宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

酪農家と消費者による産地見学会が開催されました

2018年09月25日 15時56分05秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年9月12日に大崎市鳴子温泉上原地区の片倉正人さんの牛舎や上原酪農指導センターを会場に,みやぎ生協の畜産委員会メンバー13名と上原酪農組合員による産地見学会が開催されました。片倉さんは,鳴子上原地区11戸で組織する上原酪農組合の組合長を務めており,酪農組合員とともに生産した生乳をみやぎ生協へ「めぐみ野 鳴子上原酪農牛乳」として供給しています。
 片倉さんの牛舎は,平成26年12月に大雪の被害を受けて倒壊したため,近隣の離農した牛舎を借りていましたが,本年7月から飼料自動給飼機や搾乳ユニット搬送レールを整備した自宅の新牛舎が利用できるようになりました。
 見学会に参加した方々は,牛舎でこれら作業環境改善のための設備や飼養管理の工夫について説明を受けるとともに,上原酪農指導センターへ移動してから組合員の奥さま方も加わり,手料理の昼食を食べながら交流を深めました。「牛舎が衛生的だ」,「酪農組合員に若い後継者が多く頼もしい」などの感想があり,今回学習したことを各地域に持ち帰って伝達するとのことでした。
 片倉さんは,「新牛舎へ引っ越ししたことにより環境が大きく変わったため,生産が安定するまでには半年くらいかかる。」と語っていましたが,今後は繁殖性向上や増頭に向けて乳用牛群検定の成績も活用しながら支援していきます。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


蔵王町でイノシシ対策用ワイヤーメッシュ柵の設置研修会を開催しました

2018年09月25日 11時27分45秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援

 9月15日(土)に蔵王町向山上研修センター及び地区内ほ場において,今年度の普及センタープロジェクト課題「集落ぐるみによる鳥獣被害軽減対策の実践」の活動として,イノシシ対策用ワイヤーメッシュ柵の設置研修会を開催したところ,地域の住民,関係機関等含めて27名の参加がありました。
  プロジェクト課題の対象である蔵王町向山上地区では,イノシシの被害が非常に深刻な問題となっていることから,集落が一丸となったイノシシ対策を実施するため,ワイヤーメッシュによる侵入防止柵を設置することとしました。
 研修会では合同会社東北野生動物保護管理センターの鈴木淳研究員より,イノシシが農地へ侵入することを防ぐため,効果的なワイヤーメッシュ柵の設置方法について実演を交えた講義を受けた後,3班に分かれて地区内ほ場でワイヤーメッシュ柵の設置作業に取り組みました。
  イノシシの被害は年々拡大する傾向にあり,対策が急がれていることから,当地区の活動を関係機関と情報共有することで,効果的な対策ができるよう支援していきます。

  

連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138  

 


土づくり研修会と水稲新品種「だて正夢」について現地検討会を開催しました

2018年09月21日 16時01分00秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 今年,本格デビューする水稲新品種「だて正夢」の平成30年産作付面積は,登米管内で74haと県全体(285ha)の約26%を占めています。また,宮城県では,「ひとめぼれ」などみやぎ米の基本技術の徹底による総合的な食味向上を図るため,関係機関が一体となって各種研修会を開催しています。
 9月11日,南方公民館と現地ほ場において,「だて正夢」栽培者をはじめとする管内の水稲生産者を対象に研修会を開催しました。古川農業試験場土壌肥料部 佐々木部長より“土づくりの実践による地力向上・持続的な米づくり”について講演をいただき,土づくりの重要性を改めて確認しました。その後,「だて正夢」のほ場に移動し,現在の生育状況や肥培管理,刈り取りについての現地検討を行いました。様々な質問が出され,関心の高さがうかがわれました。
 普及センターでは,引き続き,みやぎ米をけん引するトップブランド米として期待される「だて正夢」を盛り上げていくとともに,みやぎ米の食味向上を支援します。

 <連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127
FAX:0220-22-7522


みやぎ農業未来塾「農業大学校生の視察研修会・交流会」を開催しました

2018年09月21日 10時47分19秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成30年9月19日に先進農業体験学習を受講した管内の宮城県農業大学校生を対象に視察研修会及び大崎4Hクラブ員との交流会を開催しました。
 視察研修では,クラブ員の手島氏の農場を訪問し,施設少量多品目野菜と露地ねぎを見学しました。手島氏からは,経営の概要や栽培のこだわりだけではなく,農業の楽しさや苦労,将来の目標まで説明いただき,農業大学校生が抱く就農のイメージを分かりやすく伝えていただきました。
 次の視察では,県指導農業士の渡邊正彦氏の農場を訪問し,施設なすと水稲を見学しました。農作物観察の着眼点や栽培技術の意味にとどまらず,食料を生産する意味や地域とのつながりまで熱い思いを伝えていただき,参加者は熱心にメモをしていました。
 その後に開かれた交流会では食事を介して農業大学校生とクラブ員との会話が弾み,先輩農業者とのつながりができた有意義な会となりました。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


JAあさひなブルーベリー部会の視察研修が開催されました

2018年09月21日 09時35分35秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成30年9月12日にJAあさひなブルーベリー部会の視察研修会が開催されました。本部会は,栽培品種がノーザンハイブッシュ系品種に偏っており,販売期間が短いことが課題となっていました。
 そこで普及センターでは,平成28年度から販売期間の拡大と収穫労力の分散を図るため,ノーザンハイブッシュ系品種と収穫盛期が異なる系統の導入支援をしてきました。
 今回の研修会は,せんだい農業園芸センターを会場に,ノーザンハイブッシュ系品種より収穫の早いサザンハイブッシュ系品種と収穫の遅いラビットアイ系品種について研修しました。
 参加者は両系統の収穫時期や耐寒性について質問するなど,積極的に情報交換をしていました。また,生産性の低い品種からの改植や,規模拡大に合わせて新植をしたいといった声が聞かれ,前向きに導入を検討していました。
 普及センターでは今後もJAと連携して導入支援をしていきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


営農組織の法人化支援  農事組合法人 和多田沼 設立(美里町)

2018年09月20日 19時44分46秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

美里町南郷にある和多田沼営農生産組合は平成30年8月27日に「農事組合法人 和多田沼」として設立総会を開催し,9月5日に登記しました。法人へのスタートは平成29年6月7日に美里町単独事業の集落営農組織の法人化支援加速化事業により,株式会社舞台ファーム(仙台市)のコンサルのもと,法人化に向けた勉強会が始まりました。全12回の支援事業を受け,途中,平成29年11月15日に和多田沼営農生産組合臨時総会が開催され,法人化発起人会を設立しました。
 法人化に向けた発起人会は計16回開催され,「地域農業の受け皿」をコンセプトに水稲,小麦,大豆を主だった事業として展開していきます。
 法人が耕作する農地はほぼ全て,中間管理事業で利用権が設定され地域の担い手として集積されました。法人としての最初の事業は小麦の播種作業で,今後ますますの発展が期待されます。

 

 

 

 

 

 

   


  <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター     TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


白石刈田地区酪農組合連合会視察研修会が開催されました

2018年09月19日 14時39分34秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 研修【(株)エムエスファーム】

 平成30年8月29日(水)に,白石市,蔵王町,七ヶ宿町の各酪農連合会等の酪農家で組織する白石刈田地区酪農組合連合会(会員数64名 事務局:大河原農業改良普及センター)が,視察研修会を開催しました。
 参加者30名は,まず白石市(株)エムエスファームを訪問し,畜産クラスター事業で整備された畜舎等施設の視察と,当該法人社長の佐藤氏から,規模拡大の取り組み状況について説明を受けました。
 次に(株)ゼルコバドリームが運営するヨーグルト工房『アトレイユ』を訪問し,ドリンクヨーグルトを試飲した後,社長の村上氏と工房代表の嶋田氏から生乳加工販売の取り組みについて説明を受け,酪農の6次産業化について学びました。
  その後の昼食会では,市町を越えた交流や情報交換が行われ,より一層親睦を深めました。
  今後も普及センターは,酪農家の研修や交流活動を支援していきます。

研修【ヨーグルト工房 アトレイユ】

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第一班
     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

 


ほ場整備地区の集積・担い手育成に係るワークショップを開催しました

2018年09月18日 09時48分47秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 普及センターでは,受益面積が約700haと管内でも一番大きい農地整備地区の農地利用改善組合及び営農組合の各地区委員等を対象に,平成30年9月6日にワークショップを開催しました。
 この農地整備地区は,工期が平成22~31年度と終期が迫ってきており,同時に農地整備後の担い手育成が急務となっております。
  今回のワークショップは,「農地整備後の地域農業の姿」「大豆生産の課題」「水稲生産の課題」「今後の課題を解決するために,自分は何をすべきか」の4つをテーマに開催し,参加者からは率直な意見や思い等が出されました。
 ワークショップを終えて,「この様な機会は必要」「みんなで考えていくことは大切」「みんなの意見や思いをこれからの展開に繋げていきたい」等の感想があり,今後は,地区毎での話合いの機会を捉え,引き続きワークショップの開催を支援する予定です。


   <連絡先>
   宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
    TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


平成30年度第1回石巻地域普及活動検討会を開催しました

2018年09月18日 09時37分58秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 普及活動の方法や内容など,今後の普及活動の効率化と効果的な方法を探るため,外部検討委員6名を招き「平成30年度第1回石巻地域普及活動検討会」を8月24日に開催しました。
 本年度は,水稲乾田直播栽培に取り組む稲作経営体の現況を視察した後,地区内の市民センターにおいて検討を行いました。
 出席委員の方々からは,大規模化や低コスト化に向けた更なる技術定着と普及拡大を望む一方,稲作経営体の経営強化につながる検証も必要との御意見もいただきました。
 また,法人設立後の法人育成に係る課題では,経営目標の捉え方や今後の担い手確保に向けた儲かる法人づくりの必要性など,忌憚のない様々な御意見をいただきました。今後,普及活動や普及計画等の参考にしていきます。


   <連絡先>
   宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
    TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


『食育推進研修会』を開催しました

2018年09月18日 09時26分19秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 大崎地域農村生活研究グループ連絡協議会では,子供達の健やかな成長に寄与する食育の推進を図るとともに,女性農業者が健やかで生き生きとした生活実現の一助とするために,チーズの歴史や美味しい食べ方,摂取によって期待出来る効果について科学的な知識を習得することを目的とし『チーズを美味しく楽しく研修会』を開催しました。
 雪印メグミルク株式会社桜井氏を講師とし,チーズの歴史や種類による製造工程の違い,保存の仕方,健康に期待できる効果など講義を受けるとともに,8種類のチーズを試食しながら美味しいチーズの食べ方について学びました。「乳製品は骨粗鬆症の防止や美肌,老化防止に効果があり,チーズは水分が少ないので効率的に栄養素が摂取できるので,毎日少量ずつでも取り入れるのが良い」とのことであり,参加した会員からは『ナチュラルチーズを初めて食べたが意外と美味しかった』『クセが強いチーズも合わせる食材によって美味しく食べられることが分かった』『自宅でもチーズを使った料理に挑戦したい』などの声が上がり,例年とは異なる研修会の内容となりましたが,参加者からは大変好評でした。また試食をしながら市町を超えて情報交換や交流を深めることができ,有意義な研修会となりました。