月初めに投稿して以来の更新です。
5月はブログの更新をサボってしまい反省です。皆様から冷笑されないようにしなければなりません。
農作業も落ち着き、6月に向け精力的に発信したいと思います。
さて、大阪市議会のドタバタ劇・迷走ぶりにはガッカリしました。
橋下徹市長の一連の言動により市政を混乱させたとして、首長の資質に対し問責決議案を上程しました。
ここでは橋下市長の発言に関しては言及しません。文章が長くなりますから。
それよりも大阪市議会の中途半端な議会運営や浅はかさに同じ地方議員として腹が立ちます。
地方議会では、首長に対し責任を問う旨を意思表示する議決として、この「問責議決」と「不信任議決」が許されています。
「問責」は、法的拘束力をもたないものの単純過半数によって可決できることから、首長の施政に対する糾弾のために行われるものです。
一方、「不信任」は、地方自治法第178条の規定により、議員数の3分の2以上が出席し、本会議において4分の3以上の賛成により成立するという厳しい要件が課せられています。さらに、決議後、首長は、10日以内に議会を解散することができ、解散しなければ10日が経過した時点で失職するもので、また、議会を解散した場合において、選挙後に開かれた議会で再び不信任決議案が提出された場合は出席議員の過半数の賛成で成立し、首長は議長から通知があった日において失職するという流れになります。
つまり大阪市議会の野党は、「不信任案」を橋下市長に突き付けても成立する見込みがないと判断し、「問責案」で議会の存在を示そうと頑張ってみたものの、公明党の裏切りで何もかも失敗し、市民から冷笑されることになりました。
なお、大阪市議会では「維新の会」と「公明党」がこれまで協力体制にあり国政とは異なる「ねじれ」状態とのことでしたが、橋下市長の一連の発言から「公明党」が夏の参院選を見越して距離を置こうとしていたようです。
次回は、各会派の思惑を分析してみたいと思います。
5月はブログの更新をサボってしまい反省です。皆様から冷笑されないようにしなければなりません。
農作業も落ち着き、6月に向け精力的に発信したいと思います。
さて、大阪市議会のドタバタ劇・迷走ぶりにはガッカリしました。
橋下徹市長の一連の言動により市政を混乱させたとして、首長の資質に対し問責決議案を上程しました。
ここでは橋下市長の発言に関しては言及しません。文章が長くなりますから。
それよりも大阪市議会の中途半端な議会運営や浅はかさに同じ地方議員として腹が立ちます。
地方議会では、首長に対し責任を問う旨を意思表示する議決として、この「問責議決」と「不信任議決」が許されています。
「問責」は、法的拘束力をもたないものの単純過半数によって可決できることから、首長の施政に対する糾弾のために行われるものです。
一方、「不信任」は、地方自治法第178条の規定により、議員数の3分の2以上が出席し、本会議において4分の3以上の賛成により成立するという厳しい要件が課せられています。さらに、決議後、首長は、10日以内に議会を解散することができ、解散しなければ10日が経過した時点で失職するもので、また、議会を解散した場合において、選挙後に開かれた議会で再び不信任決議案が提出された場合は出席議員の過半数の賛成で成立し、首長は議長から通知があった日において失職するという流れになります。
つまり大阪市議会の野党は、「不信任案」を橋下市長に突き付けても成立する見込みがないと判断し、「問責案」で議会の存在を示そうと頑張ってみたものの、公明党の裏切りで何もかも失敗し、市民から冷笑されることになりました。
なお、大阪市議会では「維新の会」と「公明党」がこれまで協力体制にあり国政とは異なる「ねじれ」状態とのことでしたが、橋下市長の一連の発言から「公明党」が夏の参院選を見越して距離を置こうとしていたようです。
次回は、各会派の思惑を分析してみたいと思います。