宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

抑制きゅうり品種説明会が開催されました!

2024年05月31日 13時04分57秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年5月22日にJAいしのまき主催の石巻市きゅうり生産組合令和6年産抑制きゅうり品種説明会が開催されました。10人の生産者が参加し、促成作の振り返りと抑制作の管理と品種の検討を行いました。

 促成作は、2月は高温、3月は低温という不安定な気候でしたが、全体的に乾燥傾向で推移し、収穫の山谷が少なく安定した出荷が行なわれました。抑制作へ向けては、昨年のような暑さを想定し、品種の選定や、定植後の管理を確認しました。

 普及センターからは、今後の管理と病害対策について情報提供を行いました。これからも巡回などを行いながら、高温対策や栽培管理の支援を行っていきます!

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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加工用ばれいしょやさつまいもを推進!石巻地域「ポテト通信」発刊!

2024年05月29日 11時05分19秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年5月27日、近年石巻地域で取組が拡大している加工用ばれいしょとさつまいもの生産現場のトピックスや技術情報等を紹介する「ポテト通信」を創刊しました。

 創刊号は東松島市の大規模法人のばれいしょ植付けの準備や植付けの様子、今後の栽培管理などが中心の内容です。

今後、地域内での取組拡大を期待しながら2か月に1回程度の発行を予定しています。

 

<連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班

 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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JAみやぎ登米そらまめ部会の現地検討会が開催されました

2024年05月29日 10時45分46秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年5月17日に、JAみやぎ登米そらまめ部会主催の現地検討会が開催され、部会員20名が参加しました。

 現地検討会では、生育状況や発生している病害虫などについて部会員と確認を行いました。その後普及センターから、病害虫が発生しやすい天候や時期に加え、より効果的に防除を行えるように、管理ポイントを説明しました。また、全農みやぎ園芸・生産振興課からは、今年の市場の動向や他産地の出荷量などについて説明がありました。

 早いほ場では5月下旬から京浜市場を中心に出荷が始まる見込みです。今年も良質なそらまめの出荷が期待されます。

 

 <連絡先>

 宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
 〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
 電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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えだまめの播種作業が行われました

2024年05月28日 17時07分08秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 気仙沼市本吉町表山田・三段田地区では、ほ場整備事業を推進するため推進委員会が設立され、地域農業の収益向上に向けて、高収益作物の候補として、えだまめ栽培を昨年度から取組んでいます。

 令和6年5月15日は地区の方々10名が表山田地区の試験ほ場に参集し、えだまめの播種作業が行われました。委員長からのあいさつの後、栽培担当者から播種方法について説明が行われ、この後、各々がマルチの穴あけ、殺虫剤散布、播種の係に分かれ作業を開始しました。最初は手間取った様子でしたが、次第にこつをつかみ、和気あいあいとした中で作業に汗を流しました。作業終了後は、今後の取組について打合せを行い、地域の連帯感、結束力を垣間見た感じがしました。

 今後、農地の利用や担い手への農地の集積などの話し合いを通して、地区の合意形成を図っていく必要があることから、普及センターでは引き続き地域の取組を支援してまいります。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606

 


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北浦梨の摘果講習会が開催されました

2024年05月28日 17時00分16秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 

 美里町の「北浦梨」は大正時代から続く特産品で、県内有数の日本なし産地となっています。

 JA新みやぎ北浦梨部会(部会員35人)は、令和6年産の高品質な果実生産に向けて、5月20日に摘果講習会を開催し、部会員等12人が参加しました。

 

 はじめに、美里農業改良普及センターから予備摘果の実施時期や残す果実の基準等の基本事項について説明し、次に実際に摘果しながら幼果の形や大きさ、着果位置などを踏まえた判断基準について参加者同士で意見交換を行いました。

 その後、JA新みやぎ小牛田営農センターに移動して講習会資料の説明や生育調査園地における発芽・展葉・開花時期の調査結果や気象経過、関東以西で注意報が発令されている果樹カメムシ類の生態や防除のポイント等について研修を行いました。また、今年度から普及センターのプロジェクト課題として取り組んでいる「ICT活用による栽培の『見える化』」の一つとして、なし園地内の気温や湿度等をリアルタイムに測定・確認できるモニタリング機器の設置及びデータ確認方法について情報共有を行いました。

 

 普及センターでは、引き続き高品質な果実の安定生産に向けた支援を行っていきます。

     

  ※画像提供:JA新みやぎ小牛田営農センター(部会事務局)

   

 

  <問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225

 


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ぶどう栽培講習会が開催されました!

2024年05月28日 16時33分08秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

仙南地域の丸森町や蔵王町などでは、生食用ぶどうの栽培が進められており、中でも「シャインマスカット」の作付が増加しています。大河原農業改良普及センターでは、これらの生食用ブドウの生産拡大を支援しています。

5月15日に開催された丸森町ぶどう栽培講習会では、今年初収穫を迎える新規栽培者を含め計19名が参加しました。普及センターは講師として花穂整形やジベレリン処理を中心に5月~6月にかけての栽培管理方法について説明しました。活発な質疑応答から参加者の生食用ぶどう栽培に対する意気込みが感じられました。

また、参加者同士の情報交換も行われ、地域を越えた横のつながりも強化された様子でした。

普及センターでは、今後も生食用ぶどうの適期管理について技術習得の支援を行っていきます

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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たけのこ料理講習会が開催されました

2024年05月28日 15時38分10秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 気仙沼地区生活研究グループ連絡協議会では、気仙沼管内にモウソウチクやマダケの竹林が多くあることから、地域食材としての活用について調理実習を通して検討するとともに、会員同士の交流を図るため、令和6年5月23日にたけのこ料理講習会が開催されました。

 当日は、24人のグループ員が参加し、たけのこご飯などたけのこを使った料理4種類を調理しました。グループ員同士でたけのこの切り方などを相談する場面が見られるなど、楽しく調理が行われ、完成した料理がテーブルに並べられると、食事しながら賑やかに情報交換が行われていました。

 気仙沼地方振興事務所林業振興部の職員からも、「竹林の活用事例について」というテーマでメンマの作り方などが紹介され、興味深く聞き入っている様子でした。

 普及センターでは、今後も本協議会の活動を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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さつまいも苗移植機の実演会が開催されました

2024年05月28日 14時21分19秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和6年5月17日に株式会社おひさま村の亘理町吉田ほ場を会場に生産者や関係機関10人が参加して宮城県園芸推進課主催でさつまいも移植機の実演会が開催されました。

会場になった株式会社おひさま村では、令和5年度に、GPS機能付きトラクター、マルチャー、専用の収穫機等を導入し、機械化体系による大規模化を図っています。今回の会場では、GPS機能付きトラクターでうね立てを行っており、等間隔のまっすぐなうねを作ることができました。

さつまいも苗移植機の実演会では、立ったまま苗を供給ホルダーにセットすると自動で設定した株間で植え付けを行っていきました。作業能率は手植えと同等ですが軽労化が期待されます。今回は、挿し苗の手直しが必要でしたが、機械に合った大きさの苗を用意することと畑の状態に合わせて機械を調整することで改善されるそうです。生産者は移植機を導入するうえで参考になっていました。

普及センターでは、今後も育苗、定植、収穫の作業を中心とした栽培技術の向上について支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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「グリーンな栽培体系」を目指して、ペースト二段施肥田植が行われました

2024年05月27日 17時10分19秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

 登米市は環境保全米の栽培が県内一盛んな地域です。

 昨年度は、「ペースト肥料の田植同時施用によるプラスチック被覆肥料の利用削減及び減肥栽培」や「ペースト肥料以外の非プラスチックコーティング肥料を用いた栽培」等、従来の環境保全米から一歩進んだ「グリーンな栽培体系」と生産者の選択肢拡大に向けた検証を行い、従来の環境保全米とほぼ同等の品質・収量が得られることを実証しました。

 今年度も、「グリーンな栽培体系」の普及拡大に向け、JAみやぎ登米、肥料・農機メーカーの協力のもと5か所の展示ほを設置しました。

 このうち5月20日の登米市豊里町の展示ほでは、「田植えと同時に、10a当たり2.1kgの窒素成分量のペースト肥料を3cmと9cmの深さに施肥」という設計のもと、最新式の8条田植機で田植を実施しました。

 当日はあいにくの雨となりましたが、大きなトラブルもなく、60aの田植えは約1時間で終了しました。また,「雨でも肥料補給が可能」というペースト肥料のメリットも確認することができました。

 今後は、定期的な生育等の調査でグリーンな栽培体系の検証を行うとともに、情報発信により普及拡大を図っていきます。

雨の中行われた田植えの様子

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 

 

 


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登米管内各園芸部会の総会が開催されました

2024年05月27日 17時06分35秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 JAみやぎ登米では、4月中旬から5月中旬までに花きを含む10部会以上の総会を開催し、普及センター職員もそれぞれの総会に出席しました。

 このうち4月19日に開催されたねぎ部会総会では、「昨年度の猛暑による品質や収量への影響もあったが、年間販売額は3,078万円と目標を達成することができた」と部会長からの挨拶があった後、議案審議が行われ、3議案全てが原案通り承認されました。最後に、令和6年度も「出荷規格の統一化」や「安定的な輸送経路の構築」等、8項目の基本方針に沿って活動していくことを部会員間で確認し、閉会となりました。

 普及センターでは,今後も各部会の活動について支援を行ってまいります。

(写真はなす部会総会の様子)

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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