀賞第1席(東北農政局長賞)を獲得しました。さらに、一昨年と昨年に続き、遠田地区が団体賞を受賞しました。

 今回のすばらしい成績が、令和9年に開催される全国和牛能力共進会北海道大会への励みになっていただけたらと思います。普及センターでは、今後も関係機関と連携して飼養管理技術の向上等を支援していきます。

 

<問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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登米市第1号の「みどり認定」農業者が誕生しました

2024年09月26日 09時43分58秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

 令和6年9月5日に環境負荷低減事業実施計画等認定地方認定委員会が開催され、登米市内初となる環境負荷低減事業実施計画の認定(みどり認定)農業者が誕生しました。

 認定された品目は「水稲」で「土づくりと化学肥料・化学農薬の削減を一体的に行う事業活動」に取り組む計画となっています。

 今回認定された登米市中田町の門馬一郎氏は、これまでに「みやぎの環境にやさしい農産物・認証表示制度」に取り組んだこともあり、環境に配慮した農作物の生産に意欲的に取り組んでいる農業者です。

 認定申請に当たり、普及センターとしても地域調整班と連携しながら、申請書の作成等について支援し、今回の認定に至りました。

 普及センターでは、みどり認定について、更なるPRを行うとともに、環境負荷低減に取り組む農業者の支援を続けてまいります。

「みどり認定」を受け取った門馬氏

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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令和6年産南三陸米出発式が開催されました

2024年09月26日 07時21分23秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

「南三陸米」は、JA新みやぎ南三陸地区管内(気仙沼市、南三陸町、登米市津山町)で生産された「ひとめぼれ」の1等米で、栽培履歴が確認されたお米です。

令和6年9月20日、南三陸米地産地消推進協議会による「南三陸米」の新米出発式が行われ、米穀販売業者、市町、気仙沼地方振興事務所などの関係者が参集し、新米の出発を祝いました。

式では、来賓の祝辞の後、出席者全員で新米のおにぎりを試食し、今年産の米の美味しさを味わいました。トラックに「南三陸米」が積み込まれると、関係者によるテープカットが行われ、拍手で見送りました。トラックは市内の店舗に向かい、さっそく店頭に商品が並ぶということです。

普及センターでは、今後も「南三陸米」の取組を支援していきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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ソラマメ栽培研修会が開催されました

2024年09月25日 17時18分10秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

    令和6年9月19日にソラマメの栽培研修会がJAみやぎ亘理南部営農センターで開催されました。当日は管内生産者4人が出席、関係機関からの出席もあり、普及センター講師とともに、10月から始まるソラマメ栽培について栽培の要点を確認しました。

 研修会では、播種の時期と方法、春先の土寄せについて重点的に説明を行いました。病害虫防除面ではウイルス防除の観点からのアブラムシ防除、赤色斑点病防除に加え、昨年菌核病が発生したことから、関連する防除薬剤と合わせて、耕種的防除方法と農薬について情報提供しました。

   参加した生産者の方々は、今後の栽培に備え、管理作業について熱心に聞いていました。収穫期の摘心の必要性等の質問もあり、次作への生産者の意欲がうかがえる研修会となりました。

   普及センターは、今後も園芸作物を含めた安定生産を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 

 

 

 


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JA新みやぎ栗っこズッキーニ部会抑制栽培現地検討会が開催されました。

2024年09月25日 15時19分07秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年9月12日(木)、 JA新みやぎ栗っこズッキーニ部会の抑制栽培現地検討会が栗原市金成で開催され、生産者約15名が参加しました。 

 はじめに、栗っこズッキーニの主力品種の種子の販売店である(有)兵藤種苗商事の担当者から、今後の栽培管理のポイントについて解説いただきました。昨年に引き続き9月に入っても高温であるため、摘葉や追肥により株を充実させるよう助言がありました。

 普及センターからは、抑制作型における病害虫防除のポイントについて解説しました。特に多湿条件で発生しやすい「褐斑細菌病」の症状もみられたため、摘葉による被害葉の除去や銅剤散布による防除を徹底するよう呼びかけました。また、抑制作型においては春作よりも高温多湿条件であるためアブラムシ類やハモグリバエが発生しやすく、この対策として防除間隔を短くして防除を行うよう助言しました。

 最後に、JA新みやぎの担当者より、「栗っこズッキーニ」のブランド維持に向けた出荷規格の遵守について呼びかけがありました。

 参加者からは、栽培管理に関する質問があり、講師と積極的な意見交換が行われ、有意義な検討会となりました。普及センターでは、今後も栽培技術向上を支援していきます

 

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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