令和5年1月13日,国立大学法人宮城教育大学附属小学校の2年生30名を対象とした,「土づくり」のための体験学習会が開催されました。
当校2年生は授業の一環で,有限会社今野醸造(加美町)の協力で学校畑で大豆を栽培し,それを材料に味噌づくりに取り組んでいます。しかし,ここ数年大豆の収量が減少しており,土に原因があるのではと仮説を立て,児童たちなりに試行錯誤してきました。そこで今回,「土づくり」に関する授業をしてほしいと依頼があり,普及センターがゲストティーチャーとして参加しました。
はじめに,児童たちが考えた「いい土」についての発表を聞き,その発表に対して講評などを行いました。
次に,普及センターから「土って何だろう?いい土って何だろう?」というタイトルで,児童たちと土について一緒に考えながら,講義を行いました。
最後に,講義内容の振り返りを兼ねて,小学校の畑で,「土の色」や「砂や粘土の感触の違い」などについて,土を触りながら確認しました。
終始質問が飛び交い,有意義な学習会となりました。
「土の色」や「砂や粘土の感触の違い」を確認する様子
※写真の掲載は,了承を得て行っています。
〈連絡先〉
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