宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「石巻市北限オリーブ1500本記念植樹が行われました」

2018年06月13日 17時43分20秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援

 平成30年6月2日に石巻市北上地区で,石巻市北限オリーブ研究会主催によるオリーブの記念植樹が行われました。北上地区においてこれまで合わせて商品化の最低ラインとされる1500本のオリーブが定植されることを記念したものです。当日は子供たちを含む120人が参加し定植を行いました。
 オリーブの栽培は,北上,雄勝,河北,網地島の各地区で,農業法人,市や復興庁,石巻専修大学等で構成される同研究会が実証試験として取り組んでいます。オリーブは将来的に石巻市の特産品として期待されており,普及センターでは,病害虫の防除を中心に栽培を支援しています。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-1435 ,7612   FAX:0225-95-2999

 


今年も「いちじく」を植え付けました

2018年05月17日 17時28分24秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援
今年もいちじくを植え付けました。
 東松島市宮戸地区の「奥松島果樹生産組合いちじくの里(構成員9名)」では,復興水田において平成28年から,いちじく,もも,かきの定植を実施しており(平成28年1ha,平成29年1ha),今年度は4月27日(金)に70aのほ場へ240本のいちじくを定植しました。当日は好天にも恵まれ,組合員の他,東松島市,JAいしのまき,関係機関の協力の下,約40名により順調に作業が行われました。
 普及センターでは平成28年の最初の定植から,栽培指導と収穫物の利用方法の検討を実施しており,昨年は,平成28年に定植したもも,いちじくの試し収穫が行われ,周辺住民等に配り大変喜ばれました。今年度は昨年よりも収穫量は増加すると予想され,これから夏・秋が楽しみです。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 
TEL:0225-95-7612
FAX:0225-95-2999

津波被災地域の活性化に向けていちじくを活用した地域交流会を開催した

2018年02月26日 17時06分11秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援
 東松島市宮戸地区のいちじくは,津波被災地における営農再開の一環として,平成28年から植付けが始まり,今後は生産の拡大と併せて,地域活性化のための新たな地域特産物としても期待されています。このため,農業生産,観光振興等に関わる関係者を一堂に集め,いちじくを活用した試作品の試食を行う「東松島市宮戸地区のいちじく活用に向けた地域交流会」を開催しました。
 交流会には,今後いちじくを活用した事業展開が期待される市内の食品関係業者のほか,奥松島民宿組合,東松島観光物産協会他,関係機関・団体から34名が参加し,試作品を生産委託した東松島市内の3業者(ル・ニ・リロンデール,(株)オイタミート,パティスリージュリアン)から,ジェラート,ミートタルト,ソーセージ,タルト,クッキーサンド,パウンドケーキの計6品の試作品について説明を受け,試食を行いました。
 参加者からは「いちじくの風味が感じられる」,「ワインやチョコとの組合せが良い」などの評価をいただきました。また,加工試作を行った3業者からも「今後,商品化に前向きに取り組んでいきたい」との意見をいただき,地域特産品の開発を通じた地域活性化に向け,地域が一丸として取り組む契機となる交流会となりました。

ねぎ産地情報交換会を開催しました

2018年02月16日 17時45分57秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援
宮城県内のねぎの生産面積は、業務用需要の伸びを反映して近年増加しており、新たに大規模に生産に取り組む農業法人等も現れています。
 今回は、沿岸の復旧農地等でねぎ生産に取り組む農業法人の現場を視察し、生産者間で栽培方法について情報交換を行うことを目的に、平成30年2月6日に「ねぎ産地情報交換会」を開催しました。県内各地のねぎ生産者含め約120名の参加がありました。
 午前の部は、山元町の大規模園芸法人 株式会社やまもとファームみらい野で調製施設や定植機などの関連農業機械を視察しました。午後の部では、仙台市で水稲と園芸に取り組む農事組合法人井土生産組合で出荷・調製施設、低温貯蔵施設およびねぎの栽培ほ場を視察しました。その後、JA仙台六郷支店の研修室に会場を移し、視察した2法人のねぎの取り組みや栽培における課題・今後の目標などを紹介したのち、参加者から課題解決に向けたアドバイス、試験場から品種選定のポイントと土づくりに関する情報提供がありました。
 今後さらなる園芸振興を推進していくことを参加者と共有することができました。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

東北農政局の表彰事業で井土生産組合が表彰されました!

2018年01月05日 11時38分47秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援
                                     (中央が農事組合法人井土生産組合鈴木保則組合長)

東北農政局土地改良事業地区営農推進功労者に,農事組合法人井土生産組合が選ばれました。これは,土地改良事業を契機として,安定した営農の定着に向けて創意工夫を凝らした生産・販売に取り組む団体等に対し贈られるもので,12月20日に東北農政局にて,表彰式が執り行われました。
 組合では,仙台東部でいち早く区画整理に着手するとともに,水稲の省力化技術を積極的に導入し,労働力を立ちねぎなどの園芸作物に集中させて安定生産,品質向上に努めています。また,井土地区のコミュニティ再生の場として,収穫祭や「井土ねぎまつり」を開催しています。このような取り組みが評価され,今回の受賞となりました。
 おめでとうございます!

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

第3回仙台井土ねぎまつりが開催されました。

2017年12月14日 08時37分47秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援
 仙台市若林区の井土地区で,震災後に立ち上がった農事組合法人井土生産組合が,復興支援への感謝の気持ちを込めて,「仙台井土ねぎまつり」を開催しています。3回目となる今年は,天候にも恵まれて青空が広がり,約2,000名が来場しました。目玉イベントの1つであるねぎの収穫・詰め放題には約1,500名が参加し,自分で抜き取ったねぎを袋いっぱいに詰めて持ち帰っていました。子供連れの家族も多く,とても賑わっていました。
 普及センターでは,プロジェクト課題として平成27年度からこの取組を支援してきました。組合が人の集まる井土地区のコミュニティーの核となり,「仙台井土ねぎまつり」が地区の復興を盛り上げていくイベントの一つとして,今後も続いていくことを期待しています。

  

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

ICT利活用現地指導会が井土生産組合で開催されました

2017年12月13日 13時45分42秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援
東日本大震災の津波被災地域で復興に取り組む(農)井土生産組合では,復旧した約100haの農地をフル活用し,大規模土地利用型経営に挑戦しています。当組合では,ほ場を効率的に管理する必要があることから,県の大規模経営体育成支援事業を活用し,ICTシステムによる「農業の見える化」の実践により経営の効率化に取り組んでいます。
 平成29年11月24日,(農)井土生産組合を会場に,ICTシステムの開発者である富士通(株)から講師を招き,県内で同様のシステムを活用している農業法人を対象とした現地指導会が開催されました。指導会では,各法人の活用状況や各々課題等の発表があり,今後の改善に向けた積極的な意見がなされ,参加した農業法人にとって有意義な情報交換となりました。
 また,(農)井土生産組合ではグローバルGAPの認証を取得しており,「ICTシステムを活用して生産工程の管理に努めたい」と積極的に取り組む発言がありました。

   

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

「奥松島果樹生産組合いちじくの里」でいちじくの初収穫を行いました

2017年10月20日 14時59分38秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援

 東日本大震災で被害を受けた東松島市宮戸地区で営農再開に取り組んでいる「奥松島果樹生産組合 いちじくの里(構成員9名)」で、震災後植付けたいちじくが初収穫を迎えました。
 組合では、平成28年からいちじく、もも、かきを植付けており、このうち約10aのいちじくが実をつけ、当日は約12kgの果実を収穫できました。
 尾形組合長からは、農地の復旧から新たな品目への取組など、これまでの経過を振り返るとともに、地域の新たな特産物として育てていきたいとのあいさつがありました。
 当日は組合員のほか、JAいしのまき、東松島市、地方振興事務所の職員が集まり、収穫時期の見極めや、果実の等級、出荷に当たっての注意事項などについて確認を行い、丁寧に収穫作業を進めました。
 普及センターでは、栽培技術の指導のほか、いちじくを用いた新たな特産品作りなど地域の活性化につながる活動を通じて宮戸地区の復興を支援してまいります。


ねぎの緑肥施用に関する現地検討会を開催しました。

2017年08月31日 16時33分05秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援

 

 気仙沼地域では,農地復旧工事が行われたほ場でねぎが栽培されていますが,用いられた客土は有機質に乏しく,土壌の物理性と化学性の両面で大きな問題を抱えています。そこで,普及センターでは,緑肥すき込みによる土壌環境改善を目的とする実証ほを設置し,緑肥の導入拡大を図るために8月10日に現地検討会を開催しました。

 現地検討会では,雪印種苗株式会社の越智氏から「ねぎの作型に合った緑肥の選定と施用方法」,農業・園芸総合研究所の瀧主任研究員から「緑肥作物及びねぎの施肥技術に関する試験研究成果」について説明を受けた後,緑肥施用実証ほに移動し,普及センターから緑肥の生育状況について説明を行いました。

 実証ほの緑肥は9月にすき込みを行った後に土中で1ヵ月程度腐熟させ,土壌三相分布や土壌硬度等の調査を行います。今後,調査結果をもとに緑肥施用効果を検証し,生産者へ情報提供を行い導入拡大を図っていいく予定です。

 


平成29年度第1回石巻地域普及活動検討会を開催しました

2017年08月21日 11時36分02秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援

 普及活動の方法や内容など,今後の普及活動の効率化と効果的な方法を探るため,外部検討委員7名を招き「平成29年度第1回石巻地域普及活動検討会」を8月10日に開催しました。
 本年度は,東日本大震災後に設立された石巻市針岡地区の大規模土地利用型経営体の現況を視察した後,地区内の公民館において総合検討を行いました。
 出席委員の方々からは,経営面においては経営面積増加に伴う人材確保や農業機械の更新に伴う積立金等の財務管理,生産販売面においては施設園芸作物の坪当たり販売単価の向上などの御意見をいただきました。
  また,今回は「宮城県震災復興計画の発展期における普及指導計画の方向性」という項目を設け,今後の普及指導の計画や活動に対する御意見を伺ったところ,新規就農者の確保に向けた支援のレベルアップ,市場出荷だけでなく人との繋がりを持った販売環境づくりなど様々な御意見をいただきましたので,今後の普及活動や普及計画等の参考にしてく予定です。