宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

きく赤色LEDランプ電照栽培実証第3回現地検討会を開催しました

2013年10月31日 09時13分21秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成251023日,赤色LEDランプによるきく電照栽培の第3回現地検討会を開催しました。7月から電照を開始した輪ぎく11月咲き作型の実証圃2箇所を生産者と巡回し,輪ぎくの出蕾状況や生育の進展を確認して意見交換を行い,赤色LEDランプの光質についての理解を深めました。

 パイプハウスと鉄骨ハウスそれぞれに実証圃を設けましたが,鉄骨ハウスは電照の光源位置が高いため,十分な開花抑制効果が得られるか懸念されました。しかし,電球型蛍光ランプと比較して,出蕾後の生育進展に違いはなく,現時点で計画どおりの効果が期待できることを確認しました。

 出席者からは,「今後,7,8月咲き開花作型の夏秋系品種で検討してみたい」と積極的な意見とともに,「導入時に活用できる補助事業があればよい」など,初期導入コストの低減を求める声も聞かれました。

 今後,関係機関と地元生産者の協力を得ながら,赤色LEDランプの実用性を検討していく予定です。

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター地域農業班

988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子202

電話 0226-29-6044


みやぎオリジナルりんご「サワールージュ」を使った第1回ドレッシング試作講習会

2013年10月31日 08時58分04秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 近年,地産地消の意識の高い実需者を中心に,酸味の強いりんごを求める声が多く,消費者の中にも家庭で調理・加工を念頭に酸味系りんごを求める人が増えてきていたことから,宮城県農業・園芸総合研究所では,酸味系りんご「紅玉」よりも早生で,さらに「紅玉」の栽培上の欠点を克服した品種「サワールージュ」を開発しました。宮城県内のりんご生産者に穂木や苗木が導入され,当管内は導入者数が県内で最も多く,新品種を使った商品開発や販売先の開拓が必要となっています。
 そこで,サワールージュの特性である酸味の強さを活かしたドレッシングの商品化に向けた試作品開発を行いました。
 講師にフードコーディネーターで,平成25年度宮城県普及指導協力委員である八巻美恵子先生を迎え,「最近のドレッシング事情を踏まえたサワールージュドレッシングの商品化に当たって」講義をいただいた後,サワールージュの特性を活かしたドレッシングの試作,実演指導をしていただきました。
 試作はりんごの使用形態や使用する酢の種類,とろみ成分を変えながら,いくつか試作を試みました。今後,その中からいくつか試供品を作成し,一般消費者の方々を対象にした会場試食テストやホームユーステストを通じて意見を広く取り入れながら,さらに試作を繰り返し,よりよい商品にしていく予定です。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 班名 先進技術班 
TEL:0228-22-9437 
FAX:0228-22-5795・6144


石巻市立蛇田小学校の児童が稲刈り体験

2013年10月31日 08時46分02秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  石巻市立蛇田小学校では第5学年の総合的な学習の時間「実りの蛇田 わくわく蛇田んぼ」の稲刈り学習会が行われました。

 10月24日には稲刈り準備の学習会が開催され,普及センター職員が先生となって,児童は1年間のお米作りの復習と稲刈り方法を学びました。学習会ではかまの使い方に関することや,バケツで栽培しているお米作りに関する鳥の食害や雑草対策などについて質問がありました。


かまの使い方を熱心に聞き入る児童

 また,10月28日にはJAいしのまき青年部員が先生となって稲の手刈り体験が行われました。数日前の雨天によって田んぼがぬかるみ,田植えと同様に児童は泥まみれの稲刈りとなりましたが,「かまを使った稲刈りは思ったより簡単」,「刈り取ったお米を早く食べたい」などの感想がありました。


裸足で泥まみれになっての稲刈り

 今後は11月1日に牛乳パックとすり鉢を使った「脱穀&もみすり体験」,11月15日には「収穫を祝う会」が行われ,5月の田植えから実施されている蛇田んぼの学習が終了します。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0225-95-95-1435  FAX:0225-95-2999


生産者―消費者をつなぐ窓口…安心安全な農産加工品のための食品表示研修を開催

2013年10月29日 17時09分48秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 食の安全に対する消費者の関心は高く,食品表示は,生産者が消費者に商品の特性を伝えるための手段として重要な役割を果たしています。亘理地域の農産物を活用した農産加工活動の振興を目的とした女性農業者起業活動支援事業キャリアアップ研修会は,「食品表示の留意点について」をテーマとして平成25年10月17日(木)に開催しました。

 研修会にはJAみやぎ亘理の直売所である「おおくまふれあいセンター」に加工品を出荷している生産者17名と関係機関職員9名の計26名が出席しました。

 一般財団法人 日本食品分析センター 齋藤紀子課長を講師に迎え,加工食品の表示,特に注意が必要なアレルギー表示や期限表示等のほか,品目毎のケーススタディについての講話や表示点検実習が行われました。

 スライドを使って詳しい説明があり,盛りだくさんな内容で予定の時間を超過してしまいましたが,出席者からは米加工品の表示や安全係数等についての質問も活発に行われ,もっと話を聴きたいようすでした。普及センターが生産者にアンケートを実施したところ,「とてもわかりやすく参考になった。」「おいしく食べられるよう,期限にも気を配りたい。」等「研修は有意義だった。」との意見が寄せられました。

 また,研修要望については「食材の活かし方」「賞味期限の設定」等が挙げられました。普及センターは今後も地域の加工品の安全・安心を確保する支援を続けていきます。

亘理農業改良普及センター

<連絡先 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143>

 

 

 


33日間の農業大学校先進農業体験学習が終了しました

2013年10月29日 11時10分27秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 

農業大学校の先進農業体験学習として園芸学部の1年生3名が,9月2日から10月4日までの33日間,本吉管内の農家で農作業や農家生活を体験しました。今年は,南三陸町の果樹農家,気仙沼市の施設園芸農家の方々に研修生を受け入れて頂きました。

 研修初日の開始式では,3名の学生はかなり緊張した面持ちでしたが,3日目に開かれた本吉地区4Hクラブ主催の農大生激励会で,先輩の農業青年から当時の体験談等を聞き,研修のペースをつかむきっかけになった様子で,一週間も経たぬうちに受入農家の家族の一員として,農作業に取り組み始めました。

 また,受入農家の配慮で,地元神社例祭の「打囃子」に参加し,地域の文化・風習を体験したり,部会行事の視察研修に同行して近隣の生産者と一緒に他産地を見学する学生の姿も見られました。

 研修の終了式では,「今まで経験したことが無いことを沢山経験できた」という達成感に満ちた感想も聞かれ,受入農家からは,生活面での課題を指摘しつつも研修期間中の努力を褒め,「これからの学生生活の糧にして欲しい」,「機会があったら訪ねてきて欲しい」等の言葉が送られました。

 

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班

988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子202

電話 0226-29-6044


宮城県農林産物及び花き品評会で大河原管内の農産物が続々受賞!

2013年10月28日 14時59分29秒 | その他

去る10月19日~20日,「宮城県農林産物品評会」,「宮城県花き品評会」が開催されました。
【農産物】
 農林産物品評会では県全体で333点の出品があり,当普及センター管内の農産物は77点が出品され,次の9名の方々が受賞されました。

県知事賞1等〈農林水産大臣賞〉      佐藤  敏氏    (蔵王町) なし
     〃 〈生産局長賞〉             菊地  哲夫氏  (白石市) りんご
     〃 〈県園芸協会会長理事賞〉    菅野  信一氏  (丸森町) 自然薯
     〃 〈(財)宮城県蚕糸会理事長賞〉 谷津  義和氏  (丸森町) まゆ
     2等〈県園芸協会会長理事賞〉    佐藤  功氏    (蔵王町) なし
     〃                          我妻  忠治氏  (蔵王町) さといも
     〃                          目黒  啓治氏  (丸森町) まゆ
    3等                           山家  一彦氏  (蔵王町) なし
     〃                            石井  勘治氏 (蔵王町) ブロッコリー

【花き】
 また,花き品評会では県全体で133点の出品があり,当普及センター管内からは切り花,鉢物計24点が出品され,次の5名の方々が受賞されました。

金賞3席〈県園芸協会 会長理事賞〉加納 厚志氏 (柴田町) ポットマム
銀  賞                       平間 紀雄氏 (柴田町) 輪ぎく
  〃                               佐々木 準氏 (柴田町) トルコギキョウ
  〃                          平間 明夫氏 (柴田町) ポットマム
  〃                         前野 征一   (柴田町) ポットマム

 その他の出品物も生産者の方々の日頃の努力が伺える素晴らしいものでした。各部門の展示コーナーでは,普段目にすることができない花々や見事な出来映えの農産物に,来場者は足を止めて写真を撮ったり,見入ったりする姿が見られました。
 普及センターでは,生産者の方々の生産技術向上に向け,今後も支援してまいります。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


平成26年産小麦栽培講習会を開催~今年度の実績をふまえて~

2013年10月28日 14時31分27秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 今年度の稲刈りが終わり、ひと段落したところですが、早くも26年産小麦の播種適期となりました。大崎市田尻地区では、10月8日に平成25年産の小麦実績検討会並びに26年産栽培講習会を田尻営農センターで開催しました。田尻地区で小麦を栽培する生産組織及び生産者全員が出席し、平成25年産小麦の生育特徴、収量や等級について振り返り、26年産小麦栽培に向けての課題を確認しました。特に、今年は断続的な降雨で湿害による出芽不良、播種時期の遅れによる生育量不足が見られたことから、排水対策の徹底、適期播種による年内生育量の確保を呼びかけました。また、最後に今年の1等麦と2等麦の比較を行い、生産者自ら1等麦の色沢・大きさの違いを実感したようでした。麦は播種後に冬を越して、来年の収穫まで長い栽培期間となりますが、普及センターでは今後も良質な小麦栽培を目指して技術指導を続けていきます。

<問い合わせ先>

美里農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0229-32-3115

FAX:0229-32-2225


みやぎオリジナルりんごを使った加工講座を開催しました

2013年10月28日 09時42分20秒 | ②競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 

 平成251021日,宮城県のオリジナルりんご品種「サワールージュ」の紹介と新たな加工品開発を目的に,気仙沼市内の水産加工会社のキッチンスタジオを会場に,第3回農産加工講座を開催しました。

 講師にキッチンスペース「夢の舎」厨房長の石田幸子氏を迎え,サワールージュを実際に料理に使ってみた感想や食材としての可能性についてお話しいただいた後,サワールージュをソースやトッピングに使ったパスタと,サワールージュ入り炒飯の2品の調理実習を行いました。

 参加したJA南三陸産直「菜果好」の加工部会員と果樹生産部会員は,サワールージュが持つさわやかな酸味とシャキシャキした食感を楽しみながら,料理の出来栄えやこれからの商品開発について意見を交わしました。

 

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班

 電話 0226-29-6044


栗原市花山小豆畑地区の世代間交流会開催

2013年10月25日 15時11分59秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 栗原市花山小豆畑地区は栗駒山麓南東部の丘陵地にあり,戦後に開拓地として入植した地域です。小豆畑地区コミュニティ推進協議会(会長 菅原一之氏)では,遊休農地を活用し,きび,えごま,さつまいも,大豆,さといも,だいこんを共同で栽培しています。小豆畑地区では高齢化が進んでおり,子供の姿を見る事も少なくなったため,共同で栽培したさつまいもやだいこんを子供たちと一緒に収穫し,手作りの料理を食べながら交流を図る「世代間交流会」を開催しました。
 交流会には花山小学校(校長 鈴木永二先生)の児童24名と校長先生を招き,地区の高齢者や関係機関職員など,約50名が参加しました。最初に菅原会長,鈴木校長が挨拶し,その後,普及センターからさつまいもとさといもの栽培や栄養上の特性,収穫作業の進め方について説明,作業を開始しました。刈り取ったさつまいもの茎を畑の外へ運び出すのは大人でも大変な仕事ですが,高学年の子供たちが一生懸命取り組み,低学年の子供と高齢者がいもを掘り取るなど,力を合わせて楽しく,作業を進めました。収穫したさつまいもは,岩手・宮城内陸地震や東日本大震災で活躍した手作りの竈で焼き芋にしました。また,さといもやだいこんが入った芋煮,小豆畑地区で採った栗がたっぷり入った栗ごはんのおにぎりなど地域の産物がまるごとつまった食事をほおばりながら,子供たちと交流を深めました。
 今後も小豆畑地区では遊休農地を活用して,地域特産物の生産・販売や地域内の交流事を進めていく予定です。

力を合わせていも堀り作業        地域がつまった料理を食べながらの交流

 


デリシャストマトの定植が始まります!

2013年10月23日 08時49分54秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成25年10月11日、大崎市鹿島台地区でデリシャストマト現地検討会が開催されました。デリシャストマトは品種「玉光デリシャス」を節水栽培して作られる高糖度トマトのブランドで、本地区の4戸2法人により生産されています。例年、デリシャストマトの定植は10月中旬に行われており、今回の検討会では定植を控えた苗の生育や病害虫の発生状況について確認を行いました。
 ここ数年は夏から秋口にかけての高温により着花が遅れ、定植が11月までずれこむ傾向がありましたが、今年は秋口の涼しさから着花が順調に進み、昨年より一週間ほど定植が早まる見込みです。また、今年は下葉の老化が早い苗が多く、次年度の良苗生産に向け、育苗時の施肥や水管理について検討がなされました。
 現地検討の後は、普及センターから防除薬剤一覧表の配布や農薬登録変更に関する情報提供を行い、効率的な病害虫防除について検討が行われました。生産者からは生物農薬の利用などについて積極的な質問がなされ、今年の生産に向けた有意義な情報交換の場となったようです。普及センターでは今後もこうした活動を通じて、園芸生産を支援して行きます。

<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班
TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225