言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

卒業証書

2009年02月28日 | Weblog
 明日からいよいよ3月です。卒業式シーズンがやってきます。

 さて、昨日の島根県議会一般質問で取り上げられた話は、島根県立安来高校が今年一月、すべての三年生の保護者に対し、授業料やPTA会費を滞納すれば卒業証書を渡さないとする通知文を出していたというものです。早速、県教育委員会が県立高校四十四校を調べたところ、過去に他の七校でも口頭や書面で同様の対応を取っていたことが判明。溝口知事は「保護者の気持ちへの配慮に欠け、県の文書として不適切だった。今後は一層細やかに個別の事情を考慮しながら、授業料の徴収を進めたい」と答弁したらしい。

 現在、日本中いや世界中を覆い包んでいる経済不況はもちろん認識しているつもりですが、授業料に限らず本来納めたり支払うべきものから逃れることを許していいものでしょうか。もちろん理由はいろいろあるでしょうし、支払う意思がある方は除き、悪質な未納者・滞納者はもっと厳しく対処すべきと思います。確定申告の時期でもありますが、私を含め多くの方々が楽な生活はしていませんし、そんななかでも義務は義務として行っています。真面目に生きている人が損をする世の中だけはつくってはいけないと考えます。
 さて、知事の答弁で「保護者の気持ち・・・」とありましたが、それは違うと思います。子どもの授業料を支払うのは当たり前。むしろ、卒業証書を渡さなかった子どもの気持ちが一番ではなかったでしょうか。





 
 

大田市政を語る会

2009年02月26日 | Weblog
 昨夜、市長さんの市政報告会があり市内各地から大勢の方が集まられました。
 今年の10月には任期を迎えられるということで来期への出馬宣言をされるかと思われましたが、「新年度予算を審議する3月議会を目前に、今はとにかく任期満了まで自分のマニフェストを全力で頑張るしかない。」とのことで、3月議会の施政方針に対する一般質問の答弁まで持ち越しとなりました。
 
 たくさんの来賓挨拶の中、いろいろな発言があり、後援会の皆さまの心中はハラハラ・ドキドキではなかったのではないでしょうか。
 国政においても、閣僚・党幹部による発言がクローズアップされていますが、言葉は「生き物」ということを痛感いたしました。

大田市立病院改革プラン

2009年02月24日 | Weblog
 公立病院改革プランは、財政健全化法との絡みで総務省が公立病院改革ガイドラインを示し、公立病院を抱える自治体に対し、経営指標に関する数値目標を設定した改革プランを策定するよう促したもので、法的拘束力はありません。つまり、全ては財政健全化法によって自治体はプラン策定を迫られたということです。
 
 さて、「改革プラン」の策定にあたり、まず取り組むべき事項は、当該病院の役割の定義と、そこから導かれる一般会計の負担の考え方を明確にすることであるのですが、大田市の問題は一般会計の負担についてあると思います。そもそも地方の公立病院が健全経営なんてできると思うことが間違いであり、都市部で民間の総合病院が充実している地域とは同じになりません。総務省のターゲットは、そういった都市部の赤字公立病院であり、地方のしかも医療過疎地の公立病院がターゲットではないはずです。根本的にそこから間違っているとしか言いようがありません。 
 あくまでも個人的な考えですが、大田市立病院に対しては何が何でも一般会計を注ぎ込まなければならず、決して放漫経営を許すわけではないですが、地方である限りある程度の赤字は仕方ないと思うべきではないでしょうか。医療が充実していない地域に人は住みません。この地域に必要な医療を確保するために自治体が心血を注ぐのは責務と考えます。ましてや市民も安心した病院に対してならば財政負担を否定する人は皆無と思われます。収支ばかりに囚われず、あるべき地域医療を市民一体となって維持することが必要ではないでしょうか。
 
 









近況報告

2009年02月23日 | Weblog
先週の18日・水曜日からブログを怠けてしまいました。久々の更新です。

 19日・木曜日は、自民党島根県連青年局会議があり、各種団体(商工関係、農業関係、漁協関係、林業関係、看護関係、建設関係等々)の青年層組織の方々との意見交換をしました。現在の厳しい経済環境下、それぞれ業界の要望を聞きながら市町村、県、国それぞれの取り組みによって解決していかなければならない課題をいただきました。

 20日は、全員協議会があり、①大田市人権推進計画について②大田市立病院改革プランについて③市内小中学校の耐震化優先度調査の結果についての3点について説明がありました。
 ②については、新聞報道にありましたように4月から産婦人科医師の増員による出産制限回避という嬉しい報告を聞きました。病院改革プランについては後日詳しく書きたいと思います。
 ③については、校舎並びに体育館の耐震化の優先度調査の結果、久手小学校体育館、大田一中校舎と体育館、温泉津中学校校舎、仁摩中学校校舎は高いという報告でした。学校耐震化については、緊急避難場所という機能も兼ね備えているため早期に取り組むようお願いするところです。できることならば大田市学校再編計画も根本的に見直し、耐震化も考えながら学校統合を考えるべきではないでしょうか。

 週末は、先輩議員さんといろいろな分野にわたってじっくり意見交換をさせていただきました。お茶を飲みながらの4時間でした(周りのお客さんがいなくなっていました)。




学社連携・融合連絡会

2009年02月18日 | Weblog
 昨日、表題の第二回目の会議があり「かわい寺子屋」の運営委員長として出席しました。
 この会は、市内各地で放課後児童クラブを運営していらっしゃる方やふるさと教育を積極的に推進している公民館などの団体が集まり、活動情報を共有し相互理解を深め、子ども支援の現状と課題を把握し解決策を探ることを目的としています。
 「かわい寺子屋」の本年度の活動状況と次年度に向けた課題を報告しましたが、その中で「この事業は、子どもの安全な居場所づくりと保護者に対する子育て支援はもとより、地域ボランティアさん特に高齢者の生きがいづくりや世代間交流、また地域の若者定住を促進することも視野に入れたものになっている」と発表させていただきました。来年度も生涯学習課をはじめ各課のご協力をいただきながら発展させていきたいと思っています。
 さらに、意見交換の場で、教員免許や保育士資格をもっていらっしゃる方々の人材バンクを行政が窓口となって設置していただくよう提案させていただきました。

みまもりたい看板設置

2009年02月17日 | Weblog
 一昨日「かわいみまもりたい」の啓発看板が川合小学校の入口に設置され、町内の老人クラブ、自治会長、小学校の児童など多数お集りいただき除幕式が行われました。看板は赤い羽根共同募金の事業として大田市社会福祉協議会より寄贈していただきました。
 川合町は「安心・安全なまちづくり」をスローガンに町内の各種団体が「みまもりたい」に参加し、高齢者の安全や子どもたちの安全に寄与していただいております。この活動は、市内のモデル的事業であり、いろいろな表彰もいただいております。今後も町民のご協力によりこの活動が継続していくよう願っています。
 

講演

2009年02月14日 | Weblog
 昨日、ミックの宮脇社長の講演会がありました。毎年参加させていただき、世界の経済状況から地域経済まで、社会情勢など広い分野にわたって分析されたお話を聞かせていただいています。我々は、どうしても日常生活と世界の経済状況は程遠いものだと考えがちですが、今や日本はグローバル経済の真っただ中にいて無関係ではいられないと再確認しました。特に現在の不況はあと1年半くらい続くと予測され、過去の不況のように嵐が過ぎるのをじっとして待っているような環境ではないと明言されていました。ピンチをチャンスに変えることこそ生き残る手段だそうです。
 さて、理屈(頭)では解っていてもなかなか実行できないのが人であり、特に石見人は奥手というか慎重というか・・・勇気ある前進や変化を嫌がります。地域の衰退もこういった石見人(大田人)気質に起因しているところもあるでしょう。変化を恐れず前進できる若者に地域を託す時期ではないでしょうか。私自身も、託されるような人材に成長しなければなりません。

2月臨時議会

2009年02月13日 | Weblog
昨日、全員協議会と臨時議会が開かれました。

 午前中の全員協議会の議題は、
①緊急経済対策について
②まちづくりセンターについて
③石見銀山の落石について
でした。①は午後からの本会議で審議する内容を事前に説明がありました。②については4月から新しく生まれ変わる7つのブロック公民館、町づくり支援センター、そして各地区の公民館が「まちづくりセンター」となり、より一層住民の協働によるまちづくりを推進することになります。そのための地区への交付金などあり、積極的にまちづくりに取り組まれる地域ほど予算配分されることになると思われます。

 午後からの本会議においては、総額13億2300万円余りの補正予算について審議しました。主なものは、
※定額給付金6億8000万円余り、
※資金繰り円滑化支援緊急資金信用保証料補助4300万円余り
※地域商工業活性化事業(プレミアム付商品券、リフォーム補助)5200万円
※道路維持事業1億円
※子育て応援特別手当1億9200万円
です。詳しくは大田市HPの平成20年度2月補正予算の概要をご覧ください。

プレミアム付商品券について、石田議員が「大田市らしいプレミアムを考えるべきで、世界遺産センターの入場券はいかがか?」と提案されましたが、担当部長は「今のところ考えはない」との答弁でした。部内で検討ぐらいしてもいいのではないでしょうか。

 それから、そもそも13億からの補正予算を委員会付託もせず、直前の全協説明だけで終わらせ、本会議に上程し採決するのはいかがなものでしょうか。議会の機能を十分に生かし市政運営できる、市民の代表として審議することが我々の責務ではないでしょうか。一言も発言されなかった方は内容を十二分に理解されているとは思いますが、議会においては「雄弁は金、沈黙は銀」と考えてみてはどうでしょう。





市政報告会

2009年02月09日 | Weblog
 同僚議員の市政報告会に前座を務める予定になっていました。ところが当の本人さんが報告会前日に事故をされ入院されたため、私一人で報告会をしてほしいと言われ、急遽ピンチヒッターで市政報告をしてきました。日頃から後援会の方とお付き合いさせていただいておりますし、昨年も前座を務めさせていただいていましたので何とか無事に終了しました。
 財政問題から始まり、市立病院の医師不足問題や子育て支援などの医療・福祉、学校再編問題などの教育関係、ケーブルテレビや新不燃物処理場建設など最近の話題まで広く市政全般にわたっての内容でした。皆さん真剣に聞いていただき、質問もいろいろとしていただき、私の方が勉強になりました。八日市自治会の皆様ありがとうございました。

 とにかく、早く治して帰って来てください。待っていますよ。

節分祭

2009年02月03日 | Weblog
 近所の石見一宮・物部神社で節分祭の豆まきがありました。恒例の行事で毎年、壇上から豆まきをさせていただいておりますが、本年は年男ということもあり、例年よりはりきって鬼を追い払い、福を呼び寄せました(笑)川合小学校の1、2年生や遠くこばと保育園の子どもたちも駆けつけ賑やかでした。
 皆様にも福が来ますように・・・鬼は外!福は内!