言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

3月定例会一般質問

2013年03月08日 | Weblog
一般質問が無事に終了しました。

来週は、総括質疑と常任委員会がありますので、週末には議案等の復習をしなければなりません。

以下は質問原稿です。

昨年は、石見銀山遺跡とその文化的景観が世界遺産に登録され5周年という記念すべき一年でした。大田市としては、初の試みとなる大型観光キャンペーン「石見銀山ウオーキングミュージアム」を展開され、キャンペーン期間中には様々な記念イベント並びに企画事業が催され、大田市民はもとより、訪れた観光客に当市の素晴らしさ・魅力が伝わったのではないでしょうか。
官民挙げての実行委員会を事務局として支えられた担当部署の皆様のご労苦を労い、敬意を表する次第です。現在も、このたびの取り組みの検証にあたられていらっしゃることでしょうし、この大型キャンペーンによって得られた成果と実績を今後十二分に生かされるものと期待しています。
さらに、世界遺産登録5周年記念事業の感動と興奮冷めやらぬ中、本年は三瓶山が大山隠岐国立公園に指定され50周年という大きな節目を迎え、様々な記念事業が予定されています。先日の三瓶花火大会は、そのオープニングイベントとして開催され、三瓶山の早春の夜空を彩る花火、そして大勢の人出と賑わいは、これからの記念事業の大成功を予感させる、いや確信が持てるようなイベントでした。引き続き、実行委員会の皆様をはじめ、所管される職員の皆様のご活躍を祈念いたします。

さて、大田市の観光振興を推進する上で、世界遺産石見銀山と国立公園三瓶山という最も核となる観光拠点を有機的に結び、滞在型周遊観光を目指すことは至極当然であり、申し上げるまでもありません。新観光計画においても、しっかりと明記されています。
そこで、以下の3点についてお聞きします。
1つ目は、先程申し上げました2つの観光拠点、石見銀山と三瓶山を結ぶルートに関しての見直しです。この件については、過去にも先輩同僚議員が一般質問で取り上げていらっしゃいますが、石見銀山大森地区を出発し、県道大田桜江線を通り栄町交差点から国道375号線・川合町交差点から瓜坂川合線、最後に三瓶公園線という、非常に遠回りで複雑分かりにくい現在のメインルートを見直し、最短で、分かり易い市道川合久利線の抜本的な改良を基本とした県道銀山三瓶線の実現を目指し、新たなメインルートとして確立すべきではないでしょうか。来年には、大田市で初めての山陰道の一部・高規格道路が湯里福光間が開通する見込みであり、温泉津・仁摩・大森・三瓶と大田市内の一体的な観光連携に寄与するものと考えますが、所見を伺います。

その道中、三瓶山と石見銀山大森地区との中間地点、すなわち川合町には、石見一宮物部神社があります。物部神社の本殿は島根県指定文化財の建造物であり、八百山を背にした荘厳で威厳に満ちた春日造りは、県内では出雲大社に次ぐ大きさで、訪れる者を圧倒します。この物部神社は、本年、社殿創建1500年を迎え、古事記編纂よりも更に200年遡る程の歴史を有するものです。大田市の貴重な観光資源の1つとして、観光施策上、もう少し、位置付けを明確にすべきではないかと、地元民としては考えますが、いかがでしょうか。2点目の質問といたします。

最後に、これまでも取り上げて参りました、教育旅行の受入れ体制の推進について、現在の取り組み状況を伺いまして、登壇しての質問を終わります。

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