宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「こだわりの農産加工品を作ろう!亘理の農産加工品開発 パート2」

2014年10月31日 18時28分59秒 | ②競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 10月10日に株式会社ライフサポートわたりが主催する第8回産直加工品出荷者研修会が,JAみやぎ亘理本所2階調理室で開催され,農産加工品を販売する加工グループ約15名の方々が参加されました。今回の研修会は,こだわりのある付加価値の高い農産加工品の開発を目的に,フードコーディネーターである有限会社シー・ポイント取締役の落合順子先生を講師に招き,一次加工した農産物と米粉を材料に,パウンドケーキの試作実演を行いました。普及センターからは,農産加工に使える食品加工機器の特徴,乾燥野菜の製造方法,食品表示法の施行に伴う食品表示の変更(アレルギー表示等)について情報提供を行いました。
 実演の材料には,食物繊維の多いかぼちゃ,通年で生産が可能な小松菜,そして亘理管内の特産であるいちじくを使用しました。予め,かぼちゃと小松菜は乾燥粉末にし,いちじくはジャムにして実演に用いました。米粉は有限会社菅原商店の宮城県産のケーキ用米粉を使用しました。
 実演では,副材料にこだわりつつ見た目をきれいにすることを加工のポイントとしました。加工方法や副原料を工夫することで,一般的な農産物でも付加価値が付けられることを理解いただけました。
 さらに,普及センターからは,食品加工に関する基本技術についての講習も行いました。安価で簡便に取組める乾燥方法として,「除湿空気乾燥」があり,家庭用の除湿機と簡易なサーキュレーターを利用し,スライスした原料を通気性の良いバットにのせるだけで,風味と色と栄養素が残る乾燥野菜ができます。これを更に,小型の粉砕機で粉砕すると,乾燥粉末ができます。今回は,乾燥の実演はできませんでしたが,事前にこれらの方法で作った乾燥粉末を使用したパウンドケーキを試食することで,参加者には乾燥粉末の良さを理解いただけました。
 食品表示については,アレルギー表示の重要性が年々高まっていることから,アレルギー表示の必要な原材料の種類と表示の方法について情報提供を行いました。
講習終了後の活発な意見交換やアンケートの反響も含め,大変有益な研修会となりました。普及センターでは,これからも,美味しくて安心・安全な農産加工品販売の一助として,加工品開発の支援を行い,農業者の6次産業化の推進を図っていきます。

亘理農業改良普及センター 先進技術班
連絡先 TEL 0223-34-1141 FAX 0223-34-1143

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いちご産地のさらなる復興へ ~いちご栽培講習会を開催しました~

2014年10月31日 16時41分34秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援


 平成26年10月6日と7日の2日間,亘理町,山元町のいちご生産者を対象にいちご栽培講習会を開催しました。

 震災後に建設されたいちご団地では,平成27年産から新たに山元町で栽培を開始した16名を加え,生産者は151名となりました。9月上旬からは定植が始まり,その後,生育も順調にすすんだことから,無事に収穫時期を迎えています。

 今回の講習会では,農薬メーカーであるアリスタライフサイエンス(株)から,ハダニ類防除の一つとして天敵を利用した防除と受粉用のマルハナバチの効果的な利用方法について,説明を受けました。近年,ハダニ類の農薬に対する抵抗性が問題となっていることから,化学農薬の防除に加え,ハダニ類を捕食する天敵などを上手に活用する防除が必要とされています。また,受粉については,これまでの主流であるミツバチに加えて,マルハナバチを利用する生産者が増えていることから,マルハナバチの上手な利用方法についても説明をいただきました。さらに,当普及センターからは,これまでの生育状況をふまえた今後の肥培管理や温度管理について説明を行いました。研修会には多くの生産者が参加し,熱心に講習を聞き,メモをとるなどの姿が見られました。

 
 普及センターでは今後も,いちご産地のさらなる復興へ向け,生産者への支援を継続的に行っていきます。

 
 亘理農業改良普及センター 先進技術班
 <TEL:0223-34-1141> <FAX:0223-34-1143>

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たまねぎ畝成形機・移植機実演会を開催しました

2014年10月31日 16時24分21秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成26年10月21日に,たまねぎ畝成形機・移植機実演会を加美よつば農業協同組合と共同で開催しました。あいにくの雨となりましたが,生産者など他管内からの参加者も含めて約30名が参加しました。
 たまねぎは,加工・業務用としての需要の高さから産地拡大が期待できる品目ですが,宮城県内最大の産地であるJA加美よつば管内でも生産者の高齢化を背景に栽培面積が減少傾向です。
 そこで,当普及センターでは,たまねぎ栽培の拡大を阻んでいる手作業主体の体系から機械化一貫体系への転換を目指し,(一社)全国農業改良普及支援協会と農機具メーカー((株)クボタ,クボタアグリサービス(株),みのる産業(株))の協力により実証ほを設置して検討を行っています。
 実演会では,「機械化一貫体系で最も大切な作業」である畝立て作業と,同時に雑草対策となるマルチング作業,引き続いての移植作業の一連の流れを参加者に見ていただきました。
 生産者から,機械化体系や雑草対策,土づくりについても熱心に質問が出され,有意義な実演会となりました。
 普及センターでは,今後もたまねぎの産地拡大に向けて支援して参ります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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「生食向けいちじく」普及宣伝・試食販売会を開催

2014年10月30日 18時02分13秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
亘理普及センターでは被災地域の復興に資するため,平成24年度から「いちじくの特色ある産地づくり」に取り組んでいます。今年度は特に販売に関する支援を強化していることから,平成26年10月5日,亘理町おおくまふれあいセンターにおいて「生食向けいちじく」の普及宣伝・試食販売会を開催しました。
 県内のいちじくの食べ方については甘露煮に加工して食べるのが一般的なことから,生食向けの品種や食べ方を消費者に情報提供し,さらに実際に味わってもらうことで,いちじくの販路拡大を目指すものです。
 試食・販売は,生食向けの品種に加えて,通常は加工向けとして販売している種類の熟度が進んだものも提供しました。品種特性については,試食やパンフレット,対面での説明を通して,理解を深めてもらうことが出来ました。
 お客さんからは「いちじくもこんなに種類があるんだ」,「えっ,生で食べるの?」などの声を聞くことができ,参加した生産者は「これからの生産・販売に繋げたい」と手応えを感じたようでした。
普及センターでは,今後とも様々な機会をとらえて,生食用いちじくの利用拡大を支援して参ります。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
  TEL 0223-34-1141
  FAX 0223-34-1143

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美里地区4Hクラブ「花・彩プロジェクト~ポプリづくり講座~」

2014年10月29日 16時52分03秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保
美里地区4Hクラブでは「花・彩(いろどり)プロジェクト」に取組んでいます!プロジェクトの一環として,10月21日に南郷高校2年生の草花専攻班を対象にポプリ作り講座を開催しました。クラブ員が講師となり,ポプリについての講義や作成手順の説明,ポプリ作りの実習を指導しました。
 最初は緊張気味だった学生達も,実習はにぎやかな雰囲気で取組んでいました。ポプリを使った「サシェ」や「エッグポプリ」作りを通して少しでも花について興味を持ってもらえたらうれしいと感じました。美里農業改良普及センターは引き続き地域の花の生産・消費振興活動を支援していきます。

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「土づくり」は野菜栽培の基本です

2014年10月29日 09時52分14秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 JAみどりのでは今年度から新規生産者を増やす取組みとして,定年退職後の方々などを対象に「みどりの野菜塾」を開講しています。今回は塾生が「土づくりの基礎」を学ぶため,普及センター職員が講師となって10月22日に研修会が開催されました。
 まず,生産者自身で畑に穴を掘り,根張りや水はけを確認することや,土壌の酸性改良の重要性,たい肥や肥料の使いこなしについて基本的なところから解説しました。
 20名の塾生の方々は今後経験を積み,ゆくゆくは直売所「元気くん市場」への出荷や,さらにステップアップしてJAの生産部会への参画を目指しています。
 普及センターでは,今後もJAと協力し農業に新たに取り組む方々の支援を継続していきます。
 <問い合わせ先>
   美里農業改良普及センター 先進技術班
  TEL 0229-32-3115
  FAX 0229-32-2225

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地域の農地と環境を守る 農事組合法人大江北が船出!

2014年10月27日 11時47分29秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 栗原市志波姫で平成26年10月5日,農事組合法人大江北が設立されました。集落全体で協業経営する「集落ぐるみ型」として栗原管内で2例目。構成員は22名,稲作や大豆を中心に経営し,地域農業の担い手として役割を果たしていきます。
 同法人は,平成19年2月に「刈敷大江北営農組合」を立ち上げ,法人化を視野に入れた各種研修会などを通じて,構成員の意識醸成を図ってきました。
 普及センターでは,平成25年4月から月一回の法人化に関する勉強会へ市や農協と参加し,組合員が法人化に関して主体的に考え,行動する手法(KJ法,集落全戸全員アンケート)を取り入れながら支援を行いました。
 同地区は,農地・水環境保全事業にも積極に取り組み,地域ブランド「栗原・めだかっこ米」の栽培に力を入れています。
 同組合の組合長であり,法人設立の発起人でもある菅原時夫さんは「地域内の農地,環境は自分たちで守っていく。そうした気概を持って新たな船出をしよう」と話し,構成員も決意を新たにしました。
 栽培面積は水稲が約22ヘクタール,大豆約17ヘクタールであり,今後は地域内外からの農地集積,作業受託を見込んでいます。また,周年雇用を可能とする園芸作物の導入や穀物乾燥調整施設の建設を予定しています。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9437
FAX:0228-22-5795・6144

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栗原のきゅうりが見事農林水産大臣賞受賞!

2014年10月24日 17時12分34秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成26年10月18・19日にみやぎまるごとフェスティバル2014の県庁会場で平成26年度宮城県農林産物品評会及び花き品評会が開催されました。栗原市からは83点(県全体で552点)が出品され,9名の方が受賞されました。野菜部門では佐藤豊氏(栗駒)のきゅうりが農林水産大臣賞,片倉栄治氏(瀬峰)のねぎが農林水産省生産局長賞を受賞されました。佐藤氏はきゅうり作り30年のベテランで今回が二度目の農林水産大臣賞受賞となり,片倉氏はねぎ作り4年目の若手のホープで見事農林水産省生産局長を受賞されました。
 今年は気象の変動も大きく,8月の曇天や秋の台風襲来などがありましたが,出品物は生産者の方々の日頃の努力が伺えるすばらしいものでした。
 各部門の展示コーナーでは,多くの方々が来場され,栗原産農産物の質の高さを知っていただく良い機会となりました。
 農業改良普及センターでは,今後も安心,安全で高品質な農産物生産に向けた取組を支援していきます。
  
部門・品目・受賞・氏名(地区)
野菜・きゅうり・農林水産大臣賞・佐藤 豊(栗駒), 
野菜・ねぎ・農林水産省生産局長賞・片倉栄治(瀬峰),  
野菜・ごぼう・知事賞2等・長谷川つか子(築館),   
野菜・トマト・知事賞3等・(有)サンアグリしわひめ(志波姫),
作物・水稲・知事賞3等・(有)耕佑(一迫),
果実・りんご・知事賞3等・佐藤光夫(高清水),
花き・シクラメン・金賞・千田 繁(金成),
花き・輪ぎく・銀賞・白鳥幸彦(一迫),
花き・ビオラ・銀賞・千田繁(金成)



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144

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宮城県農林産物品評会等に出品。仙南地域の特徴が出た結果となりました

2014年10月24日 14時36分24秒 | その他
 去る10月18日~19日,「宮城県農林産物品評会」,「宮城県花き品評会」が開催され,管内から数多くの出品があり,農林水産大臣賞はなかったものの仙南地域の特徴が出た結果となりました。

 農林産物品評会では県全体で357点の出品があり,当普及センター管内の農産物は5品目62点が出品され,6名の方々が受賞しました。中でも梨部門は上位3等を独占受賞したことや,さといもなど仙南地域の特産物が受賞できたことは,生産者の日頃の努力が形となって現れたものです。また水稲(うるち玄米)の部門でも2席につや姫が入賞しており,当地域での栽培にも適していることが伺える結果となりました。





 花き品評会では県全体で195点の出品があり,当普及センター管内からは切り花,鉢物,花壇苗計11品目35点が出品され,4名が金賞を,また4名が銀賞を受賞しました。花の産地である柴田町を主体として,角田市や丸森町の方も入賞しており,技術力の高さが改めて認識される結果となりました。



 残念ながら入賞を逃した出品物も,生産者の方々の日頃の努力が伺える素晴らしいものでした。各部門の展示コーナーでは,普段目にすることができない花々や見事な出来映えの農産物に,来場者は足を止めて写真を撮ったり,見入ったりする姿が見られました。
 普及センターでは,生産者の方々の技術向上に向け,今後も支援してまいります。



〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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今年もおいしい仙南米が出来ました。

2014年10月24日 11時23分01秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援
 今年の新米を、自然の恵みと農家の努力の結晶に感謝しながら味わう、新米試食会が10月2日、JAみやぎ仙南本店を会場に行われました。

 当日は、大河原地区各市町、地方振興事務所、農家組合運営協議会、農協の代表、担当者など60名以上が参加し,柴田地区で栽培された「ひとめぼれ」と、角田地区で栽培された「つや姫」を味わいました。今年産米は、概ね天候に恵まれ、品質、食味とも良く仕上がっており、「ひとめぼれ」の適度な粘り、バランスのとれた旨味、「つや姫」の艶、甘みが感じられて、とてもおいしいとの声が会場から聞こえてきました。

 また当日は、町内の幼稚園児28名も参加し、園児7名が、おいしい、甘いなど感想を発表し、用意されたおにぎりを口いっぱいに頬張るかわいらしい様子がみられ、会場は賑わいました。
 普及センターでは、これからも水稲の高品質安定生産へ向けた取組を支援していきます。

   
  新米のひとめぼれとつや姫

   
  子供と一緒に新米を味わう

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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