宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

酪農ガールズプロジェクト始動!

2011年01月31日 16時04分02秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 管内には,非農家や非畜産農家から酪農家に嫁いだ若い女性が多く,酪農に関する基礎知識を学ぶ機会がないまま経営に携わるケースが多くありました。このような状況を改善するため,普及センターからの呼びかけに応じて,この度酪農女性後継者を対象にした勉強グループ『酪農ガールズ』が発足しました。
  この会は平成22年11月から月1回ペースで開催しており,今回で3回目を迎えています。普及センターからのミニ講習に加えて,共通テーマについてそれぞれが発言する「トーク&トーク」を行い,「使ってみて良かった酪農グッズ紹介」など毎回テーマを変えたり,子育て中の対象者が子連れで参加しやすい和室を会場にするなどの配慮で盛り上がりを見せています。
 また,勉強会時には,各自が個体管理台帳の整理を行う時間を設け,彼女たちがデータに基づく管理技術に習熟して,それぞれの経営の中に自分のポジションを確立することも目標にしています。,
 技術の勉強だけでなく,情報交換や仲間づくりへの要望も強く,「このような会を通じて交流が深まることが何より嬉しい」と話す参加者もいます。今後は普及センターのプロジェクトにも位置づけて,この会を自立した組織へと誘導していく計画で,新たな仲間が増えることも期待されています。


〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第一班 
       TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


みやぎ農業未来塾「アグリパワーアップ講座(第1回)」を開催しました

2011年01月28日 18時12分13秒 | ②競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 市内若手農業者に対する支援としてみやぎ農業未来塾「アグリパワーアップ講座(第1回)」を1月25日に登米合同庁舎で開催しました。
 参加した受講生は,新規就農者及び農業法人就農者、農業研修生ら10人の参加がありました。
 アグリパワーアップ講座は若手農業者に対して,経営管理能力の向上を図るために,就農1年目~5年目までの新規就農者,及び希望者を対象に毎年開催しており,主として複式簿記の基礎を学ぶ事を目的に全3回の予定で実施しています。
 第1回目の今回は,普及センターの経営指導担当者が講師となり,複式簿記の初歩的知識について,パワーポイントを使い講習を行いました。短時間の講義ではありましたが,具体的な事例をあげながら,財務諸表や、仕分けについて研修しました。
 第2回目の講座はパソコン簿記,第3回目は税理士による研修を予定しています。

      宮城県登米農業改良普及センター
      〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
      電話:0220-22-8603  FAX:0220-22-7522 
      E-mail: tmnokai@pref.miyagi.jp


登米市農村教育青年会議が開催されました

2011年01月28日 18時09分11秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 市内若手農業者のグループ「登米市4Hクラブ」(会員18人)は,平成23年1月23日に,日ごろの営農活動に対する主張やクラブ活動,プロジェクト活動等を発表する「平成22年度登米市農村教育青年会議」を開催しました。
 今年度は,「プロジェクト発表」1人,「農村青年の主張」2人の計3人が発表しました。プロジェクト発表では,牛350頭規模のたい肥舎を建設する際に,建設工事の多くを自力施工した取り組みが報告されました。
 また,農村青年の主張では,家業のいちご栽培を手伝ううちに農業の楽しさに目覚め,ジャムの加工場を建ててしまった取り組みや,非農家ながら農業に就業して,丁寧に作業する難しさや農業の楽しさなど日々感じていることの発表があり,今後の発展が期待されました。
 審査の結果,最優秀賞には佐藤瑛彦さん,鈴木仁衣奈さん,優秀賞には高橋寿美さんが選ばれ,うち2人が平成22年度宮城県農村教育青年会議で発表することになりました。
 午後の意見交換会では,農業経営の今後の夢などについて意見が交わされました。
 本会議を通して,クラブ員が現在の農業経営やクラブ活動を振り返る機会となり,今後の参考になったと思われます。
 当普及センターでは,今後も登米市4Hクラブの活動を支援していきます。

      宮城県登米農業改良普及センター
      〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
      電話:0220-22-8603  FAX:0220-22-7522 
      E-mail: tmnokai@pref.miyagi.jp


GOPANによる「ゆきむすびパン」試食会開催

2011年01月28日 16時04分13秒 | ②競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

大崎市鳴子のNPO法人「鳴子の米プロジェクト」が運営するおむすびのお店「むすびや」が開店1周年をむかえイベントを開催した。
 「むすびや」は女性の担い手により運営されており,おむすびはゆきむすびを使っており,「小びるランチ」をはじめ季節限定メニューを提供するなど好評を得ている。大崎普及センターでは「むすびや」の商品開発や労務管理などについて支援を行っている。
 普及センターでは,今回の記念イベントに併せ,ライスブレッドクッカー「GOPAN」を活用したゆきむすびパンの試食会を行った。訪れた方々の食味に対する反応は大変よく,高齢者でも食べやすいと好評であった。また,GOPANが入手困難であることから,GOPANを見学に遠方から訪れた方もおり,関心の高さがうかがえた。農業者からは家にある米からパンができ,大変便利なので是非購入したいという意見が寄せられた。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


「活力ある集落営農づくり」に向けて講演会を開催

2011年01月26日 15時48分18秒 | その他

 平成23年1月21日に,県が平成21年から実施している集落営農ステップアップ支援事業(みんなで元気な集落営農支援)の一環として,「活力ある集落営農づくり講演会」を開催しました。この活動は,民族研究家の結城登美雄氏を地域プロデューサーとして,兼業農家が主体の集落を対象にして,今後の地域づくり等について話合っていこうとするものです。
 今回は,事業対象集落である角田市枝野地区石川口集落の有志で組織した「花集会」が,地域づくりの輪を広げたいという思いから,角田市枝野地区全体に呼びかけ,「地元学からの出発 ~小さな村には希望がある~」と題して,結城先生の講演会を開催したもので約50名が参加しました。
  最初に「花集会」の跡部会長から,イチジクの作付け(約90a)や収穫祭の開催,イチジク等を利用した加工品試作,加工場建設の検討、婦人部活動の活発化など、イチジク生産を核とした活動や集落活動に様々な動きが出てきていることについての報告がありました。
 講演では,全国の地域づくりの事例を紹介していただいたほか、「みんなの『願い』『悩み』を,みんなの力で実現,解決していくこと」が『地域づくり』である」との基本理念を示していただきました。
 参加した地域住民からは,「今後の地域づくりのヒントになった」「大人だけでなく,子供達にも聞かせたい内容であった」などの意見が聞かれました。
  会場となった枝野自治センターでは,昨年の結城先生の指導をヒントに1月15日に「我が家の自慢の一品コンクール」を開催するなど,石川口集落の多様な取組が波及しています。今後も更なる発展を目指して支援していきます。


〈連絡先〉大河原農業改良普及センター   
       TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


県北から元気を発信!4Hクラブ員が合同で食育交流会を開催しました。

2011年01月25日 17時34分35秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 県北の4Hクラブ員が1月16日(日),大崎市古川の結婚式場を会場に「県北から発信する若い力を食材に変えてvol.1」を開催しました。
 これは,4Hクラブの活動と,若手後継者が頑張って高品質の食材を生産していることを広く知ってもらうことを目的に,古川地区の4Hクラブ員が中心となって企画し,栗原・美里・登米の4Hクラブ員とともに合同開催したものです。
 当日は,地域の首長をはじめ,行政,栄養士,飲食店業関係者,学校関係者等約70名の参加があり,大盛況の元に交流が行われました。
 クラブ員が生産した30品目の食材を使った料理がビュッフェ形式で提供され,だいこん,にんじん,白菜を提供した瀬峰地区の高橋博文氏と,いちごを提供した若柳地区の小野晃大氏は,食材がムースやテリーヌなどに調理され,おいしいと評価されたことに感激し,クラブ員達は,大きな企画を一つ成功させたことでそれぞれの自信につながった様子でした。
 栗原管内の出席者は,管内でもぜひ企画したいと意欲を燃やしていました。
 今回の取り組みは第一弾であり,次回企画へのステップアップが期待されます。
 普及センターでは今後も後継者の様々な取り組みや情報発信に支援を行っていきます。

いちごを使ったデザート


にんじんのムース等


たくさんの料理



試食

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404     FAX:0228-22-6144


栗原農業士会が仙南地方の農業経営を視察

2011年01月25日 17時22分36秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成23年1月13日~14日に栗原農業士会の先進事例視察研修会が開催されました。今年度は研修と交流を兼ねて大河原農業改良普及センター管内の4人の農業士の経営を視察,栗原市の農業士など6名が参加しました。
 はじめの視察先である角田市の渡邉博・京子氏は夫婦と後継者の3人で有限会社渡邉ファームを設立,経産牛62頭の酪農経営を行っています。各自の役割を明確にし,やる気を高めている点が印象に残りました。
 次に視察した丸森町の大内喜一郎氏は中山間地で約20haの大規模水稲経営を実現,きくや西洋野菜のプンタレッラを組み合わせた複合経営を行っています。丸森地域にあった品種を模索しつつ,販売と生産の調和する工夫が感じられました。
 同じく丸森町の根元茂氏は水稲6haにいちご20a,ねぎ30a,トマト50aを組み合わせた複合経営を行っています。複合部門の収益向上をねらって水稲直播栽培を導入,いちごは仲卸と直接取引を行うなど,出口を意識した品種選択,栽培を行っていました。
 最後に昼食を兼ねて,大河原町の株式会社「ヒルズ」が経営する温泉施設と直売館を視察しました。平日にもかかわらず,多くの人でにぎわっており,自社製の豚や地元野菜を使った弁当は,洗練された味付けで大変好評でした。
 栗原地域では生産は農家,販売は農協という意識が強いことから,今日の視察を通してマーケット・インを実践する仙南地域の農業士の姿勢は大いに刺激になったようです。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班  
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-5795・6144




たい肥利用促進に向けて研修会を開催

2011年01月25日 15時02分33秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 石巻管内には5か所のたい肥センターがあり,牛糞・豚糞・鶏糞の割合により様々な成分のたい肥が生産されています。この地域有機資源を水稲栽培に利用することで,肥料費を節約できるだけでなく,化学肥料を節減し環境保全につなげることもできます。

 平成23年1月19日,たい肥利用を推進するための研修会を開催し,水稲農家や畜産農家,関係機関の職員など,50名の参加がありました。

 まず,古川農業試験場土壌肥料部の若嶋氏から,たい肥の種類による特徴や,散布時期に応じた施肥量の考え方についての講演がありました。若嶋氏によると,たい肥の全窒素のうち水稲栽培期間中に利用できる窒素の割合(窒素有効化率)はたい肥ごとに異なっており,たい肥の散布量は窒素有効化率に応じて算出するということでした。また,たい肥の施用時期が早すぎると春までに窒素成分の5~10%が流亡してしまうので,やむを得ず年内にたい肥を施用する場合は,流亡により不足する窒素分を多く施肥する必要があるお話がありました。

 続いて普及センターから,たい肥利用により肥料費を節減できるとともに,慣行栽培と同等の収量を得られた事例紹介を行いました。展示ほ農家の方も,肥料費が高騰している中で,たい肥の利用は経営にとっても良いことで,非常に満足しており,今後も利用していきたいということでした。

 また,たい肥の種類による食味への影響や,たい肥成分の確認方法などの質問もあり,たい肥利用への理解がより一層深まり,大変有意義な研修会となりました。

 今後普及センターでは,たい肥の利用をさらに推進するために,2月24日(木)に河北地区において「たい肥散布実演会」を開催し,たい肥の搬送・積み込み・散布の実演を行う予定です。

 

 

石巻農業改良普及センター

先進技術第一班

TEL:0225-95-7612


“売れる商品作りのコツとは?”直売所農産加工座談会を開催

2011年01月24日 09時22分49秒 | ②競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 平成23年1月18日,本吉普及センターとJA南三陸では,JA南三陸農産物直売所「菜果好」の農産加工登録者を対象に直売所農産加工座談会を開催しました。
 座談会では「売れる商品作りのコツ」をテーマに,大崎市の福原寿枝氏をアドバイザーに迎え,日頃の疑問や悩みなどについて助言していただきました。福原氏が持参した漬物のパッケージを見て,参加者からは,「パッケージ方法はどういう点に気をつければよいか」という質問があり,「お客さんが手にとって見たくなるような包装を心がけている」との回答に,参加者も納得していました。福原氏からは,「いかにお客さんのニーズをつかむかがコツ。漬物の場合は旬を先取りする商品と,年間通して出荷できる商品の2パターンを持つと時間を有効に使える」とのアドバイスがありました。今回の座談会は加工登録者同士の情報交換と懇親も目的としており,当日は参加者が漬物などを持ち寄ってお茶を飲みながら,和やかな雰囲気の中で意見交換を行いました。
 今後も普及センターでは,直売所「菜果好」の農産物加工登録者が情報交換をする場を作り,美味しく安全な加工品を提供する農産加工技術力の向上を支援していきます。

本吉農業改良普及センター

地域農業班
TEL 0226-46-6902           
FAX  0226-46-5140           


6次産業化を目指し!菜園レストラン「野の風」がオープン

2011年01月21日 14時16分14秒 | ②競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 当普及センターのプロジェクト課題の対象である美里町(株)はなやかでは,農業経営の6次産業化を目指し,宮城県のアグリビジネス経営基盤強化事業による補助を受け、12月21日、体験型菜園レストラン「野の風」と農産加工施設がオープンしました。
 菜園レストラン「野の風」では自家や地元で穫れた新鮮な食材を調理して提供するほか,敷地内の畑での野菜の収穫や、みそや豆腐作り体験も受け入れ予定です。また,加工部門に新たに味噌加工を加えるなど今まで以上に加工品目の充実を図っています。
美里農業改良普及センターでは今後も6次産業のモデル経営体として経営管理や商品開発などの支援を行う計画です。

 ★お店情報
  ○菜園レストラン「野の風」
 ・所在地:宮城県美里町練牛字14-20
 ・メニュー:「野の風ランチ」(1200円)。スイーツセット(400円)等
 ・営業時間:午前11時から午後3時(2時オーダーストップ)
 ・休業日:毎週水曜日
 ・問合せ先:℡0229-59-1250

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター 地域農業班
                                   TEL 0229-32-3115         FAX 0229-32-2225