言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

許されぬ暴挙について

2009年06月30日 | Weblog
 市議会議員の許されぬ暴挙について。
 
 ある一部の議員が新不燃物処理場の一連の騒ぎに対して考えられぬ行動を企てられました。建設予定地の一部の地権者が立ち入りを拒否して遅々として進まぬ状況を見て、建設予定地の変更を市長に上申しようとされました。担当課は休日も返上して頑張っているにもかかわらず。

 確かに反対派による過激な活動で市役所の担当者も行き詰っている状況を考えると、現状を打開するために議会人として何かしらの対応をしなければなりません。 しかしながら、大田市議会が全会一致で、しかも自らも適当と認めた候補地を一部の反対者の機嫌をとるために候補地の変更をしようなど絶対に許されるものではありません。二枚舌、パフォーマンス・大衆迎合にも程がありゃしないでしょうか?
 
 今、我々がしなければならないのは、反対者の意見をじっくり聞き、我々が建設予定地として適当だと認めた議論の経緯を丁寧に説明し、尚且つ建設される新不燃物処理場が全国に誇れる安全な施設であることを理解していただくことではないでしょうか。市長をはじめとする執行部が同様に繰り返し理解を求めてはいるものの、全く前進しない様子をみると、反対者の強い意志が分かります。そうであっても、我々は諦めずに執行部と一丸となって説得しなければなりません。例え相手が道理が通らない偏屈者であっても・・・。

 今回の動きは、議会人としての資質を疑います。市民の声に耳を傾けることと、パフォーマンスのために迎合することとは全く違います。市政発展を目指し、市民の幸福を実現するため、市民に説明することが我々の責務であり、時には、市民に理解を求めるために議論を交わし説得することもあるかもしれません。
 このような非常識な議員に対して、毅然とした態度で向き合い、しかるべき対応をしなければなりません。
 6月議会・採決時の矛盾した行動といい、昨年の「医師・看護師確保対策」での勇み足といい・・・いい加減にしてよ!!共産党大田市議団さん。




 

子育て理想都推進会議

2009年06月29日 | Weblog
 平成21年度初めての「大田市子育て理想都推進会議」が開かれました。
 
 まずは、各団体からの代表が代わられたため新任の方に市長からの委嘱状が手渡されました。市長の挨拶をいただき、議事へと移りました。

 本年度は「次世代育成支援行動計画後期行動計画」策定の年であることから、その内容について4回に渡って会議が開かれ、議論・検討していただくことになっています。また、保育所整備計画についても併せて議論されることになっています。

 気づいた点を一つ。初めての方も多いことから、会議の趣旨を丁寧に説明されてから議事に入った方がよかったのではないでしょうか。そして、それぞれの立場からしっかり意見していただき、提言していただくことが「子育て理想都おおだ」の実現につながることだと委員さんに自覚してもらい、会議の重要性を認識していただくべきではなかったのではと思います。
 欠席の委員さんも目立ちました。このような会議は、市政に対する市民参加の少ない機会の一つです。大切にしていただき、市民代表という自覚を持っていただきたいと思います。

学校現場

2009年06月26日 | Weblog
 先日のブログにこのような書き込みをいただきました。

「学校の対応ですが そう感じるのは 遅すぎます。いま 特に教諭になにが起こっているか ご存知でないようですな~ まずは目先のことで 精一杯で 余裕がありません。そして 子供に 心で接することができない教諭が 多く見受けられ その結果 子供でいえば 登校拒否気味な教諭も大田にも 数人おられます。そのことから言えば 余裕がなく 他のことなど 上の空のです。だから、学校も そういう態度に なると思います。」

 再度申し上げますが、ほとんどの学校はきちんと丁寧に対応していただきました。むしろ、新学習指導要領で時間数が限られている中、時間を割いて絵や作文をお願いすることなので心苦しくさえ思っています。ただ「郷土愛」を育む事業であることをしっかり説明しなければ・・・と思い直接お邪魔してお願いしてきたのです。

 さて、「今、教育現場で何が起こっているのか?」この件について、いろいろとお話をお聞きします。長男が小2ですから私自身も少なからず学校にも行っています。担任の先生とのコミニュケーションもきちんとできている方ではと思っています。先生の方はどう思われているか分かりませんが・・・。
 
 近年、「ゆとり教育」からの転換で新学習指導要領が公示され、数年内に本格実施されることになっています。時間数が増え、学校行事も目白押し、教員の労働時間は際限なく、その上、免許更新制度も施行されました。
 ある学校関係者との話ですが「地元出身の教員が減少し、出雲地区からの教員が多くなってきた。地域の風土や風習、環境に慣れるのには時間がかかる。慣れた頃には異動。ある程度、地元出身の教員を必要とするが、思うように教員が獲得できない」とのこと。
 学校、教員、児童・生徒を取り巻く環境は様々な問題に直面しています。大人にとっては徐々に解決していけばいいと思うかもしれませんが、子どもたちにとってはかけがいのない一度きりの学校生活です。待ったなしの気持ちで取り組まなければならない課題です。





学校

2009年06月24日 | Weblog
 大田市青年協議会主催「いきいき夢大賞」の募集要項・ポスターを持って、市内の小中学校をまわってきました。
 事前に校長会で説明させていただいており、毎年各学校にお願いしています。

 その際、各校の対応が様々で、ほとんどの学校はきちんと丁寧に対応していただきましたが、まともな接客すらできない学校もありました。
 私は、校長先生もしくは教頭先生を訪ねていきましたので、ご不在の場合は窓口に出られた先生か事務の方に託けさせていただきましたが、ある程度趣旨説明をしなければと思いお話をするのですが、迷惑そうにされました。また、あいさつすらまともにできない方もいました。

 学校は集団生活を身につける場であり、対人関係を習得する場でもあります。もちろん家庭における躾が第一ではありますが、学校関係者は子ども達の模範となる身近な大人として自覚していただきたいと思います。





賛成討論

2009年06月23日 | Weblog
 議会最終日に議案第398号「財産の取得」(「さんべ荘」など財団法人大田市保養施設管理公社が所有する財産を6億9951万7500円もの巨額の市費を投じて取得するもの)の賛成討論をしました。いろいろな意味で市民に対して説明をしなければならない案件で、しっかり議会の中で審議したことお伝えしなければならないと思い、賛成討論をしました。賛成とは言いながらも、過去の失政の後始末ですから、議員誰とて諸手を挙げての賛成ではありません。以下、お読みいただき皆様のご意見をいただきたいと思います。


 私は、提案されております議案第398号財産の取得について、賛成をする立場から意見を申し上げます。

 本案件につきましては、既に議員各位におかれましては、一昨年より全員協議会の場を主として断続的に議論を重ね、経過についての詳細は本会議においても、提案理由の中で述べられておりますのでご承知のことと存じます。このたび取得いたします「国民宿舎さんべ荘」、「索道」、「ミラドールさんべ」、及び「西の原レストラン」につきましては、財団法人大田市保養施設管理公社が所有し、来る平成22年1月末をもって同公社の解散に伴い、大田市が6億9951万7500円もの巨額の市費を投じて取得するものであります。
 これについては、過般3月の定例議会におきまして承認されています本年度予算の「三瓶活性化事業」12億879万8000円に含まれていることから、ことさら、賛成討論をするまでもないとお思いになられる方もあるやもしれません。しかしながら、表記事業名からは想像にすら及ばない、長年の懸案、過去の清算という側面をもつ観点から、市民に対し明確に説明する責務を果たすべく議会人として賛成討論を行う次第でありますので、ご理解賜りますようお願いします。

 さて、三瓶山は、当時、三瓶地域の方のみならず、市民あげて切望し、多くの関係者、また諸先輩方のご尽力により、昭和38年4月10日に蒜山(ひるぜん)、島根半島、隠岐とともに大山国立公園内に編入され、島根県とりわけ大田市をはじめとする県央地域における観光振興の柱・シンボルとして脚光を浴び、県内外から多くの観光客の来訪を賜り、現在に至るまで、大田市の観光振興の牽引役として、その重責を担ってきたことは申し上げるまでもありません。そして、その時代時代のニーズに応じて道路基盤をはじめとする諸施設の開発整備がなされてきました。その施設の受け皿の中核として、三瓶観光を支えてきましたのが、昭和41年8月に設立された現在の同公社の前身である財団法人大田市開発公社であり、その後、幾多の変遷を経て昭和49年4月より財団法人大田市保養施設管理公社として体制を整え、三瓶山における観光振興、諸施設の管理運営を行ってまいりました。

 ご存じの通り、三瓶山は、豊かな自然・景観・温泉など多彩な魅力を持ち、年間を通し、四季折々のレジャーや自然体験、慌ただしい日常から解放された潤いと癒しなどを目的に、たくさんの方に来訪をいただきながらも、誠に残念ながら、周辺施設との連携が不足し、十分にその魅力を伝えきれていないという現状があります。
 大田市の産業振興を全市的な視点で捉えたとき、観光とそれに付随する第一次産業をはじめとする関連産業への波及は、まさに大田市の将来を左右すると言っても過言ではありません。記憶に新しい平成19年7月に世界遺産登録となりました石見銀山遺跡と、この三瓶山の活用は、衆目の一致するところであり、大田市民、誰もが期待しているところであります。

 ところが、合併前の旧大田市から引き継いでいる長年の課題でありました同公社の財務問題は、今まで思い切った抜本的な対策が打ち出せず、その課題がズルズルと尾を引き、公社の再生とは程遠い、今のような手の施しようもない状況を作り出したことは否めない事実であり、この責任は、公社を監督する市執行部のみならず、監視すべき理事を選出してきた市議会の猛省すべき点ではないでしょうか。本来であれば、合併時までに、きちんと整理・処分していなければならない類の問題であり、遅きに失した感は否めないながらも、先に施行された財政健全化法によって、これ以上先送りにできないという点からも問題解決に向け取り組むには今しかないと大英断を下された竹腰市長、さらには、期限が迫っている過疎法のもと、有利な財源を求め、できる限り大田市財政を圧迫することなく、過疎債の適用を受けるために島根県と厳しい協議を重ねられた現執行部の皆様のご尽力に対しては敬意を表するものであります。とはいえ、今後は、行財政改革を推進する、あるいは、これから大きな事業を抱え、逼迫するやも知れぬ大田市財政を懸念する視点からは、新たな財産取得に対しては、毅然とした厳しい姿勢で臨むべきと、ここで申し添えておきたいと思います。

 このたびの財団法人大田市保養施設管理公社の財産の取得は、昨年策定された「大田市新観光計画」に基づき、大田市の産業施策として観光振興・交流人口拡大に責任をもち、将来にわたり三瓶山を国立公園として未来の子どもたちのために守り続け、また大田市民のふるさとのシンボルとして全市民に愛され、更には石見銀山遺跡と三瓶山という、この両輪の活性化なくして大田市の未来は描けないと広く市内外へ発信するものであり、竹腰市長の強いリーダーシップを発揮された大きな決断であると重ねて評価するところであります。
 「自然、歴史、ひとが光り輝く、誰もが住みよい県央の中核都市」大田市実現のために、この大田市新観光計画を「有利な財源を得るための手段」すなわち「絵に描いた餅」にせず、着実に一つ一つ具現化していただきたいと思います。そのためには、今後の三瓶観光に向けた取り組みを三瓶地区住民を中心とする市民との協働のもとで、強力に推進していただきますことを切にお願いして、本案に賛成する立場から意見を申し上げ、議員各位のご賛同をお願いいたしまして、賛成討論といたします。

政治講座

2009年06月22日 | Weblog
 昨日、自民党青年局「政治講座」が開催され、石東ブロック(大田・邑智)の青年層にお集りいただき研修会を行いました。
 講師は、参議院議員の佐藤信秋先生と石井準一先生。佐藤先生は国土交通省OBの全国比例区、石井先生はハマコーさんの秘書をされ、その後千葉県議会議員を5期務められ、千葉選挙区から参議院議員になられました。
 研修会では、お二人の国政報告を聞いた後、意見交換を行い、地方の苦しみ、青年の厳しい現実、現在の不満と今後に対する不安を率直に意見される方がありました。
 その意見を聞きながら、地方議会に対しても同じことが考えられ、しっかり市民の声に耳を傾ける必要があると強く感じました。

議会報告2

2009年06月19日 | Weblog
今議会では、3回の全員協議会(以下、全協)が開かれました。
初日の全協については既にお知らせしましたので、2、3回目の内容を書きます。

10日の全協は、計画が3本と最終日に追加提出された補正予算案の事前説明がありました。計画は、
 1、大田市地域福祉計画
 2、大田市障害福祉計画
 3、大田市高齢者福祉計画
です。
福祉業界に身を置くものとして、この3計画は重要なものです。
障害者の支援費制度と高齢者の介護保険制度は毎年制度変更や改正があり複雑化してきています。ともにサービス提供者との契約によりサービスを受けることができるのですが、制度が複雑すぎて理解しにくく大変です。市民に分かり易く説明し、制度をしっかり理解していただくようにしなければなりません。

最終日の全協は、大田市学校給食センターと石見銀山遺跡の範囲拡大についてでした。
学校給食センターについては、既存の施設が老朽化著しくまた衛生的にも旧式の調理場ということもあり、新センターの建設を、PFI方式を含めて検討してきていました。一昨年の行政視察では、この件で佐賀県の伊万里市へ行ってきました。しかしながら、あらゆる角度から検討した結果、PFI方式は断念することにし、建設予定地を3か所に絞り込みました。候補地は、現東部給食センター、大田市駅北側、川合町の旧川合中学校跡地の3か所です。





議会報告

2009年06月18日 | Weblog
 今議会より、一般質問のみではありますがケーブルテレビで放映されることになりました。傍聴者だけではなく、広く市民に本会議の様子がわかっていただけるなら喜ばしいことです。これにより、質問の内容や質問者(質・技術)が良くなっていくことを望みます。来月下旬から放送されるそうですのでご期待(!?)ください。

 今回の目玉は、何と言っても「三瓶観光」関連ではなかったでしょうか。「さんべ荘」等の設置・管理条例や「三瓶温泉」の泉源に関する条例、そして「さんべ荘」「リフト」「ミラドールさんべ」「西の原レストラン」を大田市保養施設管理公社から大田市が財産取得しました。
 これらの件については、議員誰しも諸手を上げて賛成はできませんでした。公社の解散や債務負担、資産の取得など多額の市費を投じなければなりません。ましてや、今まで、市長が理事長、議会から3人もの理事を選出していながら、理由はどうあれ解散せざるを得ないような苦しい財務体質であったこと自体許されるものではありません。しかし、これ以上先延ばしをすれば、状況は悪化するばかりで、できる限り市財政に負担をかけないような処理をするには今しかないと判断し、断腸の思いで整理・処分の決定をしていました。

 さて、この議案についてですが、共産党の議員は常任委員会での採決には賛成しておきながら、本会議では反対をしています。全く理解できません。議会の場をどう考えているのかわかりません。もう少し常識的な行動をしていただきたいと思います。議会を愚弄するようなことを続けるならば、長い間公社の理事をしていた同党の先輩議員を参考人として招致しますよ。


6月定例議会閉会

2009年06月17日 | Weblog
議会開会中の間、ブログの更新をしていませんでした。
申し訳ございませんでした。

昨日で6月議会も終了しました。
初日に上程された議案は慎重審議を行い、全て可決されました。
なお、最終日には、追加議案として、6億9000万円余りの補正予算が提出され、可決されました。内容は、政府の緊急経済対策に伴うもので、財源は、国からの経済対策臨時対策交付金として98%の補助率です。
主な事業は、

新エネルギー導入事業(太陽光発電システム補助など)1722万円
旧三瓶高原ホテル解体 4300万円
AED整備事業 938万円
三瓶温泉泉管敷設事業 1億2000万円
学校情報通信技術環境整備事業(725台のパソコン設置) 1億3980万円

であります。

これから数回にわたって6月議会のお知らせをいたします。







七色まつり

2009年06月06日 | Weblog
 明日6月7日(日)10:00から、私の勤めている高齢者介護施設の七色館にて「第5回七色まつり」があります。
 当日の催しは、大田小学校のファンファーレバンド部の演奏、千原神楽、ビンゴ大会、そして豚汁やピザ、たこ焼きなどお楽しみがいっぱいのイベントです。
 お時間のある方はお越しください。