宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

高品質のぶどう作りに向けて栽培講習会を開催

2013年05月27日 16時51分28秒 | ③安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
去る平成25 年5月21日,丸森町不動直売センター会員を対象に,ぶどうの栽培講習会を開催しました。
 直売センターでは,平成13年から水稲育苗ハウス等を活用したぶどう栽培に取り組み,紅伊豆やスチューベン,藤稔などの品種を不動直売センターで販売しています。生産量も次第に増加し,昨年度は直売センターで清滝ぶどうまつりを開催するまでとなりました。
 講習会当日は,会員12名と丸森町農業創造センター担当者が出席し,今後の栽培管理作業である摘房・整房等を実技指導をまじえて講習を行いました。
 ぶどうの摘房や整房は作業のタイミングや良否で果実の品質を左右する重要な作業です。

 参加者からは,ジベレリンの処理や新梢の管理方法等について質問が出されるなど,栽培技術向上の意欲が伺えました。
 今年度は今回の講習会に加えて,摘粒の時期にも講習会を行う予定です。適正な着果量で高品質な果実の生産を目指し,普及センターでは生産者の技術向上に向けた取り組みを支援していくこととしています。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

 被災した農漁家レストラン『慶明丸』が営業を再開

2013年05月27日 14時53分54秒 | ⑦農村地域の振興に向けた取組支援
 平成25年4月17日,農漁家レストラン慶明丸が,震災以前と同じ場所(南三陸町戸倉波伝谷)で営業を再開しました。
 店があった波伝谷(はでんや)地区は,津波ですべてを奪われてしまいましたが,オーナーの三浦さき子さんは,「ばらばらになってしまった集落のみんなが集まれる居場所を作りたい」と再建を決意し,震災から2年が経ちましたがようやく新しい店舗で営業を再開することができました。
 再オープンするまでには,グリーンツーリズム協議会の仲間や県内外のボランティアの方々,役場など関係機関の多くの助けを借りたということで,お世話になった人を集め,オープンイベントを大々的に行い,これから提供する予定の料理を振る舞いました。
 しばらくは,予約制で店を開くそうですが,三浦さんの頭の中ではすでに次のステップを考えているようです。<予約専用FAX番号 0226-46-9374>
 普及センターでは,慶明丸の新たなメニュー開発などの支援を行う予定です。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター
    地域農業班
 〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
       電話 0226-29-6044

町制施行50周年記念特別功労者表彰受賞 ~ 富谷町 おんないん会 ~   

2013年05月22日 14時17分29秒 | ②競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 5月3日(金),富谷町の町制施行50周年記念式典において,農産物直売会「おんないん会」(会長 小松明巳さん 会員25名)が特別功労者表彰を受けました。
 20代から80代までの会員23名で構成されるおんないん会は,仙台近郊の大型スーパー店内にインショップを設け,毎日新鮮な野菜を供給するほか,イベントなどでも野菜の販売を行っています。このたび,農業振興や後継者育成,食育推進の活動が認められ,特別功労者表彰を受けました。
  これまで計画的に野菜を供給するために計画をたて,栽培技術向上のための研修会やほ場視察を行って来ました。最近は加工班を立ち上げ,活動の幅を広げるべく様々な案を検討中です。
 普及センターでは,今後もおんないん会の生産体制の改善等に向け,支援を続けていく予定です。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


六次産業化志向若手生産者グループ仙台での販売会好調!

2013年05月22日 11時46分09秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 当普及センターで開催した六次産業化に関する研修会を契機に,20歳代から30歳代の既婚女性6名で平成24年1月に設立された生産者組織「Vegetable heart(ベジタブルハート)」は,「農村の暮らしをおすそわけ」というコンセプトで活動をしており,野菜や加工品の販売を通じて,農村の良さを伝えたいとの思いで,今後六次産業化に取り組んでいきたいとがんばっています。
 昨年度は,自分たちが目標とする経営方法を学ぶための一手段として,構成員がそれぞれの農園で生産した野菜や米,加工品の販売を計画し,数回の小規模な直売会へ参加したり,お歳暮セット等を販売しました。
 平成25年5月8日,「Vegetable heart」は,仙台市若林区で開催されている「御薬師さんの手作り市」に初出店しました。この市は毎月8日,県内外の出店者が150ブース参加する大規模なものです。グループ員は初めての大規模な直売会への参加でしたが,消費者への生産物・加工品の説明も丁寧にこなし,販売の手際も良く,持って行った商品を完売してきました。グループ員の持っていったトマトや大根,西洋野菜等はどれも新鮮でお客様が喜んでおり,また自家生産物で作った加工品もとても好評でした。
 「これほどの消費者と交流できるのははじめて。他のブースの商品も含めて,今後の商品開発にとても勉強になった。」とグループ員からの感想がありました。グループ員はこれからも積極的にこのような市に参加し,自分の経営に役立つ商品づくり,販売方法の勉強を学んでいく予定です。普及センターでは,このような活動の支援を今後も実施していきます。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班
    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


黎明中学校の田植え体験

2013年05月22日 11時31分13秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 大崎市の古川黎明中学校では,学校近くの農地を借りて「黎明田畑(れいめいでんぱた)」と名付け,農業体験学習を行っています。本年度で8年目を迎えるこの取り組みは,全学年のカリキュラムに取り入れられ,栽培から加工,文化祭での販売など,活動は年々広がりを見せています。
 平成25年5月16日に水田ほ場において2年生による田植え(うるち米,もち米)が行われました。また6月6日には3年生による,さつまいも,さといも等の植え付けと,1年生による大豆,枝豆の播種が行われる予定です。
 現地の栽培指導は,地元の元指導農業士を中心に,JAや普及センターが協力して行っています。
 今後は各学年の田畑委員を中心に栽培管理を行い,収穫物は文化祭での販売を予定しています。また,収穫した大豆で豆腐加工に挑戦するほか,お米は,西アフリカのマリ共和国へ国際支援米として贈られる予定です。年度末には,各学年の田畑委員が,活動に関わった農家,JA職員及び普及指導員を招いて,一年間の活動報告をする予定です。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班 
 TEL:0229-91-0727    FAX:0229-23-0910


美里4Hクラブで新規就農者歓迎会開催

2013年05月22日 09時14分17秒 | ⑤地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 美里地区農村青少年クラブ連絡協議会(美里4Hクラブ)では,平成25年4月26日(金),平成23年度以降に美里管内に新規就農した方10名と美里4Hクラブ員,市町職員,普及センター職員,総勢29名が参加し,毎年恒例の新規就農者歓迎会を開催しました。
 歓迎会では,美里4Hクラブ桜井会長からの4Hクラブの活動紹介,各参加者から自己紹介をして頂き,参加者がそれぞれ情報交換を行い,交流を深めました。参加した新規就農者からは,今後の農業への夢や,地域での仲間づくりを行いたいとの声があったり,4Hクラブ員からは,農業後継者としてのアドバイスがあったりと,大変有意義な時間でした。また,新規就農者の中には,その場で4Hクラブへの加入の意思表示をされる方もいました。
 普及センターでは,今後も4Hクラブの活動支援と新規就農者の就農促進に向けた支援を行っていきます。

<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 地域農業班
TEL 0229-32-3115
FAX 0229-32-2225


ソラマメ部会現地検討会を開催

2013年05月22日 08時44分09秒 | ①先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 

  5月15日(水)JA古川主催で部会員対象にソラマメの現地検討会が開催され,収穫までの防除方法と生育状況の確認を行いました。
  はじめに,大崎農業改良普及センターから防除のポイントについて説明し,その後,ほ場5ヶ所を巡回して生育状況や病気の発生程度を確認しました。草丈の伸びは50cm程度が平均でした。直播き越冬栽培で生育の早いほ場では80~90cmの生育となっており,茎数の平均は総本数7本,有効茎6本程度でした。
 初期に発生した赤色斑点病も防除されており,生育は低温傾向で経過したものの順調でした。出荷は6月10日頃から始まり,ピークは6月15日以降になると予想されます。
  普及センターでは,これからも生産者の技術向上を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


露地なすの畝たて同時施肥機の実演会が開催されました

2013年05月21日 13時43分17秒 | ④環境と調和した農業生産に取り組む経営体

平成25年5月16日に,露地なすの展示ほで畝立て同時施肥機の実演会が開催され,露地なすの生産者10名が参加しました。
 この展示ほは,作業の省力化を目的に,施肥・畝立て・マルチを同時に行うことができる機械を用いたもので,JA古川と普及センターが共同で設置しました。基肥には,追肥作業を省くことができるように,なす専用の緩効性肥料を用いています。
 実演会では,JA古川と普及センターから,展示ほの概要について説明した後に,(独)農研機構 中央農研 屋代幹雄上席研究員から畝立て同時施肥機について説明していただきました。生産者からは,畝立て作業がかなり楽になったといった声が聞かれました。
 普及センターでは,今後,土壌調査や収量調査を行い,露地なすの栽培管理技術の省力化に向けて,引き続き支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

 


6次産業化を目指して農家レストラン開業 ~おにぎり茶屋 ちかちゃん~

2013年05月20日 17時27分39秒 | ②競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 5月2日(木),仙台市若林区蒲町に「おにぎり茶屋 ちかちゃん」がオープンしました。このお店は東日本大震災による津波被害を受けた農事組合法人イーストカントリーが,復興の中で6次産業化を目指して開店したものです。長年,米を生産してきた経験から,自らが生産した米を,地域の方に最も美味しい状態で食べてもらいたいという思いを込めて,おにぎり等を販売しています。メニューは,おにぎりプレート(おにぎり2個,おかず,豚汁付き)500円や,米粉カレー(とん汁付き)600円の他,おこわやお餅,米粉のお菓子などが並んでおり,店内での食事はもちもん,お持ち帰りも可能です。
 開業にあたり,普及センターでは民間専門家のアドバイスも受けながら店舗コンセプトづくりや経営管理などの指導を行いました。また,県としても東日本大震災農業生産対策交付金により店舗建設の支援をしてきました。
 普及センターではイーストカントリーをはじめとした被災経営体の経営の復興に向け,今後も支援を続けていきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


仙台東部地区の水稲作付再開

2013年05月17日 15時33分50秒 | ⑧東日本大震災からの復興に関する支援

 仙台市では,津波被災農地1,800haの復旧工事が進められ,24年度の500ha復旧に続き,25年度再開予定地900haが復旧し,4月に水稲作付部分約600haの引渡しが行われました。
 若林区種次地区の農業者13名で構成する「南部実践組合」(相沢組合長)では,本年度引渡し農地70haのうち水稲作付を計画した27haの農地のがれき除去を進め,5月14日の移植作業の開始にこぎつけました。田植機は仙台市の被災地域農業復興総合支援事業で借り受け,「ひとめぼれ」及び「まなむすめ」の2品種を5月下旬までに移植完了する見込みです。復旧初年目であることから基肥は従来の半分程度にし,生育をみながら追肥等の肥培管理を進めていくことになります。
 今後は,JA仙台と連携し,本年度復旧した900haの水稲及び大豆の肥培管理指導を進め,従来と同等の収量及び品質を確保するように活動していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp