言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

お知らせ

2008年10月28日 | Weblog
 明後日10月30日(木)夜7時30分から川合公民館において市政報告会を開催します。ブログをご覧いただいている皆様でお時間の許される方はぜひ話を聞いていただきたいと思います。

食の安全について

2008年10月27日 | Weblog
 最近、食の安全についての報道が目立ちます。中国製の輸入食品ばかりではなく、日本の大手食品メーカーの製品にまで異臭騒ぎや防虫剤の混入などの事件が起きています。中国産冷凍ぎょうざ事件以来、中国製などの輸入製品に対しての安全性に疑問を持ち、国内製品の安全性を再評価されている矢先、こういった問題が起きてしまったことは残念でなりません。製造者である企業側の倫理性が最大の問題ではありますが、経済至上主義に追随した日本国民にも責任がないわけではありません。また、外見ばかり気にし過ぎて、内実を確かめない消費者にも責任はありはしないでしょうか。野菜ひとつをとっても、形、大きさ、虫食いなどの見てくればかりが商品の価値をあげるのではなく、有機・無農薬などの安全性も消費者は考えなければなりません。
 食の本質は、自給自足が大原則であると私は考えます。現代においてそんなこと不可能だとは十分承知しながらも、地産地消や産地直送など消費者と生産者の顔が見える食生活になることが重要ではないでしょうか。ここらへんが、地方の復活・再生のカギであると思います。
 

救急医療を守れ!!

2008年10月23日 | Weblog
 東京で痛ましい事故(事件!?)が発生しました。妊娠中に脳内出血を起こした女性が都立墨東病院など7病院に受け入れを断られた後に死亡した問題です。あれだけ医療機関が充実している大都市・東京でも残念ながら起きてしまいました。島根のような地方においては限られた救急医療施設のため、受け入れ拒否などの事例は少ないのですが、選択肢が多様な大都市が抱える特有の問題かもしれません。むしろ、地方は医師の絶対数が不足しているため根本的に医療過疎という問題が深刻です。
 さて、昨日はそういった問題を広く市民に知っていただくために市内3か所のスーパーで街頭活動を行いました。「安心して救急医療を受診できるためにご協力を!」というビラを作成し、市役所の担当職員、市立病院の看護師さん(忙しいのに)と共に買い物客に対してお願いしました。立ち止まって話を聞いていただいた方もいらっしゃいました。
 3月議会の一般質問で取り上げた私としては、執行部が医師・看護師確保に向け奔走する一方で、こういった啓蒙活動に取り組まれた事は評価しなければなりません。今後、11月、12月にも同様の街頭活動を行う予定です。

サッカー交流

2008年10月20日 | Weblog
 昨日は10月下旬とは思えない陽気(というより暑い)でした。そんな中、息子のサッカーチームの保護者さん達と共に、出雲・浜田養護学校高等部のサッカーチーム「青空」さんと交流試合をしました。「青空」のコーチさんが「社会人の皆さんは上手だから胸を借りるつもりで・・・」とおっしゃっていましたが、運動不足の私はピッチに立っているだけで汗ビッショリになり、とにかく倒れないことだけを心掛けてプレーしました。20分ハーフの練習試合ですが、20分があんなに長く感じたことは初めてでした。健康のためにも(メタボリックにならないように)日常の運動は大切ですね。
 「青空」チームの選手たちがボールを一生懸命追いかける姿は清々しく感動しました。大田市にも来年度から邇摩高校の空き教室を活用して、出雲養護学校高等部の分教室がオープンします。来年はそちらに通う生徒たちも一緒にプレーできればと考えています。
 
 ちなみに、今日は筋肉痛で階段の昇降がキツイ・・・!!

行政視察報告

2008年10月17日 | Weblog
 14日~16日まで総務教育委員会の行政視察に行きました。視察先は、埼玉県戸田市の①政策研究所と②戸田市立芦原小学校、そして長野県諏訪市の③CATVを使った防災行政でした。
 ①戸田市政策研究所は、政策秘書室が主体となり市長から諮問された事項の調査・研究、政策立案をするための組織をつくり、市長直轄のシンクタンクのような機関でした。議員よりも執行部側の行政職員が視察すべき内容でした。
 ②芦原小学校は、地域の公民館と小学校が一体となって運営されているような造りで、大田市内にも数か所みられる施設です。全国的には(特に地域との関係が薄れた都市部では特に)学校教育と社会教育との融合・連携が見直されていますが、芦原小学校は校舎を地域の方に開放し、積極的に学校教育に携われるよう学校と教育委員会が努力されていました。地域が抱える課題が違うとはいえ、現在、大田市は学校統合と公民館から「まちづくりセンター」への移り変りをスタートしています。時代の流れに逆行してはないかと考えさせられました。
 ③CATVを防災に活用されている諏訪市は、幾多の災害(諏訪湖の氾濫・土砂災害)を繰り返されたため、市民のために情報の収集と伝達に力を注いでいました。システム的には、大田市が取組み始めているCATV事業の方が優れているようでしたが、今後の大田市を考える上で、かなり勉強になりました。

自殺について

2008年10月12日 | Weblog
 近年、年間3万人を超える方が自殺で亡くなられていることは、大変痛ましいことであり、深刻に受け止める必要があります。さまざまな理由で自ら命を絶たれるのですが、自殺は個人的な問題としてのみとらえるべきものではなく、その背景にはいろいろな社会的要因があること忘れてはなりません。政府においては、自殺対策基本法に基づき、自殺の防止及び自殺者の親族等への支援の充実等を図るなど、自殺対策の総合的な推進を図っていますが、自殺者数は増える一方です。
 先日、上京した際に、私が国会議員の秘書を務めていた時に、役所からの出向で一緒に仕事をしていた方と会いました。現在、内閣府の自殺対策担当参事官という肩書です。「政府としても都道府県と連携を密にしながら自殺対策をしているが、増加傾向に歯止めが掛からない。今後は市町村を含めて、各省庁の垣根を越えて対処します」とのことでした。
 前述したように様々な理由で自殺されますが、精神的なケア、いじめ問題に対しての教育的ケア、経済問題に対しての法律的ケアなど考えられることを総括的に対処しなければなりません。
 誰一人として、自分だけの命ではないのですから。

快挙!

2008年10月08日 | Weblog
 ノーベル物理学賞に日本人から3人の方が受賞されました。小林誠さん、益川敏英さん、南部陽一郎さんのトリプル受賞です。本当におめでとうございます。久々に日本国民にとって嬉しいニュースであり誇りに思います。
 ところで、6年前に小柴さんが受賞された時も言われていたことでしたが、「日本の研究者も捨てたものじゃない。世界に通用する研究をしている」と。とは言いながら依然として優秀な学者・研究者は海外へ流出しています。南部さんもアメリカ・シカゴ大名誉教授です。潤沢な研究資金がないことも大きな理由でしょうが、それ以上に研究者・技術者の地位向上に努めなければなりません。もう一つは、学生の理数教科離れを止めること。優秀な理数系の学生をしっかり確保し、日本の研究者・技術者の底上げをしなければなりません。
 日本の国力回復は、この点に懸かっているのではないでしょうか。


CATV説明会

2008年10月04日 | Weblog
一昨日、川合町において自治会長・共聴組合代表者のためのCATV事業についての説明会が開催されました。すでに新聞報道されていますように、大田市情報化推進計画に基づき市内全域に光ケーブル網を整備し、それを活用してのCATV事業を行うものです。今回は、加入促進のために各自治会に入って説明会を開催するので協力要請をし、また、加入者補助についての詳細説明をされました。質疑の中で、自治会館・集会所に対しての設置補助はどうするのか?というものがあり、それらの施設は公共性・待避所としての機能があるので今後の検討課題ということとなりました。これから市内各地での説明会が始まります。できれば、みなさんに出席していただき、沢山の意見を出していただくことでより良い事業となると思われます。市民で作り上げていかなければなりません。

9月議会終了

2008年10月01日 | Weblog
22日間の9月議会が終了しました。

さて、議会終了後、たいへん残念な出来事がありました。
私は保守系議員として「新生会」という会派(!?)に所属しています。これは、合併後の選挙で当選してからも旧大田市から保守系会派として引き継いでいたものです。その会派を二人の先輩議員が離脱されることになりました。理由は来る衆議院選挙時における対応方です。会派幹部が示した方針に従えないとして、退会届を出され受理されました。
この「新生会」ですが、いったい何を目的に集まっているのか私自身も分からなくなりました。市長の進める市政に対し保守系議員として時には支え、時には意見しながら市政発展を目指すことが目的なのか。それとも、ただ保守系だから自民党を支持・支援するだけのことなのか。
我々市議会議員が課せられた責務は、ただ一点「大田市政発展」であり「市民の幸福」であります。決して自民党のためでもなければ、民主党のためでもないはずです。ただし、課せられた責務を達成するがために、時の政権与党を支持することで、市の財政運営が楽になったり、市民生活が幸福になるのであるならば全力を尽くして選挙も応援しなければなりません。個人的な政治信条に沿って国政選挙に携わることも必要な場合もあるでしょう。しかしながら、国政と市政をごちゃごちゃにして、議会運営をされることは本末転倒と考えます。より良い大田市建設のために議員が政策集団として共に行動することが求められているのではないでしょうか。