言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

卑怯者2

2015年06月19日 | Weblog
前回は政府が進める「地方創生」の裏の顔を卑怯と罵った。

まだまだ政府が卑怯者の顔に見える政策がある。

一つには「地域医療構想」の策定義務である。

医療費の抑制と在宅医療への移行を進めるために、都道府県は2025年時点での望ましいベッド数(病床数)を示さなければならない。

ちなみに島根県全体における必要病床数は2800床削減し6400床が適数とはじき出され、大田圏域は65%減の233床という厳しいものとなった。

現在、新病院を建設計画中の大田市としては、計画に水を差された格好になる。

一方的に突き付けられた数字は、地方の病院は無駄であり、田舎者は適切な医療を受けることなく臨終を迎えろと言わんとしているような気がしてならない。

上昇し続ける医療費に対し、これまで小手先の策しか施さず、抜本的な改革をしてこなかった国の責任を地方に擦り付けるのは卑怯である。


そして、二つ目は安保法制である。

自民党は結党以来「憲法の自主的改正」を「党の使命」として掲げてきたはずである。

本来ならば、安保法制に向け解釈改憲などという小賢しい手を使わずに、正々堂々と憲法改正に向け国民的議論を進めるべきである。

9条アレルギーの政党に対し、正面から議論を挑み、言論の府としての責任を果たすべきではないか。

9条堅守の政党も違憲だと揚げ足取りにだけ精力を注がずに、自衛隊の存在と国際社会への責任を明確にすべきではないか。

日本国憲法が施行されてから70年足らず経つが、国際情勢や社会情勢は大きく変化し、憲法自体が国民を守りきれず、不磨の大典ではなくなってきていると考える。

社会構造の変化や技術革新などにより新たな権利も生じてきていることから、それらを保障する必要性は誰しも感じてきているはずである。


兎にも角にも、今の国のやり方は卑怯である。




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1 コメント

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敬意! (グラン)
2015-06-20 13:58:45
なかなか自民党系地方議員として勇気ある発言!
敬意を表します。

その発言こそ、自民党地方議員としての真っ当な発言!

黒い右翼の闇組織!「日本会議」に所属する、薄汚れた自民党国会議員が跳梁跋扈する今の安倍政権の呆れた実態!
(民主党国会議員も維新の党にも一部いるから呆れます。日本政治は病んで、腐っております(怒))


「砂川判決」の闇の実態さえも分かってないのか、こんな判例を持ち出して安保法案の正当性を訴える高村の浅はか!

理論に整合性がまるで無い。
この高村も黒い右翼の闇組織「日本会議」のメンバーでございます(怒)

貴方の親分の竹下亘氏も、黒い右翼の闇組織「日本会議」の一員でございます。

まぁ個人が何を思おうと、それは自由。だがしかし情けなや!

TPP反対と島根県民に訴えて選挙に挑み、当選!

閣僚になるやいなや、今度はTPP賛成だそうでございます。あのご尽(呆)

当然、立憲主義無視の安保法案(戦争法案)は賛成推進!(怒)

更には、弱肉強食の新自由主義の旗振り役の一人!(怒)

何ゆえ我々地方に住む、力無き国民の首を絞める、こんな議員を、県民は必死で応援するのか?

理解に苦しむのは私だけなのでございましょうか?

卑怯者の話ならまだまだございます。少し長くなりまが、

さてさて、あの消費税増税は、いったいなんだったのでございましょう?

増税分は、福祉政策に回る予定ではなかったのか?

世界に向かって、ほとんど成果の無い安倍の外遊で、優に50兆円以上の金をバラマキ。

国内においては国民生活無視の病床数削減!
福祉予算の削減!

一機200億円もするオスプレイの大量購入!

アベノミクスなど、とうに破綻!日本は、デフレからの脱却など一切しておりません!

なにがインフレターゲットでございましょうや(怒)、
今や日本の「円」の力は世界の上位50位にも入らなくなり消滅寸前!

国民所得は24カ月連続のマイナス!

そこに円安による物価高が我々の生活を直撃!

更に10%に消費税を上げると言うのですから、恐れいって、恐怖すら感じます。

「足らなかったら、飼っている国民から採ればよい」と、本当に思っているのでございましょう我が国の権力者達は!

同じく「日本会議」に所属する稲田智美政調会長などは、「プライマリーバランスの黒字化をしておかないと、金利上昇により財政破綻を招く」などと、経済のイロハも分からぬ、馬鹿丸出しの狂気の発言!高村、竹下と共になんでこんな奴が国会議員なのか?


その上、労働者派遣法案の改悪(怒)

今の子供を持つ親は、「最早我が子は、社会人になったとき、正社員になるのは不可能なのか」と不安が先立つと言います。

残念だがそうなります。

又、二十代の若者は、その多くが「最早我が親の収入を追い越すのは不可能」
と、諦めている現実があるのでございます。

それも現実です。


我々国民が必死に貯めた年金の杜撰な管理たるや!
(だれも責任をとらず、ご免なさいと頭を下げてチャンチャン(怒)ご免なさいで済めば警察は要らないの話!

その年金を、株式市場の鉄火場で博打を打つ愚かさ!
「GPIFの株式市場参加は、池でのたうち回る鯨」と我が師は揶揄します。
株価と言うのは、企業業績が伴って上がるのが本来の姿!

この、業績など関係無い、国民騙しの無理矢理の官製相場は、早晩には必ず崩壊いたします。(もって後二年!)

その時、いったい誰が責任をとるのでございましょう?

と言いますか、株GPIFが、株式投資に失敗して、積み立てた年金に棄損が発生したら、我々の年金にそのままシフト(即ち減額)する様になっているのでございます。(怒)
卑怯者、裏切り行為は以上挙げたのはその一部!
自民党政権はまだまだやっております。

原発、沖縄政策は残虐と言っても、過言ではございません。

集団的自衛権の意味さえ分からぬ市民が、目先の欲に目が眩んでか、何も知らずか分かりませんが、愚かにも自民党万歳などと言っているのでございましょうが!

地方議員がもっと貴方の様に声を上げて、是々非々で啓蒙をするべきなのでございます!

もっとも、私も消費税増税の折、意見を述べに議会に赴きましたが、市会議員のレベルがあれでは、どうにもなりません!
何を検討したかは知りませんが、私の意見はあっさりと却下されましたが、結局、現状の日本経済は、私が指摘した通りじゃございませんか!地方はもっと酷い!

貴殿方、市会議員のレベルは低すぎます!

議員がとは申しませんが、総じて低すぎます!

さて、最後は戦争法案でございます(呆)

アメリカは今、オバマやケリーが必死でネオコンを押さえて戦争を回避しております。

中国習主席もアメリカネオコンと組み日中戦争の仕掛人の周永康を、無期懲役の刑を課して失脚させました。

よって現状は、取り敢えずは戦争の危機は遠退いております。(アメリカ軍産複合体(ネオコン)は、地団駄を踏んで悔しがっていると漏れ伝わります)

がしかし、もしヒラリー・クリントンが次期米大統領に就任したら、悪魔のヒラリーは確実に戦争を起こします!必ずです!

その時、今の安保法案を日本が成立させていたら、日本は絶対の絶対の絶対に、戦争に巻き込まれるのです!

その意味でも正に、今の国会の安全補償法案をめぐる論議は、「日本の危機」「土壇場」にあると言えるのでございます。

本当に、「凄い危機」なのでございます。

何も知らない国民、市民は全然危機意識さえもっておりません。知らぬが仏か、まるで他人事!

考えてみれば分かる事!
この法案を作る国会議員は誰一人として戦地には行かないのでございます!

戦争が起きて、実際に戦地行って、手足をもがれ血を流すのは、権力も持たない、真面目に暮らす、我々の孫や子なのでございます!

絶対に行かせてはなりません!

戦争など馬鹿の極み!愚の骨頂!狂気の沙汰!

ましてや、安倍も竹下も現国会議員の全員、当然私も議員も、戦争など経験した事のない輩なのでございます。

その輩が、自分が行くならいざ知らず、自分は思う存分平和を享受して来て、いざとなったら、「子や孫に戦争に行け!」と机に座って言うのですから、厚顔無恥!正に狂気!
喜ぶのは、アメリカの軍産複合体、日本の財閥!三井、三菱、住友位のもの!

「日本会議」など愚かの極みの闇の右翼集団!

今の自民党政権の実態は、小選挙区のトリックに助けられ、僅か国民の17%の支持で、国会の過半数が転がり込んだだけの政権だ!
と、言う事に対して、

今少し謙虚に、襟を正し、国政に臨まなくてはならないと思うは私だけでございましょうか?

あの安倍の正気を失ったとしか思えない「党首討論」はなんなのでございましょう!(怒)幼稚園じゃあるまいし(怒)


聞け!高齢をおして、車椅子で平和集会に挑み、心から悲痛の声を、「戦争をおこしてはならぬ!安倍内閣の安保法案はマヤカシだ!」と叫ぶ瀬戸内寂聴の声を!でございます。

私のところにも、「地方議員は、今の自民党のやり方に、是々非々で何故抗議の声を上げないのでしょう?心ある自民党議員はいないのか?」と何人も人が言ってこられています。

その声に対して、「まぁ自民党国会議員では村上誠一郎衆議院議員くらいですね気骨のある筋の通った政治家は

地方議員がどんな動きをするかは、暫く静観で行きましょう。彼らは中央集権制度と政党政治の理想と現実の間で思いなやんでいると思います。だか経世在民に心ある政治家なら必ず気がつくと思います。」と言っておるのでございますが。

促されて動き、発言するのではなく、地方議員といえども政治家としての矜持をもって訴える覚悟と、心構えに期待しているのでございます。

安保法案など支持する政治家は、絶対に許してはならないのでございます。

少なくとも私は、許しません!絶対の絶対にゆるしません!支持する人もゆるしません!

三浦議員よくぞ言われました!

心からその発言に敬意を表します。

今の自民党政権の政策運営は、卑怯を通り越して、例える言葉さえございません。

選出したのは、我々国民!
正に哀れ!


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